毎週1回、尾鷲高校美術部員による1作品だけの、逸品作品展示[いっぴんミュゼ]。
新しい作品が展示されましたので紹介します。
作品名:桜
作者:樋口珠美
展示期間:2012年6月20日〜6月26日
この作品は鉛筆を使って描かれています。
画像ではわかりにくいかもしれませんが、ただのモノクロ画ではなく、実際は光沢を帯びた黒色です。
鉛筆特有の鉛の光沢ですね。
鉛筆の濃淡を使って立体的に表現しています。
とっても上手です。
美術、芸術、アート……色々な言い方をしますが、それぞれ、何を表現するかも色々です。
現実には無いものを描く人もいれば、目の前のものを写実的に描く人もいます。
立体的に表現しようとする者もいれば、音楽を使って表現する者もいます。
ダンスを使って表現する人もいれば、映像を使って表現する人もいます。
人に見てもらうために表現する人もいれば、自分の表現方法がたまたま絵画だった、という人もいると思います。(それが詩であったり陶芸であったり刺繍でったりする人もいます)
私は今まで学校の美術の授業などで絵を描いたりしたことがありますが、そんな時、いかに与えられたテーマに忠実か、というよりも、自分の中で、「なんだか面白いことになりそう」というアイデアが出るまで、全然描けない生徒でした。(一度決まると集中して作ることができるのですが)
それは今でもそうかもしれません。
「なんだか面白いことになりそう」と思ったときにしか集中的・衝動的に動けませんし、一度動き出すとけっこうのめり込んで没頭してしまいます。
今週のいっぴんミュゼとは関係無い話に発展してしまいそうなので、この辺でやめておきます。
次回は、私が受けて来た美術の授業のことについて書きたいと思います。
[いっぴんミュゼ]、高校生、とても頑張っておりますので、感想用紙にコメントや激励のメッセージなど、よろしくお願いします。
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