三重県の南部、尾鷲市にあるカフェ、scale-158での日常をお伝えします
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cafe Scale

開業:2002年2月
形態:カフェ

営業時間 8:00〜19:00
定休日 水・木曜日
住所 三重県尾鷲市宮の上5-11
電話  0597−22−5258

掲載写真の無断使用はお断りします。
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漂う毎日のその理由を
1月31日。
今日の尾鷲はくもり。午後から雨になるでしょう。
昨日はとてもいい天気だったんですけどね。


昨日、仕事終わりにテレビを点けたら、[BS日テレ]で[めがね]という映画をしていました。

この映画は以前も見たことがあったのですが、また見てしまいました。

なんということの無い映画なんですけどね。
ドラマチックな展開があるわけでもなく、謎解きがあるわけでもなく。
ただただユルい映画です。

が、なんとなく「最後まで見れてしまう」不思議な安堵感があります。

しゃべらなくたって、ただそこにいて同じ空気を共有しているだけで、それだけで居心地の良い人間関係。

そういう不思議な雰囲気がこの映画には流れています。

この映画には[加瀬亮]や[もたいまさこ]が出演していますが、この2人は特に醸し出す雰囲気が良いですね。



さて、話は変わって先日、NHKの[ブラタモリ]を見ていました。

タモさんが地図を片手に東京をブラブラする[ブラタモリ]。
先日は、アメリカ人の学者さんと[神田]をブラブラしていました。

[神田]といえば、、、そうやっぱり本屋さんのイメージでしょうか。

[神田]は、200軒の本屋さんが軒を連ねているそうです。

学者さんが言うには一つの街にこれだけの本屋が集中しているのはとても珍しい、とのことでした。

同業者であるものの、そのそれぞれが専門分野や得意分野を持っているので、集まっているものの競合関係にはならず、むしろ集まっているから意味のあるものになっている、と。

そういう、同業種でありながら、それぞれの得意分野を活かして、良い意味で共生関係を築き、一つの街を築き上げている、というのはとても魅力的なことですね。


番組では古地図を扱っているお店を訪ねて古い地図を見ていました。

そこで紹介されていたのは[薄葉]という紙で描かれた地図。
[薄葉]とは「うすよう」と読み、今でいうところのトレーシングペーパーのような薄さと軽さを持つのが特性の紙です。

実は雑貨屋[カデンツ]でもこの[薄葉]のメモ用紙を扱っているのですが、私はこれを「うすば」と読んでいました。

「うすよう」だったのね。(たぶん[ウスバカゲロウ]の「うすば」と勘違いしていたのかもしれません)


↓[カデンツ]で扱っている薄葉のメモ用紙


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この[薄葉]は、大きな紙でもコンパクトにしまえるし、何より軽くて携帯に便利、ということで、昔の地図には時々用いられていたようです。

想像するに、この紙は薄くて後ろが透けるので、下書きした地図の上に敷いて清書したのでしょうね。
墨が描く地図ですから失敗はできませんから、そうやって、慎重に作っていったのだろうと思います。


↓中はこんな感じ
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経線も何もないので、後ろに台紙を敷いて描きます。
でないとふにゃふにゃですし、マス目を基準に書くことができます。
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今度東京に行く時は[神田]に行ってみたいなあ、と思いました。
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by scale-158 | 2010-01-31 09:40 | zakka | Comments(6)
バックビートにのっかって
今日の尾鷲地方は晴れ。
気持ちのよい天気です。

こんな日は、仕事を忘れてのんびりしたい気分です(笑)

しかししかし、ゆっくりしている時間などありません。

クッキーの大量注文、ケーキもホールで2つ注文をいただきました。

幸運にも(?)明日は定休日なので、今日の夜は夜更かして仕事ができます。
嬉しいなー、っと。



ところで、最近はホームページを作ることを考えています。

ブログには『アクセス履歴』のような機能がついていて、どのサイトからたどって来たのか、わかります。

検索ワードもわかります。

カフェ[スケール]はだいたい『尾鷲 カフェ』というキーワードで検索されています。
試しに自分でも『尾鷲 カフェ』と検索してみると、一番上が[cafe CReAM]、二番目に[cafe scale]が出てきます。

どちらも残念ながらホームページではなく、ブログです。

『尾鷲 カフェ』と検索するからには『尾鷲にはどんなカフェがあるのだろう』と検索するだと思いますが、ひっかかってきたものがブログである場合、ちょっと、ピンポイントで自分の欲しい情報には出会えないかもしれません。

ブログというのは自分の書いた最新の日記が日々更新されるので、随時読んでいただいている方には見やすいものかもしれませんが、『どこにあるのか』『どんなメニューなのか』『予算はいくらくらいなのか』を知りたい方には少々不親切な節があります。

そういう意味で、ホームページは欲しいなあ、と思っています。


実は、日記も今はこのブログに統一して載せていますが、本当はもう少し細分化した日記を更新したい、と思っています。

カフェのこと。
雑貨屋のこと。
ハマノ家のこと。
尾鷲のこと。


そんなに書けるのかって?

そりゃまあ、『書くときゃ書く』人間ですから。


タイトルは高校生の時から好きな[フィッシュマンズ]の曲。

昨日、久しぶりに聞いて、良いなーって。
名曲多し、です[フィッシュマンズ]。

[ナイトクルージング][新しい人][いかれたbaby]などなど。

今でも好きです。
高校生の時に好きになった[フィッシュマンズ]。
大学生の時にボーカルの方が亡くなってしまい、それ以来新譜は発表されていません。

今でも強烈に心に残る存在です。



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写真は[ボンゴレ・ビアンコ](アサリのパスタ。“ビアンコ”は“白”の意味)


パスタを食べながら、アールグレイを飲む。
柔らかい日差しの中で[フィッシュマンズ]を聞く。

至福のひととき。

今日が誰かにとってそんな日でありますように。
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by scale-158 | 2010-01-27 14:27 | pasta | Comments(2)
owasebon vol.29
尾鷲暮らしをたのしむためのクチコミ情報誌でおなじみの[owsebon](尾鷲本)。

その最新号、第29号が発行されました。

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今回は『駅からはじめる尾鷲のいろは』と題し、尾鷲駅周辺(野地町、末広町)を特集しています。

しかしまあ、狭いながら色んなネタがあるもんです。
(A6サイズ、っていう大きさがいいのかな?あんまり書かなくていいし、笑)

尾鷲の飲食店情報も載ってます。
ミシュランガイドには決して載らない(笑)、地元密着のディープな尾鷲を紹介しています。


ぜひぜひ、手に取って、尾鷲を知ってください。
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by scale-158 | 2010-01-24 10:44 | owase | Comments(2)
京都へ行って参りました。
水曜日、木曜日と連休をいただいていた[スケール]です。

正月も1日から営業し、先週の土曜日は『防災ボランティアコーディネーター養成講座』と日曜日の『東紀州まんてん市』のイベントのためずっと稼働していたので、やっと休みらしい休みがとれた、という感じです。

実は木曜日に大阪であった雑貨の取引をしている業者の、新作の発表会(そういうのを“エイキシビジョン”と言うらしい)があるとインビテーションをいただいていたので、それに参加したく、この日を休みに設定しました。

しかし日帰りで大阪はキツいので、その前日の水曜日もお休みをいただき、前乗りして、水曜日は京都で一泊しました。

京都は年に数回行くのですが、いつもは、一人でお気に入りや気になるカフェや雑貨屋さんを巡るのですが、今回の旅では、珍しく京都で出迎えてくれる人がいたのでした。

このブログからリンクを貼っている『色ではなく寸法です』の管理人のyukieさんです。

yukieさんは、京都のパッケージの会社に勤務するかたわら、京都にある[ハコバカ]というギャラリーで活動しているアーティストさんです。

yukieさんとはこちらからyukieさんのブログにコメントをしたことがきっかけになって知り合いになった仲で、こちらのお願いで『KYOTO ART MAP』を送ってもらったり(お返しにクッキーを送った)、自作のカレンダーをいただいたり(お返しにクッキーを…)していて、お手紙やブログを通して交流がありました。

以前から『京都に来る際は是非ひと声かけてください』と言ってくれてたので、今回、遠慮なく連絡をとってみました。


と、いうわけで図々しく平日にギャラリーにお邪魔させていただきました!


[ハコバカ]のアーティストさんのyukieさんともう一人、代表さんの中井さんが私を出迎えてくれました。

そして共にお昼ご飯にGO。

美味しいご飯をたべつつ、お互いの仕事内容や、普段の活動などあれこれ話たり聞かせていただいたしました。
(いつもは一人旅なので、京都で話をしながらご飯を食べる、というのが妙に新鮮でした)


夕方からホテルにチェックインする予定で、それまでは神社や本屋さんに行こうと思っていたのですが、お二人ともなんと私のその予定につき合ってくれたのです。(ありがたい…)

神社は近くの[下鴨神社]へ、、、車で送っていただき、三人で参拝。
その後は一乗寺にある[恵文社]にも車で送っていただき、なんと、最後はホテルまで送ってもらっちゃいました!

yukieさんと中井さんのご好意にこちらもなんだか遠慮せずにお願いしてお世話になり、神社でも車中でも食事中もずっと話をしていました。

時間が経つに連れてなんだか、昔の友人に久しぶりに会った感覚になってしまい、色々とお話をさせていただき、とっても楽しい時間を過ごさせていただきました。

この場を借りて再びお礼を…。

本当にありがとうございました!
これからも長いおつきあいを。

そして尾鷲に来る際はご連絡を!
美味しいコーヒーをおいれしますので、笑。


yukieさんが『今日の京都は奇跡的に暖かいですよ』の言葉の通り、1月の京都とは思えないほどとても過ごしやすい気候でした。


本当に良い旅でした。

↓[ハコバカ]さんのテナントが入っている建物。
服屋さんあり、古道具屋さんあり、カフェありのステキな建物なのです。
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お二人のお話を聞いていて、やはりアート活動やギャラリーを運営していくのは大変なんだなと感じました。

黒字はおろか、テナント代もペイできない、、、つまり持ち出しで活動している。

そのモチベーションはやはり『やりたいから』なんでしょう。
『自分でやりたいことは自分でお金を出す』。コレ基本。
しかし、なんとか必要経費だけでもペイできないもんかなあ、と思います。

でないとなかなか続きませんからね…。

[スケール]も『カフェ』という立場からアーティスト活動をしている人に何が協力できるだろう、と考える今日この頃です。
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by scale-158 | 2010-01-23 00:39 | art & design | Comments(2)
手に触れ得ないものをカタチに
1月19日。晴れ。


『ゆきんこガラス工房』のガラス作品を入荷したのでお知らせします。


まずはガラスの器から。

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花器にもなりますし、キャンドルベースにもなります。
眺めていてるだけでもうっとりします。

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赤い色と、うっすらと緑色が散りばめられています。

この器は、最後の[大同楽座楽市]で見かけて一目惚れしたものです。

作家のゆきんこさんは、時々『サンドブラスト』という手法を使います。

普通は透明でツルツルしたガラスの表面ですが、そこに細かい砂を吹き付けることによって、磨りガラスのような、少しだけザラザラした感触になり、見た目も霞がかったようになります。

砂を吹き付ける時に、テープなどであらかじめ目止めしておくと、その部分が後でツルツルした元のガラスの模様になります。

また、(言葉で伝えるのが難しく、また、写真でも伝えるのが難しいのですが…)この器は二重構造になっていて、角度を変えて色んな視点で見てみると、ころころと表情を変える、万華鏡のような不思議な器なのです。


朝日にかざしてみました。

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まるで炎を手にしているようでした。

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次はネックレスの紹介を。
これも[大同楽座楽市]で見て、一目惚れしたものです。

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ただのグリーンのガラスのトップではありません。
よく見てみると、グラデーションになっています。

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これは色の違うガラスを重ねて一つにしてあるというとても凝ったものです。


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器もネックレスもそうですが、ゆきんこさんのガラスの作品には、『精霊』や『妖精』が宿っているような感じがしませんか?

それはきっと『炎』とか『雪』や『氷』や『空気』や『海』、『空』、『山』のような、けっしてその形を留めておくことができない、手に触れ得ない『自然』や『自然現象』が形になっているからだと思うのです。
(自然や自然現象には昔から精霊や妖精が宿っているものという物語が数多くあるので、そこからイメージされるのだと思います)
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by scale-158 | 2010-01-19 11:10 | zakka | Comments(0)
まんてん市、盛況のうちに終了しました。
昨日行われた『まんてん市』、盛況のうちに終了しました。

その様子の写真をアップします。
(何故か自分の出店の様子は全然撮らなかったみたいで、1枚もありませんでした、笑)

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準備に奔走したスタッフのみなさん、出店されたみなさん、おつかれさまでした。
会場に来てくれたみなさん、どうもありがとうございました。
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by scale-158 | 2010-01-18 10:16 | events | Comments(0)
鉄に魅せられる?
1月12日。今日の尾鷲地方は久しぶりの雨です。

NHKの[こんなステキなにっぽんが]という番組を見ていると、広島県にある小さな鍛冶屋さんを訪ねていました。

その鍛冶屋さんは、主に農具(鍬や鎌など)を作っていました。

その鍛冶屋さんは、父親から受け継いだという作り方で、鉄を打っていました。

金槌一本で、鍬のカーブを作り出す技術、鉄に鋼を挟んで、そこを打って刃先にする技術に見入ってしまいました。

「鉄は熱いうちに打て」とは物事の例えですが、その言葉の通り、鉄を曲げたり鍛錬するには、鉄を真っ赤になるまで熱し、金槌で打ちます。

その鍛冶屋さんは、その熱源を、炭でまかなっていました。

炭といっても、松から作り出した松炭というものを使っていました。
炭にも特製があって、低温が長持ちするものや、早く高温が出せるものなど、色々あるそうです。
松炭は、最初の火力が強いので、瞬時に高温を必要とする製鉄にはもってこいなんだそうです。

が、その広島の鍛冶屋さんが頼っていた松炭を作っていた業者が廃業してしまったそうです。

それを機に、その鍛冶屋さんも自分の仕事も廃業だと思っていたらしいのですが、村の農家の人たちが、「じゃあ自分たちで松炭を作って、鍛冶屋さんを続けてもらおう」と立ち上がり、自分たちで松炭を作るようになったそうです。

農家の人たちは、鍬や鎌などの農機具の新しいものや、また、古いものを手入れしてくれる人がいなくなるのは自分たちも困る、ということで、皆で協力して炭を作ろうということになったそうです。

この番組を見て、なんだか村の人たちの強い絆のようなものを感じました。

農家の人たちも松炭作りの経験はなかったそうで、自分たちで試行錯誤して作り方を工夫していったそうです。(松炭は作り始めから完成までひと月くらいかかるそうです。)

しかし、なんだか皆楽しそうでした。

火入れをしている間、その横でイノシシの焼いた肉を皆で食べたり。

ビジネスライク、という感じでは全く無く、まるで昔からそういうこと(困った時はお互い様精神)が当たり前だったように取り組んでいました。

なんだかいいなあ、と思わせる内容でした。


以前この日記でもネタにした[スタジオジブリ]の[もののけ姫]。

あれも[鑪(たたら)]と言われる、製鉄所を舞台にした物語でした。


父が鉄を扱うアーティスト、ということもあってか、鉄にそれなりに興味があります。


以前、[尾鷲市中央公民館]で[千代鶴是秀]という本を借りてきました。

[千代鶴是秀]とは鍛冶師で、主に大工道具を作る鍛冶でした。

通常では考えられないほどの途方も無い作業と時間をかけて作られたという[千代鶴是秀]の作品は、存命中からコレクターが存在したそうで、その作品の写真集も出ているくらいの、神がかった道具を作る鍛冶として知られています。

そんな[千代鶴是秀]の本をカフェで読んでいると、なんと尾鷲にも[千代鶴是秀]の大工道具を持っている人がいる、と教えてくれた人がいました。
(その人に「千代鶴是秀の大工道具をぜひ見たいという者がいる、ということを伝えてください」と頼んでおきました)


アンテナは張っておくものです。
アンテナを張っておくと思いかけず情報が手に入るものです。

生で[千代鶴是秀]の大工道具をお目にかかれると思うととても楽しみです…。
(まだ見れるかどうかわかんないですが)



さてさて今日は甥っ子のたろうくんの写真。

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[スケール]では厨房がお気に入りの様子。
おとなしくお手伝いしているように見えますが…

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あぶなっかしいです…。

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カフェオレが大好き。

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はい、アップで。


実は最近、たろうくん、高熱が出て自宅謹慎してます。
ここ3日ほど会ってません…。

ちょっと寂しかったりします…
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by scale-158 | 2010-01-12 23:28 | photo | Comments(2)
蔵書印、って知っていますか?
1月10日。晴れ。


以前、雑誌、[クウネル]にて蔵書印のことを書いてあった号がありました。

とある小学校の先生が、生徒達に、自分用の蔵書印を掘って作らせる、という内容だったと思うのですが。

蔵書印というのは、本の巻末などに、捺されている印のことで、もとはその本の所蔵を明らかにするものです。

ではもと詳しく…。

以下、国立国会図書館のHPから一部抜粋したものです。


蔵書印にはさまざまな形態があり、それらを使用した時代や機関の種類、個人であれば職業、身分などによってそれぞれ特徴が表れています。大名が使用したものは威風堂々としていますし、文人のそれには印文や意匠に凝ったものが見られます。そして、全ての蔵書印には、それらの所有者の心底に愛書精神が必ず伏在しているということを、その意匠や印文から窺い知ることができます。

 私たちは、蔵書印を調査することにより、蔵書印が捺されている書物の来歴を知ることができると同時に、その書籍の価値をおおよそ判断することもできます。また、蔵書印を手掛かりに当該の書籍に関係した人物や機関の蔵書の概要を知ることも可能です。



だそうです。

もともと、限られた人しか使用することがなかった蔵書印ですが、書物が一般化されるとともに、文人や愛書家にも親しまれるようになったそうです。


図書館などで多く用いられますが、本が好きな方の中には、自分用の蔵書印を作っている人が今でもいます。
(古本市をやっていると時々そういう本にお目にかかります)

蔵書印を個人で作っている人の中にはとても趣向を凝らした蔵書印を作られる方もいるそうで、さらにその蔵書印を集める「蔵書印コレクター」という人もいるくらいだそうです。


と、前置きはこれくらいにしておいて。

実は雑貨屋[kadenz]でも、蔵書印を販売しています。

磁器で作られたハンコに「EX LIBRIS」(エクスリプリス)と掘られています。

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「EX LIBRIS」とはラテン語で「…の蔵書より」という意味で、蔵書印のことです。
(LIBRISは、おそらくライブラリーと意味が近いと思います)

取っ手部分が磁器製というのも珍しいです。

[kadenz]では4種類の蔵書印と、8種類の蔵書シールを扱っています。

蔵書シールは、水糊タイプのシールで、絵柄に「EX LIBRIS」と書かれています。
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また、直接本に印を押すのがためらわれる方には、蔵書印にぴったりサイズの台紙もあります。

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あと、しおりなどもあります。


お好きな柄を自分用の蔵書印に選んでみてはいかがでしょうか。
本の楽しみ方がちょっとだけ増えます。

[kadenz]は本が大好きな人の味方です。
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by scale-158 | 2010-01-10 12:21 | zakka | Comments(0)
成長してから気づくこと
1月9日。晴れ。

1月の7日の木曜日は定休日でした。
1月1日からの1週間、とても長く感じました。

疲れがたまっていたのか、一日中、泥のように眠っていました。
(もったいないことをしました。熊野古道センターに展示と写真を見に行く予定をしていたのですが…)


いつも朝から連続して働いていると閉店時間には眠くなってきます。
特に晩ご飯を食べると眠くなるので、閉店時間を待たず、一人寝てしまうことがよくあります。

んで1、2時間したらまた起きてきて、お風呂に入って、再び仕事をします。

時間内に仕事を済ませられない要領の悪さはあるのですが。例え、時間内に仕事が終わったとしても、やはり、このサイクルからは抜け出せそうにありません…。

時間があれば、何かしらの下準備や下ごしらえをしてしまいます…。
最近は雑貨屋さんもスタートさせたこともあって、入荷商品や在庫のチェック、売り上げの計算などもあります…。

まま、根が『貧乏性』なので、何かしらしてしまうのは仕方ありません…。



ところで昨日はテレビで[もののけ姫]を放送してましたね。
(見れませんでしたけど)

同じ[スタジオジブリ]の作品に[風の谷のナウシカ]がありますが、[風の谷のナウシカ]の作中(映画のほうね)に


「この谷の者は昨夜、そなた達の船を救わんと必死に働いた。今もまた死者を丁重に葬ったばかりだ。小なりとは言え、その国に対するこれがトルメキアの礼儀か!?」


というセリフがあるのをご存知でしょうか?

この部分だけ抜粋すると、「へ?そんなセリフあったっけ?」ってなると思うんですけどね。
あるんです。(かなりピンポイントで抜粋したのでわかりにくいとは思いますが)

風の谷に突如攻め込んできたトルメキア軍に父を殺されて、ナウシカが怒りに我を忘れ、トルメキアの兵に襲いかかる場面です。

そのナウシカとトルメキアの兵の仲裁に入った、[ユパ]、という男のセリフなんです。


小さい頃から、もう何十回も見ているのに、このセリフを強く意識したのは大学生の時でした。
(小学校、中学校の時はもちろん、その言葉の意味とか、よく理解できてませんでした)

「次にどんなセリフを言うかわかる」くらい、もう何回も見ているのに、じゃあ、ちゃんとその意味を理解しているか、というと実はそうでもなかったりします。

大人になって見てみると、「あれ、この時のセリフってこういう意味だったんだ」とか「こういうシーンがあったんだ」とか、はたまた「なんでこういうシーンがわざわざ挿入されているんだろう」と気づいたり、考えたりします。


私の通っていた大学は[文化人類学科]という学科で、冠婚葬祭を始め、“文化装置”を研究したり、言語学や構造主義を専門とする学問でした。(その事をとおして、“弔う”とか“葬る”ということの意味も知ることとなります)

事象や現象、文化(映画、ファッション、美術品)に対して、人類学的アプローチ、構造学的アプローチ、民俗学的アプローチを試みます。

だから、[風の谷のナウシカ]のこの「死者を弔う」、というセリフを強く意識したのも大学生になってから、というのはすごく自然な流れだったわけですが…。

[スタジオジブリ]の作品で、その作中で「死者を弔う」というシーンは他にもあります。

[天空の城ラピュタ]では、今はもういない、かつてラピュタを治めていたであろう者の墓に、ロボット兵が花を捧げるシーンがあります。

ナウシカはともかく、ラピュタの死者を弔うシーンは、例え割愛されていたとしても、あまり物語に支障はありません(いや、あるかな?やっぱり)。

あえて“そういう”シーンを挟んでいるところに、何かしらのメッセージ性を感じる訳ですが、もちろんそのメッセージは小さい頃には気づかなくて、大人になって気づくものです。

そういうメッセージを民俗学的、人類学的にアプローチしてみると、とても面白いものですし、そういうことに、気づけることがまた嬉しくなったりもするわけです。

民族学的アプローチ、言語学的なアプローチをするなら[千と千尋の神隠し]は、それはもうメタファーの宝庫のようなものです。
(人格の支配は名前を支配すること、とか、神々の姿形とか…)

ジブリのアニメって“そういう”楽しみ方ができるから、何度見ても面白いし、毎回新しい発見があるんだと思います。

先程書いた『隠されたメッセージ性』ともうひとつ、『異常に描写にこだわっているシーンがある』というのも何度見ても飽きない理由だと思います。

他に私はジブリに出てくる食事のシーンの描写が好きです。
(食事のシーンは古くは[カリオストロの城]にもあります。)


大人になると着目するシーンが変わってきちゃうんですよね。
子供のころは冒険活劇的なところにワクワクしちゃいますが、大人になると、食事のシーンとか、一見物語に関係のない描写に目がいっちゃうもんです。


日本のアニメは世界的に有名ですが、私は、子供に見せるなら圧倒的にジブリだなあ、と思います。



さて、今日紹介は[レーズンのクッキー]です。

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材料は、バターと三温糖、コーンスターチと薄力粉、卵白、レーズンを使います。
(ベーキングパウダーは使いません)

全卵を使わずに卵白を使う、という点がポイントです。

[レーズンのクッキー]は私が作るクッキーの中でも唯一、「型抜き」をします。

そのために(型抜きのために)生地をめん棒で薄く伸ばすわけですが、ただ伸ばすのではなく、何重にも折り込むようにして生地を伸ばします。

そうすると、パイ生地のように層ができて、パリパリの食感になります。
また、「卵白だけを使う」というのも、このパリパリの食感に一役かってくれます。

[kadenz]でも人気のクッキーです。
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by scale-158 | 2010-01-09 11:08 | cookies | Comments(2)
日常風景
1月6日。晴れ。

お正月休みも終わり、平穏な日常に戻りつつあります。

[スケール]は1日から営業しており、多くの方にご来店いただきました。
(ありがとうございました)

お正月、たくさんの人に来ていただきましたが、それは別段、[スケール]が良いお店だから、というわけではないと思います。

単純に元旦から開いているお店が多くないから、だと思います。

ポイントは、「ウチは元旦から営業していますよ〜」ということを年末前からあらかじめ告知しておくことです。

そのことを知ってさえいれば、「あ、元旦に開いているのなら行ってみようかな」ってなるわけです。


ウチのお店の雰囲気が良いとか悪いとかはそんなのは二の次で、まず、とりあえずでも開けておく事が大切です。


私は、お店は、町にとってひとつの役割を託されているものだと思っていて、、、休日でも病院が機能しているように、カフェも何らかの使命があると思っています。

救急の病院のように重要かつ喫緊の必要性はカフェにありませんが、ゆるく、町をかたちづくる一つの要素だと思っています。

「開いてないと死ぬ」わけではありませんが「開いてないとがっかりする」ことはあります。

カフェとは日常に溶け込んでいるものなので、それが日課となっている人も少なくありません。
日常の中のほっこりする時間を過ごしたい、というのは生活していく中でとても大切な習慣だと思います。

とにかく、せっかく来ていただいたのだから、がっかりはさせたくないと思っています。
(定休日は休ませていただきますが…)



京都の比較的北部に私の大好きな本屋さんがあります。
その本屋さんは京都の中心部(いわゆる、四条や三条)よりも離れているのですが、いつも多くの本好きのお客さんがいます。

雑誌の多く紹介されていて、そのセレクトも素晴らしいですし、雑貨も置いてあって、とても雰囲気のいいお店です。
([kadenz]の雰囲気はこの店を参考しています)

正直(…失礼な話ですが)、その本屋さんがなければ、その町の駅に降りる機会は無かったと思います。

でもその本屋さんがあるおかげでその町のことを知るきっかけとなりましたし、さらに、近年その本屋を中心にカフェなどのお店も開店しています。

お店一つの存在で、人の流れが変わる。
周囲の様子が連鎖的に変化していく。

しかもショッピングモールやチェーン店ではなく。

それが私の思う「店の持つ力」「町の持つ魅力」です。


だから私が働いている[スケール]も小さいカフェながら、独自のポジションがあり、町に対して何らかの役割を担っていると勝手に思っていますし、だからこそ、カフェはカフェのみで成り立っているのではないと思っているのです。


そういう店でありたい、と常に思っています。


[アトリエ37]のアーティスト、さなさんに、開店祝いをいただきました。
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素敵なプレゼント、ありがとう。

こうやって、縁があって、つながっていくことが嬉しいのです。
その町に住む人たちの協力を得て、私が成り立っています。

感謝感謝です。


このブログを見ている、尾鷲から遠く離れた場所に住んでいる皆さん。
[スケール]には来れなくとも、どうか、近くの個人経営のカフェ、喫茶店、本屋さん、ギャラリー、映画館などを愛してあげてください。

それが、人とつながり、町とつながっていくこととなりますから。
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by scale-158 | 2010-01-06 16:13 | art & design | Comments(2)