1月19日。晴れ。
『ゆきんこガラス工房』のガラス作品を入荷したのでお知らせします。
まずはガラスの器から。
花器にもなりますし、キャンドルベースにもなります。
眺めていてるだけでもうっとりします。
赤い色と、うっすらと緑色が散りばめられています。
この器は、最後の[大同楽座楽市]で見かけて一目惚れしたものです。
作家のゆきんこさんは、時々『サンドブラスト』という手法を使います。
普通は透明でツルツルしたガラスの表面ですが、そこに細かい砂を吹き付けることによって、磨りガラスのような、少しだけザラザラした感触になり、見た目も霞がかったようになります。
砂を吹き付ける時に、テープなどであらかじめ目止めしておくと、その部分が後でツルツルした元のガラスの模様になります。
また、(言葉で伝えるのが難しく、また、写真でも伝えるのが難しいのですが…)この器は二重構造になっていて、角度を変えて色んな視点で見てみると、ころころと表情を変える、万華鏡のような不思議な器なのです。
朝日にかざしてみました。
まるで炎を手にしているようでした。
次はネックレスの紹介を。
これも[大同楽座楽市]で見て、一目惚れしたものです。
ただのグリーンのガラスのトップではありません。
よく見てみると、グラデーションになっています。
これは色の違うガラスを重ねて一つにしてあるというとても凝ったものです。
器もネックレスもそうですが、ゆきんこさんのガラスの作品には、『精霊』や『妖精』が宿っているような感じがしませんか?
それはきっと『炎』とか『雪』や『氷』や『空気』や『海』、『空』、『山』のような、けっしてその形を留めておくことができない、手に触れ得ない『自然』や『自然現象』が形になっているからだと思うのです。
(自然や自然現象には昔から精霊や妖精が宿っているものという物語が数多くあるので、そこからイメージされるのだと思います)