三重県の南部、尾鷲市にあるカフェ、scale-158での日常をお伝えします
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ukulele club『Pu-ca』
未分類
PROFILE
cafe Scale

開業:2002年2月
形態:カフェ

営業時間 8:00〜19:00
定休日 水・木曜日
住所 三重県尾鷲市宮の上5-11
電話  0597−22−5258

掲載写真の無断使用はお断りします。
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トータルデザイン
4月27日。雨。
3日と天気がつづきません…。

さて、先日からデザインがあーだこーだ書いてますが、もう一つだけ


「まちづくり」と「デザイン」を考えるなら避けて通れないのが「トータルデザイン」です。

トータルにデザインする…と書くとまるで大きなことのように思いますが、もちろん大きな視点(マクロな視点)も含め、実は小さな視点(ミクロな視点)も必要となります。


私が個人的にトータルデザインが上手、と思えるものは、病院と駅です。
案内図が分かりやすいからです。

案内図が統一されていて、色の使い方が上手だからです。

考えてみれば、病院や駅は、利用者の目的ははっきりしているので、その目的にとことん特化すればいいわけです。

サービスも、デザインも。


これがひとたび「街」「町」という単位になるととたんに難しいものです。

「街」「町」というのは大きさであって組織や機関ではないからです。

そこには価値観の違う者同志が住んでいる訳ですし、基本的にその人の好みで決まっていくものだからです。

和風の建築が立ち並ぶ場所に、洋風の建物を建てて、周りと全然馴染んでなくたって、それは自由なのです(条例などが無い限りは)。

お店が乱立している地区で、いかに自分のお店をアピールできるか、ですから、別に大きな看板を立てたって、電飾を施したっていいわけです。


しかし、観光客にとってそれが利用しやすいかどうか、というのはまた別の話です。

あまりバラバラな町並みだと、混乱してしまいます。

或る程度の統一感、というものは欲しいところです。
(そして「或る程度の節度」というものも欲しいところです)


それらはマクロな視点でのトータルデザインの話ですが、ミクロな視点でいうと、やはりお店の内装、という話になります。

これも個人的な価値観や好みがかなり左右する話ですが。

邪魔なところに邪魔なものを置かない、とか。
古民家に不似合いな色調を使わない、とか。

内装やインテリアを考えていくにあたって、私が大事にしたいと思うのは「足し算ではなく引き算」という考えです。


下手な人ほど「何でもかんでも飾り立てたがる」ものですが、それこそ、高度なデザイン力が求められるものです。

あまり自信がなければ、あまり飾り立てないほうがいい、と私は思っています。

もしお気に入りの雑貨や家具が多数あるのであれば、それを季節に合わせて出し入れしたり、組み合わせて使うなどして、見せ方はできるだけミニマムに、組み合わせを多様にしていくほうが「見ている方にとっては」楽しみやすい、というものです。

これが個人の家の個人の部屋なら、自分の好み100%でいいのでしょうが、誰かを迎え入れることを前提としているのであれば、徹底的にその人の立場に立ってみるのが良いです。


あるお店が一つあって、そのお店のことが好きで、人が寄って来る。

もしそのあるお店がその界隈にとってある種のアイデンティティを与えているのであれば、それは大きな魅力であると思いますし、「それに続くもの」も「そのアイデンティティを崩さないもの」であるべきだと思います。

私の好きな町は、そうやって、ある種のアイデンティティがそこに住む住民が作り上げ、そのアイデンティティに賛同したものがまたより大きな輪を形成している町です。

もっと言えば、「住民主体」というより「商売人主体」という感じでしょうか。


さて、あんまりデザインだ観光だ、とあんまりカフェに関係ない話が続いたので、この手の話はこれでおしまいにします。

尻切れとんぼな感じもしますが、別に話しにオチをつけたいわけでないですし、引き続き自分の中ではあたためていきたいテーマなので、今回はこれにて。


ところで、先日このブログにも書いたのですが。
「1人でフリペを作ってみよう」と。

で、できちゃいました。

フリペ、って言っても前にも書いた通り、A4の半分のサイズ(って言ってもA5じゃないですよ)を三つ折りにしてできる簡単な印刷物です。

c0092610_9214594.jpg


[g[gram]]というタイトルにしました。


私は普段[owasebon](尾鷲本)というミニコミ紙作りに参加しているのですが、これはこれで楽しいのですが、色々と制約があります。

今回、自分で作るに当たって『尾鷲』というキーワードはあえて使いませんでした。
紙面にでてくる風景写真は尾鷲の風景ですが、特に何の説明もありません。

自分の「好き」を中心にして作ったものです。

本当に簡単な作りで、家庭用プリンターで印刷しました。

雑貨屋[kadenz]に置いてあるので、気になった方をお持ち帰りください。
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by scale-158 | 2010-04-27 23:12 | other works | Comments(0)
観光とデザイン
前の日記でデザインのことについて書きました。
今日はその続きを書きたいと思います。

が、別に誰に教わったわけではないので、持論になります。
しかも私はべつにデザインのプロではないので、語弊もあるかと思います。

ですので、本来は「断定的なものの書き方」は避けたいのですが、そこをあえて「断定的に」書きます。
「断定的な文章の締め」に「だと思います」という言葉を追加しておいてください。

では。


[owasebon]というフリーペーパーに関わる時に、プロのデザイナーにミニコミ作りのノウハウを学びました。

その時にまず教えてもらったのは「デザイン=情報整理」だ、ということです。

「机の上に散らばった情報を一つ一つ整理しておくことだ」、と。

この場合の「机」とは例えであり、例えば、ミニコミなら「紙面」、部屋なら「壁」、お弁当なら「お弁当箱」のことです。

つまり「枠」「制限」「制約」のことです。

その限られた中で、いかに「使いやすく」「見やすく」「聞きやすく」「触れやすく」「伝わりやすく」するか、という「過程」がデザインである、と。

[Wikipedia]で[デザイン]を調べてみると、『人間の行為(その多くは目的を持つ)をより良いかたちで適えるための「計画」である。』との一文が記載されています。


出来上がったもの、そのものが「デザイン」なのではなく、それは「デザインという過程(インプット)を経て出てきたアウトプット」なのです。

繰り返しになりますが、「アウトプットをどうこうしよう」というのがデザインなのではなく、「インプットをどうこうしよう」というのがデザインなのです。


これもその時の受け売りですが、その場合に必要なのは「創造力」(creative)ではなく、「想像力」(imagination)である、と。

「モノを作る力」ではなく「相手の立場になって考える力」が必要であることを徹底的に教えられました。


ちょっと話は逸れますが、「デザイナーがデザインしたモノ」と聞くと最初に「誰」と「どんなもの」をイメージしますか?

最近の流行から言うとやはり、個人的には[原研哉]氏や[深沢直人]氏のモノやその流れをくんだものがパッと浮かんできてしまいます。

彼らがデザインしたものの特徴は「シンプル」です。

が、「最初にシンプルありき」でできたものではないはずです。
「機能性を追求」「無駄なものを排除」というインプットによって生まれたアウトプットが、“シンプル”ということなのです。

“シンプル”、そのものがインプットではない、ということです。
“シンプル”はあくまでアウトプウトされたものです。


先日の日記で「唯一無二のデザインはない」と書きましたが、それは「インプットの方法や、コンセプトが無数にある」からだと思います。

もしインプットが一つしかないのならアウトプットも一つなのでしょうが、インプットに無数のパターンがあるのだから導きだされるアウトプットのパターンもまた無数です。

もしそこに問われるものがあるとしたら「何をインプットするか」という「センス」だろうと思います。


話を戻します。

「徹底的に相手の立場になって考える」というのはデザインに限った話ではありません。

商売にしたって、接客にしたって、サービスにしたって、挨拶にしたってそれは通ずるものはあるはずです。

デザインという言葉でなくても、想像力、という言葉に変換して、その力を働かせなければなりません。


そして「観光」もまた、想像力を必要とします。


先日注文していた[d design travel]という本が届きました。

北海道編です。

この[d design travel]の内容の構成について、まずは冒頭に以下のような定義が書かれています。

1、その土地らしいこと(東京等のコピーではないこと)。
2、その土地の人がやっていること。
3、その土地の伝えたいメッセージを持っていること。
4、利用価値が手頃であること。

これらを[d design travel]の定義とし、次のような分類で取材を行っています。

○ SIGHT その土地を知る。… 公園・美術館・博物館・記念館・ギャラリーなど
○ RESTAURANT 食事する・お酒を飲む。…土地の食材を出す料理店・バー・地元で名物の食べ物屋など
○ CAFE お茶をする。…休憩としてお茶をする場所など
○ SHOP 買い物をする。…土地の伝統工芸品・地元で活躍するアーティストのものなど
○ HOTEL 泊まる。…その土地らしさのある宿泊施設
○ PEOPLE 人。…その土地の伝えたいメッセージを持つキーマン


上記の定義と分類をザッと見るだけでも「その土地」「土地」「地元」という単語が10回も出てきます。

インプットは「その土地」「土地」「地元」です。

それによって集められた情報を、6つの分野で分類しています。

この本のアウトプットはそういう過程(デザイン)を経て作られています。


とエラそうに書きましたが、別に特別なことではありません。

それは基本的なことで、この本に限ったことではなく、県・市町のHPの観光ページを覗いてみても、「その土地」というインプットと「勝景地」「食事」「宿泊」という分類(デザイン)を経て、アウトプットされています。

個人的な感想を言えば、尾鷲市の観光物産協会よりも、紀北町の観光協会のHPのほうが見やすい作りです。
(宿泊施設、食事所の情報を文字情報だけでなく、写真やリンクつきで紹介しています。)


重箱の隅をつつくような言い方をすれば、[d]の定義に当てはめて、行政の観光案内に足りないものがあるとすれば、その多くは「PEOPLE・人」という項目かもしれません。


その土地を良く知る人物。
人柄自体がとても魅力的な人。
土地に根をはり、活躍するアーティスト。


もちろん、行政の活動は公平性が求められるので、飲食・宿泊・人の紹介は難しいかもしれません。

だから今度は市民や民間で、もっと補完していけるような町づくりが必要なんじゃないかな?って思います。

個人的には[owasebon]というミニコミ誌の取り組みによって、だいぶ補完しているようには思っているのですが、思うように評価が得られなかったり、支援が薄かったり、「勝手にやってる」という目で見られることが多いです。(ま、勝手にやってるんですけど)

[owasebon]では、かなりマニアックな細道を歩いてみたり、普段あまり表に出てこない人にスポットを当てたインタビュー、観光協会や社協などに登録していないお店や活動を紹介しています。

いずれ、[owasebon]の情報でムック本が作ることができれば、かなり面白い本になるのではないかと、個人的には思います。



[d design travel]はまだ始まったばかり。
まだ北海道編しかでていません。(もうすぐ鹿児島編がでます)

随時出版されるであろう全ての[d design travel]を集めていきたいと思っています。

この本は通常でている観光ガイドブックとは視点が違います。

通常の観光ガイドブックは「ルート」を示しています。
(京都の観光ガイドブックをみるとよくわかります)

そのルート上にどんな観光スポット、勝景地、食事所、宿泊所、土産物屋があるかが示されています。

「いかに効率よくまわるか」がポイントです。

地図が必携で、言ってしまえば、その地図を塗りつぶすような観光です。

別にそれを悪いと言っているわけではんく、それはとことん従来の観光スタイルなわけで、「行った気になる」「行った記念になる」といった類のものです。

[d design travel]は地図はありますが、ルートはありません。
「ここに行ったら次はここね」というガイドブックではありません。

かなりピンポイントを突いた取材を行っています。
(故に効率は悪いかもしれません)

その土地の観光ポイントで食事をしてお買い物して帰るパターンとはちょっと違っています。

後記にも書かれていますが「その土地のデザインを見に行こう」というのが根底にあり、そして
その結果は、おそらく先に書いた4つの定義と6つの分類をインプットしてでてきたアウトプットなのでしょう。

要所要所で、人のインタビューや、カフェが出てきます。

これは、「その土地を知る為の」キーパーソン、キープレイス、キーワードとして登場します。

「行った気になる」「行った記念になる」というガイドではなく、「その土地を知る」ためのガイドブックになっています。


「その土地を知る為の」手段としてカフェが登場するのには、少々緊張します。

そのガイドブックでは、カフェはその土地を知るための小さな観光案内所のようなものとして登場します。

うちもカフェですから、、、やっぱりカフェには「そういう機能が付託されている」のだなあ、と改めて痛感します。


ある転勤族の友人が言っていました。
「私がその土地で暮らしていく為に、まずその土地カフェを探す」と。

それは観光者としてではなく、地元にいちはやく馴染んでいくための手段だったんだなあ、と今思い返しているところです。


(話があちらこちらにいって申し訳ないのですが)[d design travel]は全ての都道府県をフィーチャーしていく計画で、それと同時に、各都道府県に1つづつ、[D & DEPARTMENT ]をつくる計画が進められています。

それは「その土地に根ざして生活している人とパートナーシップを組み、47都道府県に1カ所づつ「その土地に永く続くデザインについて考える場としてのD&DEPARTMENT」をつくる計画」としています。

その三重県版はどこになるのか、だれが地元のパートナーシップになるのかに興味があったので、自分でエントリーする資格があるかどうかを調べてみました。

残念ながら、私が住んでいる尾鷲、という地域で、[D & DEPARTMENT]を誘致できるような物件は無いように思います([D〜]は新築の物件はNGであり、しかもかなりの売り場面積を必要とします。それ以前に私自身にそうものを誘致する器量はありませんが)。


それはまあ、残念至極なのですが、考え方によっては、「まさにそういうものが及ばない地域」だからこその、チャンスがあるのではないかと、個人的には考えています。


先述しましたが、尾鷲よりもお隣の紀北町のほうが、公的なHPや観光協会のHP、観光案内のマップなどがより洗練されているように個人的には感じます。

私が知る限り、紀北町には素晴らしいデザイン会社があることが、その一因であると、個人的には思っています。

これも「私が知る限り」という枕詞が付いてしまうのですが、尾鷲にはデザインに特化した会社や機関が不足しているように思います。

そういう事も含め、「デザインを考える拠点」のようなものが尾鷲にできないだろうか、と考えています。


なぜに、カフェのいち茶坊主がこんな七面倒くさいことを考えているかというと、それは私がデザインや観光を仕事にしたいからではありません。

それは私が「大好きなカフェという仕事を続けていくための」立派なメソッドだと考えているからです。

「カフェ以外のこと」を考えることによって「カフェが続いていく」という方法論を採用しているので(もっと他にやることがあるのかもしれませんが、そういう方法を採用してしまったのだから仕方ありません。性格の問題もありますし)、こういうことばかり考えていたりするのです。


↓[d design travel]の創刊号。北海道編。
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↓こちらは[大橋歩]さんが主催のリトルプレス[Arne]。三重県の特集。
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[Arne]の三重県特集もカフェや人のインタビューが中心です。
とても面白いです。
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by scale-158 | 2010-04-24 00:52 | other works | Comments(0)
「d」を読んで考えたこと
[ナガオカケンメイ]が主催する[D & DEPARTMENT]から発行されている[d long life design]というリトルプレスのvol.5に面白い内容が書かれています。

まず、[藤崎圭一郎]さんの「デザインの売り場を考える」というコラムから。

そこでは毎年ビッグサイトでおこなわれる[グッドデザイン・プレゼンテーション]について書かれています。

グッドデザイン賞を得たものには「Gマーク」なるものが付けられる。
これは、もともと通信産業省が主催していたもので、メイドインジャパン製品の質向上を図る輸出振興政策のひとつであった。

筆者はグッドデザイン賞のホームページにある「グッドデザイン賞の目的はデザインを通じて生活の質的向上と産業の高度化を図ることと要約できる」の「生活の質的向上」に疑問を呈しています。

「他人の生活やライフスタイルの質など誰が評価できのだろうか。ガタガタのテーブルや使いづらいパソコンやパクリぎりぎりのデザインに囲まれていても、自分で好きで選んだものならば、その人にとっての良い生活は充分送れる。お仕着せのグッドデザインに囲まれた生活のほうがずっと息苦しい」と述べており、最終的には、そのもののデザインがグッドとかバッドではなく、Gマークのついた商品をデザイナーだけでなく、ビジネスマンや売り場の人間も含めて、その売り方まで考慮すべきである、と締めています。

確かにそうだと思います。

「センスが良い/悪い」と言いますが、要は好きか嫌いかの判断であって、「かくあるべし」という基準が設けられ、それに従わなければならないとしたら、、皆同じ服を着て、同じような家に住み、同じような家具や家電に囲まれ、どこの街も似た寄った風景になってしまいます。


「グッドデザイン・プレゼンテーション」の壇上にて[ナガオカケンメイ]が「中古市場ではGマークはなんの機能も果たしていません」と言い放った通り、Gマークはデザインの保証であって、ヒット賞の保証ではない、ということも語られています。

日本のある時代において、一定のデザインのクオリティを保持するために、Gマークはある程度機能していたとは思うのですが、今はもはやその意味は薄れつつあります。

Gマークは消費者に届くものであったはずのものが、デザイナー、という範囲で止まっているとさえ感じる時があります。

デザインは一つの選択肢でしかなく、もっと、提示する「あるもの」があるのがあると、主張しています。(それが「なんなのか」は後述します)



さらに同じ号の[柴田文江]というデザイナーのインタビューの中で、デザインされたものはあっても、「売り場」や「売り方」が無い、ということを指摘しています。

デザイナーは、「デザインのわかる消費者」を勝手に設定し、放っておいてもその消費者に届くと過信しているようです。

思っているほど、消費者の商品に対する「デザインの優先順位」はそれほど高くは無い。
だから売り場、売り手、売り方が重要なのだ、と[柴田文江]は主張しています。

これは先に書いた[藤崎圭一郎]の「Gマークは良いデザインの保証マークであっても、売れる商品の保証マークではない。もう少し、提示していく他のものがある」という主張に通じます。


[柴田文江]さんの言葉に、これらのことを簡潔に示した言葉があります。

『デザインに関心のある人のためにデザインするだけがデザインではない』

そして

『デザインなんてわからない人間が間違って買っていくようなものをつくりたい』

という言葉。


これはかなりエッヂの効いた、良い思想です。

そしさらにそれを受けて[ナガオカケンメイ]が以下のように書いています。

デザイン先進国の家電は、間違っても「デザイン家電」とは言わない。
デザインは当然、高い水準でされている。
そんな国と同じデザインをしている日本の家電は、
まさに「デザイン家電」としてよく目立つ。

と。


このナガオカと柴田文江の思想をさらに簡潔に言い表すなら、「デザインとはデザインそのものの押しつけであってはならない」という事です。


「これが正しいデザインです」という押しつけよりも、もっと人間のラディカルな部分、無意識の部分に呼びかける「優しい提案」のほうが優先されるべきであると、[D &〜]のスタッフは理解しているようです。

デザインとは「よりよくするもの」であって「唯一無二の答え」ではありません。

さらに「よりよくするもの」という部分だけを抽出するならば、デザインとは商品というオブジェクトのみが対象ではなくなります。

いうなれば、生活の中にある、、、ある種、ルーティン化してもはや気付いていない領域の中にも、、、、デザインが入り込む余地はあり、これからの時代はそこにスポットが当てられていくことでしょう。

[D &〜]の最も新しいプロジェクトの一つに[D & DESIGN TRAVEL]というプロジェクトがあります。

これは観光をテーマに掲げた[D &〜]のプロジェクトですが、まさに、これは「一定の基準によってデザインを精査する」「唯一無二の答えで観光プロジェクトを進めて行く」のではなく、「もともとそこの土地性が持つ魅力あるものをデザインを使って上手にプレゼンする」ことにあると思います。


[d long life design]の5号に書かれていることと、これからの「観光」の新しい関係性について考えていくと、個人的にはとてもワクワクしてきます。

この5号に書かれていること(この号自体は5年前に出されたものです)と、今まさに動き出している、[D &〜]のプロジェクトから導きだされる方法論は、(従来の観光のスタイルを否定しているのではなく)今まさに襲いかかってこようとしている時代の大きな波に対して、新しい分野を開拓していく場合において、基本的に押さえておきたい方法論となることと、個人的には思います。

これが名のあるデザイナーの、かなり影響力のあるリトルプレスで語られているのですから、もっとメジャーな動きになっていくとは思うのですが、残念ながら「届かない人のもとには絶対に届かない」仕組みになっているのが、世の中の不思議、というか、そういう人がなぜか中心になっている不思議さがあります。

これは辛口になりますが、「観光」という仕事に携わりながらも、明らかに「勉強不足な人」が私の目に付く範囲にもいます。

それは「観光」をうたっている組織の旧来のHPやブログを見ても、勉強不足なのは明らかです。
(「観光資源」という素晴らしい素材に対し、「ビュアーへの敬意」と「デザインする能力」が明らかに追いついていません)

しかし、そういう人には何を言っても無駄といえば無駄なのです。

さっきも書きましたが、そういう人のもとには「絶対に届かない」ものなのです。


それを覆す為には、自分が力をつけるか、粛々と、目の前に積まれた「お金にならないチリ」を少しずつ積み上げていく作業を続けるしか無いのです。


今回の日記に登場したリトルプレス[d long life design]。


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近年、デザイン系の雑誌の休刊・廃刊相次いでいます。
もしかしたら「業界系」の雑誌はリトルプレスの形式で生き残って行くのでしょうか…。

あ、でも広告収入にあまり頼っていなかった[広告批評]も廃刊になったし…。
出版は難しい局面にさしかかっているのでしょう。
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by scale-158 | 2010-04-19 01:06 | other works | Comments(0)
風をあつめて
4月7日。
晴れ。

最近巷では『エスプレッソスタイルの紅茶』が人気だそうです。

[スケール]が取引している業者からも新たに[エスプレッソ(スタイル)ティー]の商品の紹介を受けました。

新たなメニューの導入には、スタッフへの伝達も含め、けっこう慎重ですので、即決して導入、というわけにはいきませんが、その商品のラインナップの中にちょっと気になるものが。

の、前に、[スケール]の紅茶のラインナップの紹介を。

ニルギリオレンジペコ
アールグレイ
アッサム
ダージリン
ジャスミンマンダリン

レモンティー
アップルティー
ジンジャーピーチティー

ミルクティー
ロイヤルミルクティー
キャラメルチャイ
シナモンチャイ
ジャスミンチャイ

です。


ストレートティーのラインナップがちょっと少ないと個人的には感じているのですが(尾鷲では多いほうだとは思いますが)、もしストレートティーの種類を増やすのなら、茶葉は[ディンブラ]にしたいと思っています。

どこのメーカーだったかは忘れましたが([えいこく屋]だったかな?)、そこの[ディンブラ]に感動した覚えがあります。

今回、取引をしているメーカーの商品の中に[ディンブラ]のティーバッグを見つけました。

うーん、ティーバッグでもいいんだけど、できたら、茶葉がないかな?
特別に卸せないか、今度聞いてみよう。


世界には『世界三大紅茶生産地』がありまして。
中国、インド、そしてスリランカです。

スリランカは、植民地支配を受けていた時はセイロンと呼ばれていました。
ですので、『スリランカの紅茶』というより『セイロンティー』と言ったほうが馴染みがあるかもしれません。

[スケール]で扱っている、[ニルギリ]、[アッサム]、[ダージリン]は全てインド産のお茶です。
しかし個人的にはスリランカ産の紅茶も大好きで、先ほど書いた[ディンブラ]もスリランカ産です。

『世界三大紅茶』にもカウントされる[ウヴァ]もスリランカ産です。

最近はずっとコーヒーが好きで、珈琲ばかり飲んでいました。
紅茶も飲むとしたら[アールグレイ]ばかりです。

しかし、久しぶりに[ディンブラ]の文字を見つけて、スリランカ産の紅茶に想いを馳せています。


さて、ここまで紅茶に関することを書いてきましたが、写真では[kadenz]の雑貨をご紹介したいと思います。

まずはコチラ。
アンティーク風のワークデスクです。

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これは去年のうちに入荷できるように交渉していたのですが、生産の都合でやっと先日入荷しました。


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ワークデスクはそのままディスプレイ棚になってしまっていますが、もちろん購入が可能です。
(が、注文のため、1週間ほどお待ちいただくことがあります)



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せっかくなのでお店の全体像を。


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この壁にかかっている棚も新入荷です。売り物です。
棚に飾ってある雑誌[transparent]も売り物です。
(実は書籍も扱っているのです。って今のところこれだけですが)

あと、今年の春から引っ越ししてしまったお友達から嬉しいプレゼントをいただきました。

[kadenz]の消しゴムハンコです。
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うちのお店をイメージしたカエルちゃんのイラスト入りです。
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これを袋にバンバン押していきたいと思っています。

ありがとー。
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by scale-158 | 2010-04-07 23:32 | zakka | Comments(2)
或る街の群青
4月4日。晴れのちくもり。
気がつけばもう4日。
4月に入ってからまだ一度も更新してませんでしたね…。

ブログは「更新してナンボ」なので、滞るのは良くないですねえ。

お店は、、、特に地方にあるお店、地元の住民がお客さんのお店では、、、その存在が忘れ去られてしまうことが一番恐ろしいことです。

地元の人に「え?あのお店まだやってたん?」って言われてしまえば、かなり厳しい状況であると言わざるを得ません。

だから、「まだやってますよ〜」ってアピールせなあかんと思うんですよね。

ブログの更新が滞っているとそれだけでお客さんは「あのお店はもうやってない」って思ってしまうものです(いや、ホンマに)。

たかがブログ、されどブログ。

一度始めたことはやり続けなければならん、とそう思っています。


更新が滞っていたのには少々訳がありまして、実はブログを更新しようと何度か書いていたのですが、度々ブラウザが強制終了してしまうトラブルに見舞われ、せっかく書いた日記が消えてしまったからなんです。

そうなるとあら大変。
テンションが下がってしまうのです。

一度書いたものもう一度思い出して書けばいいんですけどね、なんかその時のテンションとか書きたい内容ってのは「鮮度」とか「賞味期限」があるみたいで、それを逃してしまうと、もう書きたくなくなるもんなんです。

ややこしや。


さて、先日、遠くにいる人から、お手紙が届いたということを書きました。

そのお手紙には「遊び半分で作りました」というフリーペーパーが添えられていたわけですが、そのフリーペーパー、縦が約105mm、横が約295mmに印刷したものを三つ折りにしたものです。

デザインに詳しい人ならピンときたかもしれませんが、縦を倍の210mmにすればちょうどA4サイズになります。

つまり、このフリーペーパーは、うまいことA4サイズに両面印刷すれば、A4の紙1枚あたり2部のフリーペーパーができる仕組みとなっています。

意味分かりますかね?
分かるか。

確かにこの方法なら、しかも三つ折りにすればいいのなら、製本の必要もありませんし、かなり簡単な方法で作ることが可能です。
(おそらく『誰にでも作ることができる』という可能性を示したくて、送ってくれたのでしょう)

フリーペーパー、[owasebon](尾鷲本)は2000部の発行なので、印刷業者に印刷してもらったほうが安くつくのですが、もし、趣味で50部とかだけ作るのなら、家庭用プリンターでも出来るような気がします。

送ってもらった105mm×295mmのフリーペーパーにならって、もし50部だけ作るのなら、25枚のA4の紙に両面印刷すれば可能です。(あとは半分にカット)

そこで思ったこと『スケール発信の発行物を作ろう!』ということです。

一応まがりなりにも、フリペ作りに参加しているのだから、イラレやフォトショを使うことが出来ますし、カメラも好きだし、文章を書くのも好き。

優秀なPCとプリンターがあるし、デザイナーのお友達もいるし。

そりゃ作るしかないっしょ〜。

いよっしゃ〜。

7月発行を目指して作るぞ〜。

タイトルは何にしようかな?
コンテンツは何にしようかな?

1人で全部できるかどうかはわかんないけど、1人のほうが気楽で面白いかも。

企画、文章、写真、編集、印刷=ハマノ、みたいな(笑)

ま、フリペていうか、『通信』みたいなもん?

やってみようじゃないか。

なんか急に楽しみになってきた。



さて、市内ではシロツメクサが咲いてきましたよ。

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つい四葉を探してしまいます。
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by scale-158 | 2010-04-04 17:49 | flower&plant | Comments(2)