今日の尾鷲は一日中雨でした。
こんな天候でも足を運んでくれるお客様に感謝です。
今日は先に写真を。
写真は[キウイのタルト]です。
キウイを焼く、というのは意外な発想ですが、これがけっこう美味しいんです。
こうばしいアーモンドクリームと酸味のあるキウイの食い合わせがなんともいえません。
かつて私の友人で、「新しい場所に来たら(引っ越したら)まずその町にあるカフェを調べることから始まる」と言った人がいました。
けっこうそういう人、多いかもしれません。
その町で生活していくのに、その町には何があるのかを調べるのは当然のことですし、人によって「何があるのか」の「何」の優先順位は違ってくると思います。
例えば持病を持っている人はその町にある病院を調べるでしょうし、釣りが趣味の人は釣りができるスポットを調べるでしょう。映画が好きな人は、映画館の有無やレンタルビデオショップの場所を調べるでしょうし、本が好きな人は図書館を調べるでしょう。
中には「その町にはどこにどんなカフェがあるのか」が優先順位の上位になる人もいます。
(私の友人のように)
[スケール]は『尾鷲 カフェ』で検索すると上位に表示されます。
多分ブログの更新率と閲覧者数に関係があるとは思いますが、この情報を頼りに[スケール]の存在を知った、というお客様もたくさんいます。
[スケール]はカフェとして、『その町に来たらまずカフェを調べる』という人の『カフェに対する期待』を裏切らないカフェでなければならない、という命題を頭の片隅に置いています。
この夏、友人の一人である新聞記者が人事異動で尾鷲を離れます。
その記者は、[スケール]を通して知り合いになりましたが、平日のお昼は毎日(と言っていいほどに)[スケール]でランチを食べてくれました。
その記者とは都合3年の付き合いになりますが、こちらから尾鷲に関する話題を提供したり、逆に今尾鷲で起こっていることについて教えてもらったりと、[スケール]が情報交換の場になっていました。
その記者にとって[スケール]というカフェはまさに“拠点”のような存在だったと思いますが、次の転勤先でも同じように“拠点”となるカフェに出会えることを祈っています。
そして逆にまた[スケール]がまた別の誰かの“拠点”になり、新たな出会いに繋がっていけばいいなあ、と思っています。
3年間お疲れさまでした。
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