今日の尾鷲地方は晴れのちくもり。
自然の多い東紀州地域では、今の時期、蛍が見れます。
わたしも数年前、[三木里地区]に蛍を見に行ったことがありますが、“光が宙を舞う”というのはとても幻想的なものです。
光のリズムは自然のリズム。
いつまでも見入ってしまいます。
昔の人が月や蛍の光を楽しみ、詩を詠む、という気持ちが理解できます。
この地方で体験できる貴重な体験です。
貴重な体験と言えば、梅雨明けからお盆にかけて、祖母の庭では貴重な体験ができます。
それは[セミの羽化]です。
祖母の庭にあるみかんの木では1日に何十匹とセミが羽化しています。
セミは日が昇る前に完全に羽化するようです。
日が昇ってしまうとまだ開ききっていない羽が日光でダメになってしまうのと、明るいうちにまだ飛べない状態だと鳥に食べられてしまうからです。
ですので、夜の8時くらいからもう土の中から出て、木に登っているようです。
そして夜中にはもう飛んでいくようです。
セミは年によって多い年と少ない年があるようですが、今年はどうなのかな?
また楽しみです。
(ちなみに上の写真は一昨年に撮影したものです)