三重県の南部、尾鷲市にあるカフェ、scale-158での日常をお伝えします
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ukulele club『Pu-ca』
未分類
PROFILE
cafe Scale

開業:2002年2月
形態:カフェ

営業時間 8:00〜19:00
定休日 水・木曜日
住所 三重県尾鷲市宮の上5-11
電話  0597−22−5258

掲載写真の無断使用はお断りします。
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終わる夏休み
今日の尾鷲地方は…降ったり止んだり。
昨日で8月も最後。今年の8月はなんだか台風や雨に祟られた印象のある夏になってしまいましたね。

昨日で夏休みも終わり、小中学生は今日から学校ですね。

昨日(日曜日)、スーパーで買い物をしていると、袴姿の弓道部の高校生の姿を見かけました。
休日も練習でしょうか。

私も高校時代は弓道部に属していたので、袴姿の高校生を見ると

「頑張れ〜、後輩!」

と思ってしまいます。

弓道部は私の青春でした。
そういえばそろそろ涼しくなってきたので、私もかなりサボっているランニングを再開したいと思います。


さて、夏が終わってしまうまでに紹介しておかなければならない写真を。

写真はうちの父が鉄で作ったカブトムシやクワガタムシです。

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孫のリクエストでひとつ作ってみたところ、「案外上手くいった」とのことで、その後図鑑を見て何種類か作っています。

孫は大喜びで、毎日これを触って遊んでいます。
鉄製なので、少々手荒に扱っても壊れることはありません。

これは個人的な感想ですが、父はこれまでも蝶やトンボなども製作していましたが、カブトムシやクワガタムシなどの、いわゆる「甲虫」と鉄の鈍い輝きは相性が良いように思います。

これまでになく、リアリティと渋さを持ったシリーズになっています。



さて(話は変わって)、一昨日は偶然に、中日新聞と南海日日(地元新聞)の2紙に、[木質バイオマス発電]に関する記事が掲載されていました。
中日新聞では、その需要が年々高まってきていることを紹介し、林業界にとって明るいニュースになるのでは、という内容で、南海日日の記事では、紀北町の海山区で行われた海山地区協議会の場にて、委員から町長に木質バイオマス発電に関する質疑があったことを取り上げています。

ちょうど(遅ればせながら)『里山資本主義』(@藻谷浩介)という本を読んでいたところなので、少しばかりの興味と期待を持って新聞を読んでみましたが、林業家や製材業者にとっては、不要木材の利用については追い風になっているものの、コスト面についてちゃんと採算がとれるかどうかを精査していかないとだめだ、という印象の内容でした。

海山区での協議会では、コストの問題について主に『売電によって得られるお金』と『間伐材やその運搬のコスト』をはかりをかけた場合によっての算出でした。
売電によって得られるお金は、結局は採算が合わないのではないか、ということです。

著書『里山資本主義』を批判する人の主張の中にも見られることですが、ヨーロッパでの木質バイオマス発電所は採算が合わず、経営がうまくいかず閉鎖されているところもあようです。

『里山資本主義』の中に出てくる、木質バイオマス発電の、日本での製材所の成功例は、西日本でもかなりの大手の製材所(っ従業員も200名という大所帯)で、自前で発電所を建設し、自社で出る木屑や廃材をそのまま直接炉に送り込み、自社の電気代を100%賄うというものでした。
(夜間の余分な電気は売電しているそうです)

著書によると、年間の自社の電気代と破棄物処理の為の支出がゼロ円になり、売電したお金を入れて換算すると、年間数億円のコストカットになる、というものでした。

ポイントは、『支出が減る』にという点でしょうか。
つまり、『売電すること』『それで黒字を出す』を主な目的にした場合は採算が合わない、ということで、長い目で見た場合の『コストカット』においては『条件付き』で有効である、ということです。

その『条件』とは、年間に木屑が膨大に出て、木質バイオマス発電設備を自社に併設出来、自社の廃棄木材を直接(運搬せずに)木質バイオマス発電に送り込むことが出来る場合、ということです。

つまり(『つまり』ばっかりですみません)、『コストカットのためのコストがかからない』ということが重要なのではないでしょうか。

著書に出てくる岡山県真庭市の製材業者の例は、従業員200名を超える大手の製材業者が、自社で出る木屑や廃棄物を利用することで成立しています(つまりその場で出た不要な物をその場で利用する、ということ)。

東紀州地区で同じことをしようとした場合、個々の製材業者や大工さん、林業家の山でそれぞれに出る間伐材や木屑を全て集めても、真庭市の製材業者の量には及ばないと思いますが、いかに効率的に、コストをかけずに集めるかが『コストをかけずにコストカット』するポイントだと思うのですが(と言っても素人考えなのですが)。

でもこのことは、今後の林業家や製材業の後継者問題や、『山に手を入れる』ことを考えるに、重要なことだと思います。


思い返せば、私が高校生の頃、尾鷲市民文化会館にて“ある人”の講演会を聞いたことがありました。
その人は林業家の方で、自社が所有する山や森の写真をスライドで見せていました。

余分な木を『間伐』することによって地上にまで光が差し込み、高い所には高い木が、低い所には低い植生が育つ、ということを語っていました。

広島県で起こっている土砂災害のニュースを機に多く取り上げられるようになりましたが、近年、山林の手入れが行き届かなくなり、余分に木々が密集してしまうことで地上に光が届かなくなり、地面に根を張る植物が育たなくなり、地面の密度や保水力が弱まったことによって、多くの雨が降ると土砂滑りが起こる、と言われています。

そういう、『間伐は大事だよ』『地上に光を入れる事は大事だよ』『山は人が入って手入れしないとダメだよ』ずっと前から当たり前のようにその林業家は言っていました。

その林業家は……その時は知らなかったのですが……速水林業の代表の速水享氏でした。



不要木材利用で売電という仕組みで電力を使わない社会のシステム作りは、素晴らしいことですが、社会全体、各家庭全世帯の電力の自給は目標が大き過ぎるのではないでしょうか。なんとなく『バイオエタノール』の精製のために多くの植物(トウモロコシ、サトウキビ)がそれに使われ、結果的に穀物の値段の高騰や森林破壊が進んでしまったという本末転倒な例を思い出してしまいます。

それよりも、本来なら捨てることにもお金がかかることを利用して『コストをかけずにコストカット』が出来る仕組みを作って、東紀州の林業家や製材業者さんが潤う仕組みを作って、林業、製材業の後継者が育つようになればいいな、と思います。

『里山資本主義』に、『若者の5人に1人は第一次産業に興味がある』と書いていました。
私はそれは本当かなあ?と思い(本当だったとしても農業か酪農をやってみたい、と希望しているだけで、林業と漁業は希望していないのではないかと思い、)、そのことを尾鷲物産の社長に聞いてみたところ、確かに30代、40代、50代〜で第一次産業の就業者数は減っているのですが、20代では全ての分野(農業、林業、漁業、酪農)において微増しているそうで、あながち嘘とも言えないそうです。

『Wood Job』などの映画の効果もあって、林業への若者の関心も高まりつつあるそうです。


余計なコストをかけずにコストカットを実現し、林業、製材業が継続していくような仕組みづくりが実現できればいいですね。

友人にも製材業を営んでいる人がいるので、木質バイオマス燃料により、なんとか諸経費だけでもコストカットできるよう、切に願っています。











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by scale-158 | 2014-09-01 14:00 | art & design | Comments(0)
スプーン考
今日の尾鷲地方は雨。
午前中はくもりでしたが、12時から雷が鳴り始め、雨がザーっと降り始めました。
台風が接近中です。不急不要な外出は控えるように、とテレビで言っておりましたので、カフェでおとなしくしています。


さて、[THE GLASS]というどストレートなネーミングのガラスのコップがあります。

私も実物を見て、手に取ったことがりますが、もうこれ以上ないくらいのシンプルなグラスです。
透明度も高く、薄さも理想的でした。

良く言えばシンプルデザインを追求した、悪く言えば何の特徴もないようなグラスで、どこをどうみても「ふつう」のグラスです。

装飾や柄がないので、逆にどんな飲み物を注いでも悪く見えないだろうし、他のどんな食器にも合うと思います。

好き嫌いはあると思いますが、もし「あまりモノを持たずに生活したい」と思っている人にとってはこのグラスはいいと思います。

ハブラシはあそこのがいい。
ハサミはあそこのがいい。
靴下はあそこのがいい。
お皿はあそこのがいい。

消耗品にしても一生ものにしても、もうあれこれ悩みたく無い、もう最低限それだけ持ってれば、最小限のモノで生活出来る、もしくは最小限のモノで生活したい、という人にとってはコップは[THE GLASS]をその選択肢の一つにいれてもいいかもしれません。

それくらいシンプルで何にでも合うし、「王道」であるし「スタンダード」であるし「ふつう」だと思います。
(最近ではそういうものを「生活工芸」とか言ったりします)


私も、それぞれ、グラスやお皿にこだわりはあるのですが、出来れば料理やその日の気分によって変えたいと思っているので、「このお皿さえあれば他は何も要らない」というような考えはあまりありません。
(せっかくのお店ですしね、器や盛りつけもまた、楽しみの一つですから)

あの料理にはこのお皿。
あのドリンクにはこのグラス。
あるいは、あの料理のあのお皿には、あの飲み物のあのグラス、みたいな。

個人宅ではそこまでの演出はしないまでも、お店なら、できるだけそういう演出が出来ればいいなあ、と思っています。


個人的に意外に難しいなあ、と思うのがスプーン。

スプーンって、例えばプリンやアイスクリームをすくって食べるための小さいスプーン、カレーとかシチューを食べる時の大きくてすくいやすいスプーン、コーヒーのミルクと砂糖をかき混ぜる時に使うスプーンなど、用途や大きさ、色や形、色々あります。

例えばコーヒーカップのスプーン。
形状や素材も様々ですが、カップそのものに合うスプーン合わないスプーンがあります。


例えば、[柳宗理]のスプーン。
これ、ブリュレとかアイスを食べるのにいいですし、カプチーノのカップにも合うので(泡をすくって食べる人もいますし)、このスプーンを付けます。

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あとはちょっとポップな柄のカップとか。

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エスプレッソのカップに付けるスプーンが意外に難しいです。
エスプレッソカップ自体が小さいカップとソーサーなので、スプーンがはみ出てしまうことが多いです。

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装飾の多いカップにはそれに合ったスプーンを。

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お気に入りの[4th market]のカップには神戸に行った時に買った木のスプーンを。

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『混ぜる』だけでいいので、ここまでくぼみやカーブは必要ないのですが。

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気に入ってかったこのスプーンは完全に『混ぜる用』で、『すくう用』ではありません。

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打ってたたい感じの、無骨な感じがお気に入りです。
このカップに合わせたりします。

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by scale-158 | 2014-07-09 15:00 | art & design | Comments(0)
お土産物のデザインを考える
今日の尾鷲地方はくもり時々雨。
ジメジメとした天気です。

先日、尾鷲中央公民館の図書室で、[地域発 ヒット商品のデザイン](@パイインターナショナル)という本を借りました。
(こういう本が図書館に置いてあるととても助かります。助かる?いや、嬉しいです。暇な時間とかにパラパラと見るのにちょうどいいです。かといって買うにはちょっとお高い本なので…。デザイン系とかアート系って、やっぱ高いよね…)

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日本各地のお土産物業界のヒット商品のパッケージデザインや商品コンセプトを紹介している本です。

解説には、ネーミングやキャラクターについて、どのような効果が望めるのか、その構造や商品そのものとの関連を解説していました。

この場合の『デザイン』とは、いわゆるビジュアル的なものだけではなく、その商品のコンセプトや、パッケージのデザイン、ネーミング、商品開発や、販売戦略までを包括的にとらえた意味でのデザインです。

箱の大きさや、商品の用途、持ち運びや運搬、保存期間、在庫管理、陳列方法など…

『お土産物』というものを(ビジュアル面だけではない)『デザイン』という部分から見つめ直し、ヒットの法則やロングセラーや定番化について考えるというものです。

詳しい内容についてや、この本そのものの魅力はさておくとして、お土産物業界にとって、ヒット商品を生み出し、それが地域のお土産として定番化することは、一つの目標であり、夢であると思います。

私は、いわゆるお土産物屋さんではありませんが、お土産物やお使いものに使えるものを作っています。

昨年、クッキーを買い上げの方の為の包装の紙袋に押すスタンプを作ったり、贈答用の箱に貼るシールをつくったりしましたが、もし、今後、本気で、自分が作っているものが『地域のお土産物の定番化』を目指すのであれば、まだまだ試行錯誤しなければならないことがあります。

例えば、web使っての通販。

もし本気でお土産ものを売ろうとするなら、これは必須でしょう。

例えば、ネーミング。
私が作っている焼き菓子は、例えば『チョコチップクッキー』とか『ヘーゼルナッツのビスコッティ』とかの名前を付けて売っていますが、それは『説明』であって、『ネーミング』ではありません。

『赤福餅』とか『平治煎餅』みたいな名前を付けられればいんでしょうけど、でもなかなかオリジナルのネーミングが出てこないのもまた事実ですし、売っている商品が一つではないので、一つ一つに名前を付けるのもひと苦労です。。

そうなると、今度は『キャラクター』というものが効果的なんじゃないかと思います。


去年、[直島]を旅行した時、岡山にホテルをとりました。
で、岡山駅で、地元のお友達に配るためにお土産を買うことにしました。

で、お土産売り場で一番見た目的に気に入った[ももたん]というお土産を買って帰って、お友達をカフェに呼んで渡しました。
その[ももたん]、[地域発 ヒット商品のデザイン]の方でも紹介されていました。

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岡山県は桃太郎のお話の発祥の地で、この[ももたん]は桃太郎がモチーフです。
桃太郎や、赤鬼、青鬼がキャラクターとなっていて、それぞれの味に合わせて、キャラクターを充てています。
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『フルーツパフェ味』なるもには、桃をかぶったももたん。
『バターミルク味』には、桃太郎になったももたん。
『黒蜜きなこ味』には、赤鬼になったももたん。
『みたらし味』には、青鬼になったももたん。

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と、言う風に、全ての商品の名前は[ももたん]に統一しておいて、一個一個に『ネーミングで差別化』するのではなくて、『キャラクターの色で差別化』してるんですよね。


ももたんみたいに、変幻自在なキャラクターで見た目で味を差別化できれば、いいですよね。
一つだけでなく、色んなキャラクターが小分けにして売られてると、全部集めたくもなったりしますしね。

現在では、岡山県だけでなく、色々なものを[ももたん]にしてしまう『にっぽんももたんプロジェクト』なるものがあるそうです。
(私が学生の時、個人的に[groovisions](グルーヴィジョンズ)というデザイングループが作った[チャッピー]という「着せ替えキャラ」がツボだったことがありますが、なんかちょっとそれに似ている気もします)



さて、だいぶ前の話なのですが…

尾鷲でお菓子のお土産で有名なものとしては、九鬼にある[虎巻き]か、尾鷲の福助堂さんで売っている[尾鷲節]が挙げられると思います。

名古屋で働く友達が、職場のお土産に、福助堂さんの[尾鷲節]を大量に買っていました。
私は冗談で友達に

「うちのクッキーをお土産に使ってよ」

と言ったら

「あんたとこのクッキーは美味しいけど、職場に持って行っても「尾鷲のお土産」としてわかりにくい」

と言われたことがあります。

確かに!

[尾鷲節]は美味しいですし、何せネーミングに「尾鷲」が入っていますから、一見してすぐに「尾鷲のお土産だな」ということがわかりますし、喜ばれると思います。

だから、お土産にしやすいんだな、と。
(一応、スケールで売るクッキーの贈答用の箱のシールや、紙袋に押すスタンプには、『cafe Scale』と『Owase』という文字が入っているのですが、横文字ではちょっと「尾鷲のお土産だよ」ていうアピールには弱いですよね。)

福助堂さんの尾鷲節は、長年築き上げてきたネームバリューやブランド価値が、お土産物として揺るぎない地位を確立しているのだと思います。

私が作っているクッキーが売れるスピードは、私一人が作るにはちょうどいいので(カフェの営業もあるし)、今のままでもいいのですが、ちょっとキャラクターを使ったお土産戦略なんかもしてみたいな、とも思います。


あと、もし考えうるお土産戦略があるとしたら……ものすごくベタですが……『ギフトセット』ですかね。
例えば、『スコーンとコンフィチュールのセット』とか『クッキーの詰め合わせ+紅茶の茶葉 or コーヒーの豆』とか。


[地域発 ヒット商品のデザイン]でも、こういうお土産物が紹介されていました。

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そうそう、こんな感じで商品を作っていきたいんだよなー、とか思ったりして。



[地域発 ヒット商品のデザイン]を見ていると、色々と刺激になって楽しいです。



さて、もし、自分でキャラクターを作るならどんなキャラクターがいいかな?
動物がモチーフかな。植物がモチーフかな。

幸い、尾鷲には公認のゆるキャラもいないことですし、個人的に非公認の尾鷲ゆるキャラを作って、お菓子のPRに活用してもいいかもしれません。
(シールとかを作って袋に貼る、とか)


ところで、紀北町には[きーほくん]という観光PRキャラクターがいます。


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私、この[きーほくん]、結構好きなんですよね。
ちなみに紀北町はゆるキャラだけでなく、[紀北戦隊アババイン]というご当地ヒーローもいます。

ちょっとうらやましいです。


ちなみに熊本県の[クマもん]は基本的に著作権フリーで、熊本県のPRになるなら、そのデザインを自由に使ってもOKなんだそうです。

例えば、尾鷲も(公認キャラでも非公認キャラでもいいんですけど)、PR用のキャラクターを作って、販促用にであれば著作権フリーにして、自由に使える、なんてどうでしょう?


どうでしょう?って言われても困るか。






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by scale-158 | 2014-06-24 16:39 | art & design | Comments(0)
グルスキー展とkiito
今日の尾鷲地方は晴れ。
気持ちの良い天気ですね。

4月の30日と5月の1日、お休みを利用して、大阪と神戸に行ってきました。

大阪は以前から行ってみたかった[アンドレアス・グルスキー]展に行ってきました。

まあ、作品のサイズそのものがデカいし、モチーフのダイナミックさも合わせて、とにかく圧倒的な力を感じる写真展でした。

『メッセージ性』や『社会風刺』等も感じることは出来ると思いますが、私は単純にそのビジュアルのかっこよさにしびれました。

展覧会のメインである作品、[カミオカンデ]、その写真の中に人物が映っていますが、もし私があの人なら、あの空間の中に『神的なもの』(もしくは『悪魔的なもの』)を感じたのではないかと思うような『規則的に並ぶ人工物』の、その無機質で、妖しく放つ光、ダイナミックさ、そして言い知れぬ“圧力”と神々しさでした。

『図録』では、『「写真のような絵画」あるいは「絵画のような写真」』『現代芸術としての写真』『抽象画との親和性』のキーワードでグルスキーの写真解説を行っていました。

確かに近年の取り組みである[バンコク]のシリーズは、まさに『現代芸術としての写真』のアプローチで、『抽象画との親和性』をよく表した作品だったと思います。

「いわゆる決定的瞬間ではない」というワードも出てきますが……確かにそうかもしれませんが……日常の中の非日常性を感じるその作品は、『日常の切り取り方』と『視覚的編集あるいは思考的編集』(←図録の解説より拝借)によって生まれるもので、作品中に感じられる、『日常の中に潜む神々しさ(恐々しさ)』とか『悪魔的な構図』を見る事ができるので、やはり「決定的瞬間」“のようなもの”を感じることが出来ると思います。
(作為的な編集が行われているので、いわゆる一般の『決定的瞬間』を写したものではありませんが)

見えている実風景の薄皮一枚隔てた裏側では、実はこんな顔を見せているのか、と思うと、ちょっとゾッとしたりもします。

最近好きな作家さん(詩人)の[穂村弘]さんは自身の著書の中で以下のように述べています 


世界のみえ方のギャップが埋めがたいのは、問題は単にその一事に留まらず、ひとりひとりの存在のあり方と関わっているからだ。みえなさの背後にはみえないことを支える実在の重みが張りついている。そして、私のみえ方よりも相手のみえなさの方が「重い」ということもあり得るのだ。 


と。

なんとなくその言葉を思い出し、グルスキーの『切り貼りの仕方』はもしかしたら、『みえなさの背後にはみえないことを支える実在の重みが張り付いている』という言説を写真で表現しているようにも思えます。

「彼にはどうしてこんな風景が見えるのだろう」ではなく、「どうして自分にはこういう風景が見えていないのだろう」ということを同時に表現しているようにも思えます。



『図録』で見る作品は、生で見るダイナミックさを感じることは到底無理ですが、買った図録はしばらくカフェのほうに置いてありますので、もし興味があればご覧下さい。

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その後は、神戸は三ノ宮まで車で乗せていってもらい、[kiito design & creative center KOBE]という所に行きました。

紡績工場だった所を改装した建物で、中にはワークショップ室やフリーペーパーを閲覧できる資料室、かつて稼働していた紡績の機械や道具の展示室、カフェなどが入居しています。


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以前に[リノベーションデザインの本]というムック本で見かけて、一度行ってみたい、と思っていたのです。

最近はこういう、リノベーションをして、そこに入居しているカフェに行くという旅行をしばらくしていなかったので、久しぶりにこういう雰囲気を堪能しました。










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by scale-158 | 2014-05-02 14:00 | art & design | Comments(0)
やあ暗闇、僕の旧友
今日の尾鷲地方は晴れ。

先日、三重県立美術館にて[大橋歩の想像力]展を見てきました。

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[大橋歩]さん、イラストレーター、デザイナーとして有名な方で、一番有名なお仕事は、[平凡パンチ]の表紙でしょうか。

個人的には、リトルプレス、[Arne](アルネ)の創刊者としての大橋さんに馴染みがあります。

[Arne]、姉が全册持っているので、私もおこぼれにあずかり、ほとんど読みました。
季刊の[Arne]の他に[別冊Arne]の道具の特集とか『アルネのつくりかた』とか、あとは出身地である三重に関する特集のものも、とても面白かったです。

一人で企画、編集、取材している『一人メディア』的な存在の[Arne]、こういうのを一人で作るって、憧れです。
(g[gram]はそれを目指してたんですけど…ここ数年作ってません)


イメージの中では『キュートなオバチャン』って感じがします。
(もちろん本人に会った事などないですけど、なんとなく。)


そうそう、肝心の[大橋歩の想像力]展の話。

とても面白く、そして楽しく拝見させていただきましたが、他の美術館の企画展示に比べてずっと「見ていて楽」な展示内容でした。

大橋さんのイラストは、絵本の挿絵やファッション誌のイラストが多いのですが、それを『作品』という部分と『デザイン』という部分があって、それがちょっと個人的には「楽」でした。

なんか、画界の巨匠やアーティストの作品群は、面白いんですけど、疲れちゃうんですよね。
(悪い意味じゃないんですけど)

やっぱ作品から伝わってくる迫力やパワーが凄くて、見ているこっち側もそれに負けじと、対峙するかたちで作品鑑賞するのですが、それだとすごく時間がかかっちゃって、美術館を出る頃にはもうぐったりしちゃうんですよね。

そんで、美術館って、ちょっと薄暗い所もあるじゃないですか。(最近はあんまりそういう展示も少なくなったのかな?)
薄暗くて、もの静かな空間で作品鑑賞しているとどうしても集中力が高まり過ぎてしまうんでしょうね…

その点、変な言い方ですが、大橋さんの展覧会はそういう意味では疲れない内容でした。

会場もパッと明るくて、展示してあるものも、子供向きのイラスト、ポップなカラーなもの、シンプルなものが多かったので、気持ち的には、すごく軽い気持ちで見る事ができました。



個人的に一番楽しめたのは、[村上ラヂオ]の挿絵ですかね。

[村上ラヂオ]は、作家の[村上春樹]さんが連載していたコラムに、毎回大橋さんが挿絵を描いています。(銅版画、らしいですが)

単行本になったものが3冊出ていますが、私もこの3冊は読んでいますが、[村上ラヂオ]の内容って、著編小説や短編小説とももちろんスタンスも違うし、[遠い太鼓]とか[走ることについて語る時に僕が語ること]とかのエッセーとも違う、かなり敷居の低い、軽いタッチの内容なんですよね。

それに大橋さんの挿絵が一緒に掲載されていますが、内容と関係のある絵だったりもするし、関係ない絵だったりもする。

絵に深い内容が隠されているのかも、と深読みしたくなる時もあるし、いや、この絵はたぶんそんなに深い意味は無い、と勝手に断定してしまう時もあります。


展覧会では、その[村上ラヂオ]に掲載された挿絵が……あれはいくつあったんだろう?200点くらいあったのかな?……まるで迷路のように張り巡らされていました。

その挿絵の一つ一つは、額に入っていて、その下にはタイトルが付いているのですが、そのタイトル自身は、その絵のタイトル、というわけではなくて、その挿絵が掲載された、その時の[村上春樹]のコラムのタイトルなわけです。

言ってる意味わかります?

つまり絵の下にあるタイトルは大橋さんが付けた絵のタイトルではなく、村上さんが書いたコラムのタイトルなんです。


コラムを読んだ人には、そのタイトルを読むと、そのコラムの内容が蘇ったりするわけです。
(もちろん全てのコラムの内容を憶えているわけではありませんが)

[村上ラヂオ]を読んだ事のある私としては、そして[村上春樹]のファンの私としてはそれがちょっと面白かったです。





ところで津に行くと、必ず寄っていくカフェと本屋さんがあります。
(どことは書きませんが)

そのカフェは日替わりのランチがとても美味しくて、津に行くとそのカフェに行くのが楽しみです。
そのカフェに置いてある本も面白いものが多いです。

雰囲気とか、お店の人の感じとか、出されるお料理とか。

雰囲気とか、料理のフィーリングって、そのお店のオーナーさんのフィーリングってことだと思います。

オーナーさんとはお話したことはないけれど、きっと気の合う話ができるだろうなぁ、と勝手にいつも思っています。
(本屋さんも同様に、勝手にいつも思ってます。)




※日記のタイトルは[村上ラヂオ]のコラムのタイトルから








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by scale-158 | 2014-01-27 16:39 | art & design | Comments(0)
偉大なる暇つぶし
今日の尾鷲地方は…晴れ。
台風18号の影響で、昨日はひどい雨と風でしたが、今日もまだその余波が残っています。

空は晴れていますが、時々強い吹き返しの風が駆け抜けて行きます。


中学校の頃[寄生獣]というホラー漫画が好きでした。

その漫画の中に『心に余裕(ヒマ)がある生物=人間』という言葉が出てきます。

人間は単に食べて寝るだけの生物ではない、という意味の言葉です。


何ヶ月か前に読んだ[千利休 無言の前衛](@赤瀬川源平)という本の中にも『人間』の定義について(つまり他の動物と一線を画す特徴として)、『宗教』と『芸術』と『暇つぶし』の関係を論じている一節がありました。


考えてみれば人間って『暇』を持ってるんですよね。

動物は、

食べるために働く。
子孫を残すために生きる。

が基本的な行動理念って、それだけだと思うのですが、人間って、食べる、子孫を残すということ以外にも『暇』『余裕』という概念があるんですよね。

その『暇』があるから『文化』が出来上がっているのだと思います。
(『文明』ではありませんよ。『文化』ね)

宗教にせよ、祭りにせよ、音楽にせよ、踊りにせよ、祝詞にせよ、芸術にせよ、建築にせよ。

『心に“暇”がある動物、人間。』


先日の[中日新聞]の『さぷり』という文化面のコーナーに、[あいちトリエンアーレ]に出展しているアーティスト2人にインタビューをしている記事が掲載されていました。

質問はズバリ

『アートて食べていけますか?』

これはなかなかシンプルかつ、勇気の要る質問ですよね。


新聞紙上では、結果だけいうと、暗に『食べていけない』ということを示唆する内容でした。
(2人とも、制作活動の他に仕事を持っていました)



『自由業』という職業のカテゴリがあります。

『自由業』を定義するのはなかなか難しいことですが、一般に、『専門的な知識や才能にもとづく職業への従事者で,雇用関係から独立した職業分野。開業医,弁護士,芸術家などを指す。』だそうです。

大学では、『自由業』を論じるひとつの指標として、『直接人間の生活に関わるもの“以外”の職業』を定義の一つとして追加されていました。
(ここでいうところの『人間の生活』とは、もっと限定的に言うと“食べる”ということです)

『直接人間の生活に関わるもの“以外”』というのは、例えば、小説家やコピーライター、芸術家などがそれに該当します。(スポーツ選手もそうです)


『直接人間の生活に関わる“以外”』の仕事は、ある局面において非常にもろい存在であることもまた事実です。

東日本大震災では、多くのアーティスト(この場合、音楽家や芸術家や舞踏家などのことです)が『自分は何の役に立つのだろう』と思い悩んだはずです。

『あいちトリエンナーレ』は、中部圏にとっては震災後始めての大きな芸術祭です。

今を生きる現代芸術家にとって、『アートで食べていく』というリアルな問題が、震災以降もっと色濃く、切実なものとなっていると思います。
(それでなくとも、常に『そういう疑問』との闘いでもあると思うのですが…)

なかなかアートを生業にしていくのは困難なことではありますが、しかしながら、アートは人間の生業だけのために存在しているわけではありませんし、アートファンが数多くいることも確かです。


人間は『暇』を持っている動物ですし、その『暇』が文化を生んでいるわけで、その『暇』が無ければ、生きていく活力もまた疲弊していきます。




先日、尾鷲市の北浦町にある[キタガワノホトリ]にて、アートギャラリー[CO-DO](コドー)がオープンしました。

もともと倉庫(冷蔵庫?)だったところを改装して作られたアート専用レンタルスペースです。


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入り口のギャラリーのプレート。ピカピカのステンで、かっこいいです。写真を写してる私が写ってるくらいピカピカです。

今、ここではオープニングとして、尾鷲高校美術部の作品が展示されています。

このギャラリー[CO-DO]と、尾鷲高校美術部の関わりは深く、オープニングの企画が尾鷲高校美術部の作品展示というだけでなく、この入り口のプレートやギャラリーのネーミング、ギャラリーの塗装作業、全体的な監修に高校生が関わっています。

作品を展示するギャラリーそのものの立ち上げに参加できるなんて、とても貴重な体験だと思います。
(これで『作品を作る』という一歩先の『展示する』という部分まで視野に入れた体験が出来たのですから…)

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この町に長く住んでいて思うのは、そういう『暇』がなかなか芸術の方向へ伸びていない気がするのですが、これにて、人間の心の“余裕”が成せる大いなる“暇つぶし”が堪能することができます。


カフェスケールでは、尾鷲高校美術部の[いっぴんミュゼ]が終了したタイミングですが、これからは新たに市内にてアートギャラリーが出来ることになりました。

尾鷲高校美術部の作品はもちろん、これからは市内・市外 / 県内・県外のプロ・アマの展示、グループ展を見れることを期待しています。



[アートギャラリーCO-DO]での、尾鷲高校美術部の作品展示は、

期間:9月15日(日)~22日(日) 
時間:9時~17時(最終日は16時まで)
入場:無料
会場:〒519-3606 尾鷲市北浦町1-8 キタガワノホトリ
電話:0597-22-5554

となっております。


また、ギャラリーの利用状況、利用規約に関しましては、同所、[キタガワノホトリ](0597-22-5554)にお問い合わせください。


まずは、アートギャラリーのオープン、おめでとうございます。










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by scale-158 | 2013-09-16 17:42 | art & design | Comments(0)
カフェと雑貨屋と本屋さんへ
今日の尾鷲地方は晴れ。
朝晩とても寒いです。

前回の日記では、[尾鷲市民文化展]に出品した父の作品を紹介しましたが、載せ忘れた写真を2枚ほど追加したいと思います。


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いきなりですが、昔[嘉門達夫]が『ようこそここへ、クック クック〜♪』の替え歌で『ようこそ三重へ、津っ津 津っ津〜♪』というのを歌ってました。

三重県の県庁所在地、『津』というのは、なかなか歌の歌詞にしづらい、というのをどこかで聞いたことがあります。

その点、替え歌であるにせよ、この[嘉門達夫]の替え歌は、けっこう秀逸だと思うのです。

そんなことはさておき…

先日、津の[四天王会館]というところに行ってきました。HP→四天王会館

元は幼稚園か保育園だったらしく、三階建ての大きな建物でした。

1階には[喫茶tayu-tau]というレトロな感じの喫茶店が入っています。

昔の幼稚園(保育園?)のカーテンをそのまま使っているのか、ベルベットな感じの臙脂色の大きなカーテンがかかっていました。窓も大きな窓で、きっと開けると『ガラガラガラ』と大きな音がするのでしょう。私の部屋の窓もそんな感じなのでよくわかります。

ターンテーブルの上でブタさんの小物がクルクルと回転していたり、植物に関する蔵書があったり、テーブルもイスも木でできた懐かしい感じのもので、とても落ち着く感じでした。


1階には他に[Volvox]というアートスペース(ギャラリー)が入っているのですが、その時は企画展が無くクローズでした。外から中をのぞいたのですが、さすが、アートスペースなだけあって、洗練されたものを感じました。


2階には[ハッチラボ]という雑貨屋さんと[ノビ文具店]という文房具屋さんが同じフロアを共有してお店を出しています(どこからが[ハッチラボ]でどこからが[ノビ文具店]なのかよくわかりませんでしたが…)

3階は、津のリトルプレス[kalas]の編集室と、[津あけぼの座スクエア]という舞台があるのですが、そこもクローズでしたので見れませんでした。

きっと中には席と舞台と舞台装置があるのでしょう。



実は、多くの人に「ハマノは一度、[四天王会館]に行ったほうがいい」と言われていたのですが、うちの休みと[四天王会館]の休みが同じなので(つまり私が休日に[四天王会館]に出かけても、[四天王会館]もお休みなのです)、なかなか行く機会がなかったのですが、先週の臨時休業を利用して行ってきました。

たぶん、『カフェ』と『文房具屋』が私のお店と共通する部分があるので、そういう意味でおすすめしてくれたのだと思います。

行ってよかったです。

[喫茶tayu-tau]は[スケール]とはまた違う趣のある雰囲気で、とても憧れてしまいます。

かかっている音楽とか、空間の使い方とか、すごくいいセンスでした。


津では、[四天王会館]の他に[奥山銘木店]というお店に行きました。
『銘木店』と銘打っているので、元々は、木材を扱っている、、、とは思うのですが、そこは本屋さんです。

[Arne]の三重県版などで紹介されていたので、一度行ってみたかったのです。

言葉では説明しづらいですが、本屋としてはあまり広くない空間に、とてもいい内容のセレクトで本が並んでいました。

料理の本、写真の本、デザイン系、建築系、植物、人文学…近くにこんな本屋さんあったらいいのになあ、と思うお店でした。

今度津に行くことがあれば、また絶対、[四天王会館]と[奥山銘木店]に行きたいと思います。




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by scale-158 | 2012-11-16 09:41 | art & design | Comments(0)
文化展の出展はこんな感じでした
おはようございます。
昨日は雨でしたが、今日は晴れております、尾鷲地方。

昨日で[全国尾鷲節コンクール]も終わり、これで11月に集中していた主な催しものも終了し(『関わりのある催しものが終了し』という意味です)、イレギュラーな休業もこれ移行はございませんので、一気に、年末年始を駆け抜けていきたいと思います。

さて、11月の3日、4日は、[尾鷲市民文化展]でした。(もう1週間以上前の話ですね…)

父は工芸の部門で『燭台』(しょくだい)という題名で、ロウソクをたてる台を出品しました。




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私は写真の部門で『grass green』『grass white』『childhood memory』という3タイトルの作品を出品しました。

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↑『childhood memory』

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↑『grass green』

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↑『grass white』

『grass green』と『grass white』は2枚の連作のような感じで、どちらとも同じ額装にしてあります。
『額装』ってほどのものではありませんが、ちょっとアクリル板ではさんだものにしたくって、ホームセンターでアクリル板を買ってきて、電動ドリルで穴を空けてボルトで固定しました。

ただ、やっぱ……それは私の作品自体のもつクォリティの問題が多分に多いのですが……体育館所有のパネルではどうにもアクリルが映えなくって、残念でした…。

『childhood memory』はおおむね好評で、自分でもなかなか気に入っています。
自分で自分の作品のことを『愛にあふれた作品』と評しています(笑)


なにはともあれ、色々なイベントが交錯する中、スケジュール的にも、また仕事に差し支えが出ない程度の労力だったことにはホッとしています。

カフェで作品を展示するのは『ホーム』のような感じなので、それは問題ないのですが、文化展のように、『アウエー』な感じのところではどうしても他人の目を非常に気にしてしまいます。

でも出展してみてわかることもありますし、来年はもっとこうしよう、とか、そういう反省もあり、新たにモチベーションも生まれたり、プラスになることが多いです。

写真作品のほうは、折りをみてカフェのほうでも展示しますので、もしよろしかったら、その時にまたご覧ください。

会場にまで見に来てくれた皆さん、どうも、ご清覧いただき、ありがとうございました。

また来年もよろしくお願いします。











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by scale-158 | 2012-11-12 15:00 | art & design | Comments(0)
パティシエの力
6月の24日付けの中日新聞の『この人』というコーナーにパティシエの[辻口博啓]さんが出ていました。

なんでも、熊野三山とタイアップしたお菓子を開発したとのことで、その売り上げの4%が被災地の復興にあてられるという内容の記事でした。

全文転載します。



熊野三山と菓子を共同制作したパティシエ  辻口博啓(つじぐちひろのぶ)さん

「パティシエ(菓子職人)が社会に貢献できることを証明したかった」
日本でも最も有名で忙しいパティシエが、熊野三山詣で菓子「熊野の翼」を創作し、売り上げの一部を東日本大震災の被災地に寄付する。
今年が熊野本宮大社(和歌山県田辺市)の遷座二十周年にあたり、本来はそれを記念した菓子だった。大震災を受けて「もともと熊野は再生とよみがえりの地。日本再生の思いを込めた」と被災地支援にも。
「三山でやらなければ意味がない」と、自ら熊野速玉、熊野那智両大社に出向いて賛同を得て、初めて三山で一つの事業に取り組むことになったという。三山近辺の土産物店や一部の百貨店で売られていて、売り上げの4%が被災地支援に使われる。
黒ゴマ味の黒いラスクで、三山の象徴八咫烏(やたがらす)の羽をイメージしている。隠し味には和歌山県産ウメを使った。ラスクが入った箱の包装紙には、三山の護符に使われる「烏文字」を使った。
石川県七尾市の和菓子店に生まれ、一九九七年にパティシエのワールドカップと呼ばれる「クープ・ド・モンド」で優勝。日本スイーツ協会代表理事を努める。四十五歳。 (辻紗貴子)


との事です。


同じ、、、「同じ」と言うにはあまりレベルが違いますが、、、お菓子を作る者として、その「先に見据えるもの」の大きさに感服いたします。

確かに、辻口さんと言えば日本で一番と言っていいほどに有名で多忙なパティシエです。
しかし、その才能や名声を、自分の商売だけにとどまらせるのではなく、若い職人を育てあげ、菓子業界を牽引し、さらに復興支援や地元の活性化のために活かしているという氏の行動力を、私は大変に尊敬しています。


で、そのお菓子、[熊野の翼]なんですが、ネットで検索するとパッケージやチラシなどがあったのでそちらも転載したいと思います。


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(↑タカシマヤの通販サイトから転載)


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(↑紀州梅専門店五代庵のホームページより転載)



八咫烏をイメージした黒いラスク、というもの面白いし、隠し味に紀州梅というのもいいですし、なにより、パッケージデザインが良いですよね。

商品開発からコンセプト、さらにはどうやって売るか、どう見せるか、という点まで深く関わり、きめ細かく心を配っている様子がうかがえます。

こうなるともう、菓子職人の腕や知識だけではなく、デザイナーのセンス、経営者としての頭脳も持ち合わせていないといけませんね。


ところで以前、伊勢の[モナリザ]というカフェに行って、お土産に[サトナカ]というお菓子を買ってきました。
その[サトナカ]もパッケージデザインがとても素晴らしくて、つい人にあげたくなるようなデザインでした。


伊勢にある[モナリザ]の[サトナカ]↓

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私も恥ずかしながらお菓子などを作って販売しておりますが、いま一つ、パッケージデザインにおいて及ばない点があることを自覚しています。

『誰かにあげたくなるようなパッケージデザイン』

ただのデザインではなく、ちゃんとお店のコンセプトやお菓子のスタンスと関連づいたパッケージデザインの開発と、それを(オリジナルのラベルや包装)ちゃんと製造してくれるラインを確保しないとなあ、と痛感しています。

知り合いが最近、デザイン会社を立ち上げたらしいので、ちょっと『商品開発』の段階から一緒に考えて、商品とデザインを同時に考えてみるのも、、、、いいかもしれません。

そろそろそういう時期にきたのかもしれないですね。


※今日は私の写真は無し。転載した画像のみで失礼します。この[熊野の翼]が売れて、被災地支援や地元活性化の一助に繋がることを切に願っています。







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by scale-158 | 2012-06-26 02:39 | art & design | Comments(0)
カフェとは全然関係ない話。
今日の尾鷲地方はくもり。

昨日、[いっぴんミュゼ]紹介の時に、美術の授業について触れました。

私が高校生の時、『選択芸術』という科目があり、美術・書道・音楽のうち1つを選択して履修するというものでした。

私は美術を履修しました。

美術は色々な課題があって、毎回それなりに楽しんで描いていました。
美術の授業は苦痛ではありませんでした。

が、嫌だったのは、いくら自分が楽しんで描いていても、自分の中で面白いと思ったアイデアを具現化しようとしても、それが成績には反映されないことでした。

ある時、美術の授業に教育実習の先生が来て、課題を出しました。
(美術にも教育実習がある、ということを高校生ながらに初めてそこで知りました。考えてみれば当然のことなんですけど)

まだ大学生(だと思う)で、実習期間が短い美術の先生は、簡単に出来る課題(2時間くらいあれば出来そうな)を出しました。

それは、タテとヨコに描いた正方形に色を塗っていくだけの課題です。
が、そこにはいくつかのルールがありました。

もしよかったら、みなさんもやってみてください。
ルールは以下の通りです。


ルール。

・タテ方向とヨコ方向に正方形を描く。
・タテ・ヨコに並べる正方形の数は自由だが、タテ・ヨコの正方形の数は同じにしておく。
(タテに5個なら、ヨコにも5個というふうに)
・任意の色を正方形の中に塗っていく
・同じ色がタテもしくはヨコに隣接しないようにする。ナナメはOK
・任意の色は予めその数を決めておく。(4つから6つくらいで)


という風に正方形を塗っていくというものです。

私が高校生の時はこれを水彩絵の具でやったので、まず最初に水彩絵の具で自分で決めた色を作っておきます。

今回、私はイラストレーターというソフトを使って作りました。

絵の具だと思うようにいかなくてもやり直しがききませんが、イラレなどのソフトならやり直しが聞いて楽ちんです。


以上の条件で、何も意図せずにルールだけを遵守すれば、以下のようなものが出来ると思います。

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色は、最も解りやすい、赤・黄・緑・青を使い、何も考えずランダムに配色しました。

この色選びが後々重要になってくるというか、、、最初に『何を意図するか』によって最初に決める色や配色が決まってくるわけです。

これ(この授業)は何の訓練になるのかはよく解りませんが、『配色』『色の合性』『イメージを色で表す』ということを知るため、もしくはその訓練なのかなあ、と思います。

もし、最低限の色の数でルールを厳守しようとした場合、最も簡単なものは以下のようになります。

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意図としては『auみたいなイメージ』。

モノクロで作るチェック柄。

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暖色系を淡い感じにして、グレーを加えてみる。

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一色だけグリーンが混じる。
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と、まあ、イラレを使うと色んなパターンが作れて楽しいです。

で、ですね。


私、高校生の時、この課題を与えられてどんな配色にしたか今でも覚えています。

こんな感じのものを描いたと思います↓
(もう15年くらい前なので、完全に再現するのは無理ですけど)


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意外に使っている色の数は多いのですが(6、7色使ってます)、全てグリーン系を使ったので、ごちゃごちゃしていないと思います。
さらに、真ん中にいくほどに薄い色になっていくように意図しました。

この課題を与えられた時に思ったのは、『モザイク』ということ。
テレビのモザイクって、目を細めてみると何となく見える、みたいなのがあったと思うので、何となく、目を細めてみると真ん中がキラキラしているようにしたかったのです。

緑にしたのは、森の中にいる感じにしたかったからです。
自分が森の中にいて、目指す先に光がキラキラしている、みたいなのを描きたかったのです。


この作品、教育実習の先生に褒められた記憶があります。

たぶん(想像ですけど)、『配色』(どこにどの色を置くか)と『選色』(どの色を使うか)の2つに、明確な意図や目的があったからかなあ、と思います。
(適当に色を選んで、ただ単に色を置いたわけではないので)


すごく楽しんで作って、さらに褒められたのって、これしかなかったと思います。

あとは、個人的には楽しんで、集中して描いたものや作ったものが、ほとんど評価に繋がっていなかったのを覚えています。

高校生ながらに、優劣をつけるなんて、なんてくだらないシステムだ、と思っていました。

ああいうのが(優劣をつけるというのが)、興味を無くさせ、『嫌い』を増やす原因だと思います。

大人になってみて、音楽でも絵画でも陶芸でも、人目を気にする事無く思いっきり無邪気に何かに没頭する、ということがいかに楽しいことか、ということがよくわかります。



今日は(いつもですけど)、カフェとはまったく関係話で恐縮です。

高校生の作品(おもに[いっぴんミュゼ])を見ていると、部活動で描く作品は、成績とは関係無く、自分のしたい表現が出来て、いいなあ、とちょっとうらやましく思って、今回、こんな日記を書いてしまいました。。

これからも、できれば一生続けられる楽しみとして、美術を続けていってほしいものです。


上記のもの、うちでも簡単にできると思います。

子供ならクレヨンとか。大人ならパソコンを使って。

色んな色パターンを作ってみると、服の柄のデザイン(タータンチェックの色合わせ)やパッチワークなんかに応用できるかもしれません。

また、色の合性のボキャブラリーが増えるかもしれません。


試してみてください。


上記の『例題』を作るのに、昨日、夜中まで作業してしまいました。
なんだなか楽しくって。

ボタン一つで色んな色が試せるのがパソコンの良い所ですよね。








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by scale-158 | 2012-06-23 11:18 | art & design | Comments(0)