「まちゼミ」(正式名称は得する街のゼミナール)とは、お店の人が講師となって、専門知識やプロならではのコツを無料で提供する少人数制のゼミです。
この「まちゼミ」は、お店の特徴や店主のこだわりや人柄を知ってもらい、消費者と信頼関係を築くことを目的としています。商店街振興施策の「三種の神器:まちゼミ・まちバル・百円商店街」の1つとして全国的に注目を集めている取り組みです。
尾鷲市では、市内64事業所で構成する「尾鷲よいとこスタンプ会」が主催し、うち12店舗、18講座が開講します! 受講料は原則無料(内容によっては材料費がかかる場合があります)。お申し込みは直接各店にお願いします。
とのことです。
とても面白い取り組みですね!
その気になる内容はというと、生活に密着した、身近に役に立つような内容です。
ひとつの事業所で、個々にやるのではなく、かと言って、一斉にみんなで一つのイベントを興行するわけでもない。
個々に、一つのくくりの中で、個々の得意分野を活かして無理無く参加する。
市HPの文中にある『まちバル』もまた、『まちバル』という大きなくくりの中で、個々の店が参加していく形態のイベントです。
こういう取り組みの方が、長続きするのかな、と思います。
1カ所に人を集めよう、というのではなく、個々に好きな会場やブースに行って楽しむ…。
そうすると人の流れができますからね。
なにより、『まち中に人を呼び込もう』という創意工夫があっていいな、と思います。
努力したり、工夫しないと何も始まりませんし、流れも生みませんものね。
スケールはそういう点において、『まち中』という立地の条件からは外れてしまうような場所にありますが、それでも『まち中』に人を呼びたい、まち中に人の流れを作りたい、まち中のお店同士が見えない形でも繋がっていきたい、と想っています。
カフェでレンタサイクルを始めたことや、自転車で行けるマップを作ったのも、私なりに、まちの中に人の流れを作りたい、繋がっていきたい、という思いからです…。
微力ながら(しかもかなりの間接的ですが)、私もまち中の活性化に協力できたらなあ、と想っています。
.