今日の尾鷲地方は晴れ。
先日、雑誌[BRUTUS]のコーヒー特集を読んでいました。
あまり代わり映えしないようなコーヒー。もうずっと飲み継がれているコーヒー。
しかし、コーヒーを巡る世界は、業界は、めまぐるしく変化しているようです。
もうずっと前の話ですが、[コーヒープレス]という、紅茶をいれるポットのようなものでコーヒーをいれる、ということにびっくりした覚えがあります。(文章では説明しにくいので、気になる方は[コーヒープレス]で検索してみてください)
ネルドリップが一番美味しい、と教えられた私にとって、[コーヒープレス]のようないれ方で美味しいコーヒーがいれられる、ということをうまく想像できませんでした。
でも色々な人が『美味しいコーヒー豆なら、このいれ方が一番美味しい』と言ってるのを知って、そうなのか〜、なんて思いました。
実際飲んだことがありませんが、確かに、『美味しい豆なら』という条件であれば、ただプレスするだけのいれ方は、美味しいのかもしれません。
[BRUTUS]では、[コーヒープレス]の進化型の、[エアロプレス]という抽出法を紹介していました。文章で説明するのは難しいので割愛しますが(気になる方は[エアロプレス]で検索してみてください)、雑誌でも紹介していましたが、[エアロプレス]も[コーヒープレス]と同じく、『豆を選ぶ』いれ方のようです。
しかし大手のコーヒーメーカーでも[エアロプレス]を推奨したり、実店舗で[エアロプレス]を導入しているところを見ると、これも美味しい抽出法なのでしょう。
一度、飲んでみたいです。
(私、器具を買うのも好きなので、[エアロプレス]も買ってみたいです)
それと、もう一つ、雑誌を読んでいて衝撃的なことが一つ。
それは『ドリップ中の豆をかき混ぜる』ということ。
サイフォン式のコーヒーは、よくかき混ぜている姿を目にしますが、ペーパードリップ、ネルドリップでかき混ぜる姿は見たことがありません。
でも[BRUTUS]では、浅煎りでふくらみの悪い豆の場合はかき混ぜるのが良い、と紹介していました。う〜ん、何事も実験、実践だなあ…。
[珈琲時間](@大誠社)の秋号は、『珈琲とベーカリー』の特集でした。
その中でも、浅煎り、中煎り、深煎りのコーヒーとどんなパンが合うのかを検証していました。
(最終的にはチャートまで!)
結論としては、酸味のあるケーキャやパンには酸味のあるコーヒーを、チョコレートやあんなどのこってりしたものには、コクのある深煎りのコーヒーを、ということでした。
相反する味はあまりおすすめできない、とのことでした。
確かにそうかもしれませんね。
[BRUTUS]や[Cafe Sweets]はコーヒー特集が面白くて([珈琲時間]は毎回コーヒー特集ですが、もちろん)、最新のトレンドがよくわかるので重宝しています…。
写真は[illy]社のエスプレッソマシンと、そのマシンでいれた[エスプレッソコーヒー]。
私、コーヒーはブラックで飲めないのですが、この[エスプレッソ]はブラックで飲みます。
『[エスプレッソ]は濃い』というイメージがありますが、このマシンでいれた[エスプレッソコーヒー]は濃いのが極まって、逆にスッキリとしていて、澄んだ味がします。
私がブラックコーヒーを飲む時に感じる、『口から喉にかけてのコーヒーの通りにくさ』が無くて、グッと飲めます。
ブラックが苦手、という人にもぜひ試して欲しい味です。
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