三重県の南部、尾鷲市にあるカフェ、scale-158での日常をお伝えします
by scale-158
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未分類
PROFILE
cafe Scale

開業:2002年2月
形態:カフェ

営業時間 8:00〜19:00
定休日 水・木曜日
住所 三重県尾鷲市宮の上5-11
電話  0597−22−5258

掲載写真の無断使用はお断りします。
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若冲ワンダーランド
今週の頭に、BSハイビジョンで、4日連続で放送されていた[若冲ミラクルワールド]という番組が放送されました。

いやあ、めちゃくちゃ面白かったです。


思えば、最初に[伊藤若冲]という人物を知ったのも、NHKの特集でした。
それまで[伊藤若冲]という人を知りませんでした。

それからしばらくして、江戸絵画のコレクターとして知られる[ジョー・プライス]が所有する江戸絵画の展覧会、[プライスコレクション 若冲と江戸絵画]展が行われ、家族で名古屋まで見に行きました。(あれはもう5年前ですね)


[ジョー・プライス]氏は、個人では世界で一番[伊藤若冲]の絵を所有している人だと思います。

不思議ですね。

[伊藤若冲]の世界一のコレクターが日本人ではなくアメリカ人なんですもの。

その[ジョー・プライス]氏所蔵の絵画が、日本で巡回して展示されることは、今後、私(や私の両親)が生きている間に再び行われる可能性は極めて低い、ということで、お店を休みにして家族で見に行きました…。


その後も、私は[相国寺]([伊藤若冲]ゆかりの寺)に行ったり、[MIHO MUSEUM]に行ったりして、[伊藤若冲]を追いかけました。

初めて日本画をすごい、と思ったのは[伊藤若冲]の絵を見てからですし、それが日本画を見るきっかけともなりました。


BSハイビジョンの番組では、[伊藤若冲]の絵を様々な方法で検証していました。

その技法。
使われている画材の材料。
レイアウトに隠された謎。

その最新科学を駆使した検証方法に私は正直『本当にそこまで意図して描かれたのか?』と疑いたくなるほどでした。

しかし、やはり「そうとしか考えられない」という結論に至りました。
(やっぱりNHKの検証方法は凄いですね…)


実は私は個人的に[伊藤若冲]は『[サヴァン]の能力を持った人』という仮説を持っていました。


なぜそう思ったかというと、一瞬の動きをとらえた描写が異常なまでに精密だからです。

そういうことがきるのは、一瞬見た光景をカメラのシャッターをきるように脳に焼き付ける能力がある、ということです。(それをあとで脳内でリピートすることができる)

つまり『正確な描写』ではなく『正確な記憶』だと思っていたのです。
(画家の[山下清]も同じような能力があったといわれています)


そうでないとあそこまでの精密な描写ができないのではないかと思っていたのです。


もちろんBSハイビジョンの特集ではそういうことには触れられていません。
(もともと、私の勝手な推論ですし、デリケートな問題なのですし)


が、やはり私のそんな稚拙な仮説など、どこ吹く風、やっぱり[伊藤若冲]という人はあらゆる計算を施していたとみるほうが自然です。

さしずめ日本のダヴィンチのような人だったのかな?と思います。



とにかく、エキサイティングな4日間でした。


紙の裏から彩色する[裏彩色]。
8万6千個の升目に描く[升目描き]。
墨のにじみで輪郭を描く[筋目描]
月光が当たっている側と当たっていない側を、襖の表と裏で描き分けた書院。
同じように見える黒でも、一部に漆を用いることによって、光の当たり方によって銀の光を放つ黒。


書きだしたらキリがありませんが、もうとにかく驚嘆するばかりです。



先ほども描きましたが、意外に[伊藤若冲]にゆかりのある場所や展示を訪ねている私。

BSハイビジョンでも特集されていた[金刀比羅宮]にも、いつか行ってみたいなあ、と思っています。



c0092610_11432756.jpg




[スケール]のほうに、図録や本など置いてます。












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by scale-158 | 2011-04-30 15:01 | art | Comments(0)
気になる気になる。
ちょっと前の話ですが、雑誌[BRUTUS]が、[糸井重里]氏の特集を組んでいましたね。


特集、ていうか、大特集でしたね。


最初は書店で立ち読みで済まそうかと思ったのですが、買うきっかけとなったのは[糸井重里]氏の仕事の歴史を網羅した年表と、関わった人物に関するキャプションが充実していたことと、漫画家[羽海野チカ]氏との対談が収録されていたことと、です。

もちろんその他の内容も魅力的で、[糸井重里]氏の公私を知るにとてもよい内容だったので、「やっぱりこれは買っておくべきだなあ」と思い、買いました。

私は大抵買った雑誌はカフェのほうに置いています。
[BRUTUS]の[糸井重里]氏特集は、かなりの人に読まれています。

特に30代の反応が高いように思います。

[糸井重里]氏は、現在63歳。
私の父とほぼ同じ年齢です。

父と同世代から見た[糸井重里]氏はたぶん、「つかみどころのない」人物に見えるのではないかと思います。


[コピーライター]という(聞き慣れない)肩書きで広告界で鮮烈にデビューし、その後もカルチャーともサブカルチャーともつかないノンジャンル、ボーダーレスに活躍する姿は、父のような職人気質の人間からすれば、『異次元の人』のように映ったかもしれません。

ちょうど今30代の人は、年齢的にも[糸井重里]氏の子供の世代にあたります。
しかもそろそろ社会人になって10年を迎える頃です。


私の父母からすれば[糸井重里]氏は『がむしゃらに頑張って成功した人』というイメージが無いそうです(私にもありません)。

私はそのイメージがそのまま「敵がいない人」「嫌味の無い人」というイメージに結びついています。
私と同じ世代(30代)が[糸井重里]氏が好きな所は、そういう「嫌味が無く」、そして色々な分野で飄々と活躍している部分への憧れなのではないのでしょうか?


多分、「ライバルが多いジャンルで勝負する」というよりも、「この分野は自分でやるポジションだ」という独特のジャンルに挑んでいるからこそ、敵がいないのかな、と思います。
ただ、そういうジャンルに挑む、ということは「パイオニア」という意味ですから、人知れぬ苦労があると思いますが。



かくいう私も[糸井重里]氏の動向はいつも気になります。


[BRUTUS]、面白かったです。
(もう次の号が出ちゃいましたが)




さて、今日の写真ですが、尾鷲の倉の谷に新しくできた[イリデッサ]さん(パン屋さん)の庭先に咲いていた[ブルーデイジー]です。(たぶんそうだと思う)


c0092610_1045281.jpg



私が使っている[オリンパス]の[PEN EP-L1]というカメラには、色をポップにする機能(アートフィルター、ポップアート)で撮影するとビビッドなカラーに映ります。

ちょっと[蜷川実花]ぽくなるので好きです。














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by scale-158 | 2011-04-27 13:52 | flower&plant | Comments(0)
owasebon vol.36
尾鷲を紹介しているフリーペーパー[owasebon](尾鷲本)の最新号が発行されました。

本来は先月発行の予定でしたが、やっと製本でき、只今配布中です。
発行が大幅に遅れましたことをお詫び申し上げます。

今回の[owasebon]は尾鷲の『桂ヶ丘・光ヶ丘』を特集しております。

また、今回から表紙の写真の担当がフォトグラファ−の[みやちと−る]氏になりました。
(誌内でもみやち氏の紹介をしております)


c0092610_11524450.jpg






ぜひぜひ手に取ってお読みください。











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by scale-158 | 2011-04-23 12:11 | owase | Comments(0)
根ざす。
先日の[中日新聞]の1面にて、某大学の教授が『これで以前から叫ばれていたスローライフが根付くかもしれない』と述べていました。

私も同感です。

私の場合は『根付いて欲しい』という単純な願望と『根付かなければならない』という遂行的・使命的な願望が入り交じっての『スローライフが根付くかもしれない』です。


これまで色々な雑誌で[ロハス]や[スローライフ]などの言葉が氾濫していた時期がありました。

一体あれは何だったのでしょうか?
一種のブームのようにこぞって特集を組んでいました([クウネル]や[リンカラン]や[天然生活]などが)が、今それは根付いているでしょうか?


私は、あの[ロハス]ブームには懐疑的でした。


まず第1に新語であること(これは後述します)。
そして第2に一部の人しか実行できない、無意識的な階級制度のようなものを発生させているような気がしたからです。


新語が生まれる背景は2つあります。

1つは『何かの言葉に対する反作用的な発生と無意識の意識化』。
2つ目は『ビジネス用語としての流通、また新規マーケティング開拓としての流通』

です。


[スローフード][スローライフ]という言葉は[ファーストフード]という言葉の反対の意味で生み出されてきました。(“それ以外のもの”という意味として)

つまり、本来は無くても良い言葉に、わざわざ言葉を充てることによって、無意識だったものを意識化させる、という効果があります。


先に書いておくと[Wikipedia]では[スローフード]を

その土地の伝統的な食文化や食材を見直す運動、または、その食品自体を指すことば。日本の伝統的な和食や郷土料理への回帰とは限らない。また、「地産地消」と同義ではない。
ファーストフード(ファストフード)というビジネスフォーマットと対立的なものだと考えられていることが多いが、これは間違いである。ファーストフードとの対立概念としてスローフードを考えると、理解に誤りを犯すことになる


とされています。
最後のほうに『ファーストフード(ファストフード)というビジネスフォーマットと対立的なものだと考えられていることが多いが、これは間違いである。ファーストフードとの対立概念としてスローフードを考えると、理解に誤りを犯すことになる』と記述されていますが、日本での[スローフード]の用語の多くは[ファーストフード]の対立概念としての概念のほうが先行しているように思います。


されおはさておき、本来の[スローフード]を意味を純粋なものにそぎ落としていくならば、その意味は『普通の料理』となります。

でもわざわざ『普通の料理』に名前なんて付けませんよね?
でも付いてるってことは、もうそれを意識化しないと意識できないんですよね。


そして新語が作られ、メディアが食いつくには必ずそこに『お金になる要素』があるからなんですよね。
([森ガール]だって[山ガール]だって[美ジョガー]だってマーケティング開拓の意図が多く見えます。)



先述した『一部の人しか実行できない、無意識てき階級制度の発生』とは、主に[ロハス]のことを指します。

[Wikipedia]では以下のように説明されています。

LOHAS(ロハス、ローハス)とはLifestyles Of Health And Sustainability (健康と持続可能性の/健康と持続可能性を重視するライフスタイル)の略。健康や環境問題に関心の高い人々のライフスタイルを営利活動に結びつけるために生み出されたマーケティング用語である。
1998年にアメリカ合衆国で造語され、日本では2004年頃からライフスタイルを表現する言葉として注目されたが、現在は定義が曖昧なバズワードの一つとして扱われている。定義の曖昧さを逆手に取りエコロジカルなイメージを商品やビジネスに関連付けるために用いられることも少なくない。


こちらははっきりと『マーケティング用語である』と明記されていますね。

日本の場合、『健康と持続可能性の/健康と持続可能性を重視するライフスタイル』にさらに『文化的でハイソサエティな暮らし』が追加されていったように思います。
(某雑誌はその定義を先導しています)


これはよく読むとわかりますが(よく読まなくてもわかりますが)、かなり生活に余裕のある人の一種の『身につけておくべき嗜み』のような感じを受けます。

意地悪く言うと『ロハスな生活を実行できる私』『エコな生活を実行できる私』というライフステージやプリスティージそのものに酔いしれている感じさえしてしまいます。

そうなると手段と目的が逆になっちゃいます。

『[美ジョガー]になりたいから[美ジョガー]のファッションをして走る』っていうことになってしまいます(本来の目的は『走る』ことなんですけどね、この場合ファッションが目的になっちゃってます)。

だから私は安易な[ロハス][エコ][スローライフ]という言葉の氾濫には懐疑的だったのです。
(それにそういうことを昔から継続して実行している人はそういう言葉とは無関係にそういうことを実行しているものです)


話を戻します。


やっとブームとしての[エコ][スローライフ]は終わりを迎え、これからは『切羽詰まった』感じで否応無く節約生活にシフトしていくだろう、と思いますし、某大学の教授もそういう意味で言ったのかもしれません。


人間って『やってもやらなくてもいいこと』はやらない。でも『やらなくてはならない』時はやる。

福島第一原発の事故を受け、計画停電が実施されましたが、その後計画停電は実施されていません。
節電が功を奏しているからです。

やらなきゃならない状況にならないとできない、、、でも違う言い方をすれば、やらなきゃならない時はちゃんとやれるんですよね。


これからは節電、節水、浪費の節約、そういうことがファッションやブームではなく、普通の生活レベルで実行できると思います。

いや、実行しなきゃいかんと思います。

雑誌も『これからはオシャレに農業』なんてコンセプトで特集を組むのは今後やめて、もっとつっこんだ意識で食を見直す特集をしていただいきたいものです。

この大震災を機に、メディアのあり方も大きく変わることでしょう。

そう思います。




さて、ご紹介は[チョコチップクッキー]です。


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砂糖には[三温糖]を使用し、中にはローストした[ココナッツロング]も練り込んであり、より香ばしい味に仕上げてあります。


最近よく作るのでこれからはレギュラーメニューになりそうです。

ぜひご賞味ください。











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by scale-158 | 2011-04-22 12:00 | cookies | Comments(0)
根源的な力、とは。
今日の尾鷲地方、晴れです。
昨日は雨でした…。

先週くらいから暖かくなってきたので、今週はシャツを着ようと思っていたのですが、昨日はちょっと寒くて着れませんでした。今日は気分的にシャツではないのでシャツを着ていませんが、次の休みくらいからシャツで出かけたいですね。



さて、[cafe scale]は、2002年の2月にオープンしました。
今年で丸9年が経過し、10年目を迎えています。

2002年、尾鷲に帰ってきた私はまず最初に[i Book]を買ってインターネットをひきました。

色々なお気に入りのカフェの情報をネットで検索して、カフェの雰囲気やメニューなどを参考にしていました。

京都にある有名なカフェ[efish]は1999年にオープンし、尾鷲に来てからもよくHPを見ていました。
東京に行った時に立ち寄った[CICOUTE CAFE]は、今年で10周年だそうです。

近い時期にオープンした話題のお店はちょっと身近に感じていて、いつも動向を見守っています。


カフェを始めたころ、同じような時期に創刊された

[クウネル](2003年創刊)
[リンカラン](2003年創刊)
[天然生活](2004年創刊)
[カメラ日和](2005年創刊)

などの雑誌をよく買っていて今も([リンカラン]以外は)創刊号から継続して買っています。


なんとなくそんなことが懐かしくなって、[CICOUTE CAFE]のオーナーのインタビューや、[モリカゲシャツ]が特集されている号を探して読んでいました。([クウネル]や[リンカラン]の最初のほうに特集があるのです)



仕事を始めた頃のことを思い出して、今、その頃から見てどうなっているのだろう。
あの時思っていたことを、思い通りやっているだろうか?
あの時、私はどんな思いで、どんなことをやりたくて仕事に向かっていたのか。

そんなことを考える一方で、『そういうことではないこと』も考えています。


3月11日の大震災以来、『生き抜く力』について考えています。
いや、考えざるを得ません。
誰もがそうだと思います。

これから進路や就職を考えている人にも、自分の進むべき道を大きく変更しなければならない人もいうでしょうし、自らの意思で今までとはちがった進路の選択をした人もいるはずです。


私が10年前に考えていた理想や夢は、それはそれで大事なものだとして、でもこれからはもっと根源的な『生き抜く力』について考えることが増えていくだろうし、増やしていかなければならないと思いますし、現在、すでに考えています。


少し話は逸れますが…。


私の家は、元々は建築業をしていたので、バブルの時の好景気も経験しただろうし、バブルの崩壊後の不況も経験しただろうけど(私はその時はまだ子供だったのでそういうことは意識してませんでしたが)、お金の有る、無しに関わらず私は『ウチは貧しい』と思ったことは一度もありませんでした。

実際、建築業を廃業してから飲食業に転身して、収入はかなり減りましたが、それでも未だに『ウチは貧しい』と思ったことはありません。

単純にお金は無いことで、そのことで『ウチは貧乏だ』と思ったことはありません。

お金が有っても無くても、どうにかなるような価値観を持っているからだと思います。
ウチの家庭はあまり他人と比較してどうのこうの言ったりする家族ではありません。

他人と比較して裕福だとか貧乏だとか、成績が良いとか悪いとか、そういうことを比較して喜んだり卑屈になったり、自慢したり妬んだり、優越感を感じたり焦りを感じたりするような家族ではありません。

ただ、自分の価値観を大事にしているような家族です。
『良いものは良い』『悪いことはしない』。

そういう意味ではウチの両親は『頭が良い』と思っていますし、そういう両親によって作られた私の所属する家庭は、どんな状況においてでも決して『貧しい』と思うことはないだろうと思っています。

そういう状況を持ち前の頭の良さで乗り切れるような家族だからです。



震災で被災された人達が、本当に復興した、と思えるのはどういう時だろう、と考えました。

人間が動物と違うのは、ただ、食べて寝ていれば良い、ということではないことです。
人間は社会を構成しているので、社会的にちゃんとポジションがあること、ちゃんと役割があることが必要です。

誰かに必要とされて、自分も食べて、寝られるわけですから。



私が思う『根源的に生き抜く力』とは、どのような状況に陥ろうとも、自分の役割を見つけ出し、仕事を作りだすことだと思います。

孤立せず、社会的にうまく、そして早く溶け込んでいくことのできる柔軟さと技術や知識のことだと思いますし、それを普段から鍛えておくことが大事なことではないかと思います。


つまり、コミュニティを自ら作り出す、仕事を自ら作り出す、くらいの勢いが必要かと。


と言ってもすぐにコミュニティを作る、仕事を作るというのは無理な話です。

それは普段から関係を構築しておく、いざという時に頼りになる人を見つけておく、いざという時に(自分が)頼りになる存在になる、信用を築いておく、それぞれに自分の役割を見つけ出しておく…

そういうことが日常で求められているのではないかと思います。


うちの家族は強く、賢明な家族がと思っています。

利己の為に利他になり、利他の為に利己になる、その切り替えや判断のバランスがなかなかとれているのではないかと、信じていますし、信じているからこそ、その土台の上であれこれと考えることができるのだと思っています。



来年で10周年を迎えるにあたり、色々と考えざるをえません。


でもそうい考えるチャンスを与えられている境遇にもまた、面白さを見出すことができるのが人間だと思います。


ミッションを与えられたら、それをミッションと感じることができれば、それはチャンスなのかもしれません。





次に書く日記は上記に書いた[クウネル][リンカラン][天然生活]などの雑誌に流布していた用語と、今の現状を照らし合わせて、私が思うことを書いてみたいと思います。



さて、今日紹介は季節のメニューです。


写真は[コーヒーゼリー]です。

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トッピングは時期によって異なりますが、[コーヒーゼリー]事態は春〜夏の期間はありますので、ぜひご賞味ください。








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by scale-158 | 2011-04-19 13:02 | sweets | Comments(0)
白洲正子と熊野古道
先日NHKの[日曜美術館]にて[白洲正子]の特集がありました。

[白洲正子]は生誕100年だそうで、去年から滋賀、愛知と[白洲正子展]が行われ、現在東京の世田谷で行われている展示で巡回展は最後だそうです。


[白洲正子]は、、、まあ、私が紹介するまでもありませんが、、、名家の生まれで、女性で初めて能舞台に上がったとされる人です。

[青山二郎]に師事し、骨董に通じている人です。

齢50過ぎた所で、『終わることの無い旅』にでます。

日本全国の寺社仏閣を巡り、八十八カ所巡りをし、様々な伝統行事を観察し、多くの著書を残しており。特に女性に人気の高い人物です。

多くの著書は、『随筆』、『紀行文』としてとらえられがちですが、NHKの特集を見て、そのジャンルには収まらない大きなスケールを感じました。

例えば、奈良県の東大寺の[お水取り](有名ですよね)。
東大寺では[お水取り]の水を[若狭井]という井戸からくみ上げるそうです。


これに対し、福井県では[お水送り]という神事が行われます。
福井県の小浜市の[神宮寺]から、[御香水]を鵜の瀬から流すという神事だそうです。

そう、若狭の国(福井)から送られた[お香水]が川を伝い、奈良県の東大寺の[若狭井]に届くわけです。

『鵜の瀬から流す』と書きましたが、これは[遠敷川]という川の上流のことを指すそうです。
([遠敷]とは『おにゅう』と読み、元は『小丹生』だったそうです。)

もう、ピンときた人がいるかと思いますが、ここはそう、水銀の産地だそうです。
(『にう』と読む地名や地名に『丹』、もしくは『丹生』が用いられていた場合、大抵水銀の産地だと推測できます)

水銀は、神社仏閣には書かせないエレメントです。

寺社に用いられる朱色は水銀を原料としています。
(朱色には魔除けの作用があると言われています)

こういう時、『水銀』、というキーワードと対になって出てくるのキーワードは『不老不死』。
そして『水銀』、『不老不死』ときて次に導きだされるキーワードは[空海]です。
([空海]は不老不死を目指したと言われ、水銀を飲んでいたといわれています)

[空海]、[お水取り]、[お水送り]、これだけでも、奈良の東大寺と福井の神宮寺には密接な関係があったことがわかります。


この福井県の[お水送り]の神事に[白洲正子]は実際に足を運び、その神事を考察しています。

上記のような、東大寺との関わり、水銀の産地であることも視野に入れ、[お水送り]の神事を文体彩やかに表現しています。

『紀行文』に収まらない、というのはこの部分にあります。

民俗学でもあるとともに、文学である。
[柳田國男]に通ずる精神性を感じるものがありました。



話はいきなりそれますが、去年放送された[日曜美術館]の中に沖縄の写真家[比嘉康雄]さんという人の特集がありました。

[比嘉康雄]は沖縄の島々に伝わる祭祀を記録した人です。

『なぜこの祭祀が密かに、そして絶える事無く伝承されてきたのか』ということを文献による考察ではなく、ラディカルな人間の感情部分に写真という方法でアプローチし、その本質に迫る、という方法を採用していました。

確かに、[比嘉康雄]さんの写真を見ると、その祭祀の本質を切り取っているように見えます。


[白洲正子]にしても[比嘉康雄]にしても、写真や文学という方法で、祭祀や自然崇拝への本質にアプローチしており、それは文献の研究ではなく、実際にその場に行き、様々な感性によって観察することによって、祭りや民俗に対しての『ラディカルな感情の掘り起こし』を行っているのだと思います。

それは『ノスタルジー』という言葉に置き換えられるかもしれませんが、この『ノスタルジーを感じる』という感情そのものが、神や自然の摂理へのアクセスポイントだと考えているのではないでしょうか。

そういうのは決して文献の文体にしえない難しさがありますし、まさに感じることによって可能で、それは芸術やアートという方法でアプローチするのが良いのかなあ、と思います。



試しに、Googleで『白洲正子 熊野古道』と検索をかけてみました。

もちろん[白洲正子]が熊野大社や那智を訪れたことがあるようですが、実際どのような文を残したのかは、やっぱりウェブで検索するよりも実際に[白洲正子]が書いたものを読むのがよいでしょう。

明日から図書館に行ってちょっと[白洲正子]の蔵書を見てみたいと思います。


熊野古道センターにも、そういう文献や資料がないか、調べてみようかな。




ではおやすみさない。


写真は[うさぎのしっぽ]です。

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実はプランターを庭にほったらかしにしていたのですが、なんお世話もしていないのに、力強く今年も咲いていました。


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申し訳ないので、丁寧に植え替えました。

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咲いてくれてありがとね。











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by scale-158 | 2011-04-14 00:32 | flower&plant | Comments(0)
まずは会って話をする。そこからはじまる。
だいぶ前の話になりますが、熊野市にある市立図書館に行きました。

熊野の市立図書館は、熊野市駅のすぐ横にあります。

お友達のHASUさんから「熊野の図書館はいいよ〜」と聞いていたので一度行ってみたいと思っていたのですが、なかなか行く機会がありませんでした。

先月、ちょっと熊野〜新宮方面に行きたい用事ができたので図書館にも行ってきました。


…すっごくいい図書館でした。


私が行った日は、震災から数日経った頃で、すでにあちこちでは節電が叫ばれていました。

熊野の市立図書館は、窓が大きくて、外からふんだんに採光が取れるようにしてあり、とても明るい雰囲気でした。おそらく普段の日に節電しても、大して光りの量は変わらないんじゃないかと思うほどでした。

書架も、ぎゅうぎゅうに書籍が詰まっているのではなく、けっこう余裕で、中にはおすすめの本を横にしてディスプレイするなどの工夫(←わかりますかね?普通省スペースのために背表紙が正面を向いているとは思いますが、スペースに余裕があるので本の表紙を正面にしているのです)がなされていて、とてもセンス溢れる図書館でした。

結局、熊野〜新宮方面で、この市立図書館で過ごした時間が一番長くなってしまいました。

この図書館はそれくらい魅力的だったし、私はやぱっぱり図書館が好きなんだなあ、と思いました。


長らく、東紀州地域は、ファッションやアートなどの文化からは「距離」が随分邪魔しているのではないかと思っていましたし、今でも若干思っています。(映画しかり、演劇しかり)

[日曜美術館]などの展示会情報を見ていても、距離があるものばかりなので、、、、悔しく、羨ましいことばかりです。


その点、図書館というのは、そういうフラストレーションを少しは和らげてくれる存在だと思っています。

図書館は様々なジャンルの本が揃う『異世界へのアクセスの場』です。

街の図書館が充実している、というのは、その街に暮らす者にとってとても幸せなことだと思っています。(この話、また後で出てきます)




さて、昨日、日記にて[g[gram]]のことを書きました。

[g[gram]]は私が勝手に気まぐれに作って、家庭用のプリンターでプリントアウトしているフリペ…いや、フリペと呼ぶにもおこがましい。趣味で作っている『学級通信』みたいなもんですね…
なのですが、そのフリペ作りに協力したい、と言ってくれた人がいまして…


それが[小川耕太郎∞百合子社]さんの百合子さんでした。


小川百合子さんは、昨年自宅をリフォームされていて、私もずっとその家を見てみたいと思っていたのですが、なかなか予定が合わず見に行けずじまいでした。

ですが、[g[gram]]の協力を申し出てくれたこともあり、さっそくアポをとって自宅にお邪魔させていただきました。


忙しい中、招いてくれて、リフォームした自宅をあれこれと説明していただきました。
本当にありがとうございました。

とっても楽しかったです。


それと、百合子さんが[g[gram]]のことを面白い、何か協力したい、と言ってくれてとても嬉しかったのです。

百合子さんは、自身も美大の出身ですし、現在も自社製品を紹介するカタログを作ったり、また、子育てのためにあれこれと良い教材を探して、紹介しているのがとっても興味があったので、その辺のお話もゆっくりと聞いてみたいと思っていたのです。

[g[gram]]は、私が勝手に特集を決めて、それに合う写真と文章、またはその特集に合う本や音楽や映画などを紹介していくスタンスをとっています。

百合子さんはその特集の決め方について興味があったらしくその辺のお話をしました。

と、言っても私の特集の決め方はかなり適当で、その時に思いついた面白そうなことを、その時のパッションでガッと最後まで作ってしまうことが多いのです。

百合子さんのお宅にお邪魔したのも、なんか、特集のヒントになるようなことやお話、または本や映画のお話ができるのではないかと思っていました。

ざっくばらんな話の中にも色々と参考にさせていただけるような面白い話もありましたし、何より、百合子さんの学生時代の話がとても興味深かったです。

百合子さんは千葉出身ですが、東京でセゾンが展開し始めていた文化事業の渦中にいた世代で、やはりセゾンが展開する色々なショップに足を運んだりワークショップに会員として参加されていたそうです。

私はそのあたりは[セゾン文化とは何だったのか](@永江朗)という本で色々と興味を持っていたので、その渦中にいた人の生の声を聞けてとても嬉しかったとともに、とても羨ましく思いました。

私はいわゆるセゾン文化の世代ではありませんし、それに加え、尾鷲、という土地がそういう文化的な事業からは『物理的な距離』がある土地ですので、なかなかそういうもの(ムーブメント)の恩恵にあずかれない、というか、先ず何より情報が無いという環境だったのではないか、と思っていましたし、今でも思っています。

百合子さんのようにセゾン文化や他の企業が乗り出した文化事業を学生時代に体験できている、というのはとても貴重な体験だと思いますし、そういうことを(そういう世界に)高校生の時から積極的
にアクセスしていた百合子さんはやっぱり凄いなあ、と思うわけです。



『異世界へのアクセスの場』という言葉を最初のほうに図書館の話題のところで触れましたが、そういう『異世界へのアクセスの場』というのを利用するのも利用しないのも、その人の自身のセンスに委ねられます。

今は情報に関しては『物理的な距離』は、インターネットの普及により改善された部分もありますが、それを積極的に利用するのもまたその人のセンスなわけです。

それにインターネットは『ツール』なわけですから、人間側にその使い道が問われているわけです。

そういうセンスは何かの外部からの刺激によって育まれるものです。

そういう刺激は結局どこにあるの?

結局『街』にあると思うのです。
結局『人』にあると思うのです。

[スケール]はそういう『場』の一つであると思うわけです。





さて。

デザインのことにも色々と詳しい百合子さんに、デザインやレイアウトに役立ちそうな本を色々と借りてきました。

前にも[ピエ・ブックス]から出ている高価な本を貸していただいて、まだその本も返していないのにいっぱい借りちゃいました。

ありがとうございます。

いっぱい読んでまた借りに行きます(笑)


おかげで(まだ先になりますが)、[g[gram]]の特集の参考になりそうなことがありました。近々、特集テーマをしっかり決めて、百合子さんにも報告したいと思います…。



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↑百合子さんにお借りした本。

大好きな[ピエ・ブックス]から出版されている本も。

下の3冊は…なんだか難しそうで、読み応えのありそうな内容。
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by scale-158 | 2011-04-07 22:15 | other works | Comments(2)
金魚の絵を見に行く
最近、良い天気が続いている尾鷲地方。

ものすっごく気持ちいいです。

今日は休みだったので、朝から窓ふきをしました。

とてもいい天気の中、ラジオを聞きながらしていたのですが、ラジオからは[山崎まさよし]の[明日の風]という曲が流れてきて、なんだか奇跡的な平和な時間でした。


こういう天気の時、[山崎まさよし]の曲はいいですね…



さて、先日(けっこう前)の話ですが、紀北町の紀伊長島区の[マンドロ]というギャラリーにて、[樋口新]さんという方の個展があったので見にいってきました。

きっかけは地元新聞の報道でした。
その新聞では、[樋口新]さんと共に、バックには[樋口新]さんが描いた大きな大きな金魚の絵が映っていたのです。

私は金魚が大好きなので、ものすごくテンションが上がってしまい、見に行ってきました。

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[樋口新]さんの個展[新展]の案内カードより↑


会場では[樋口新]さん、ご本人に会えました。


[樋口新]さんは、紀伊長島の出身で、今年の3月に[京都造形芸術大学]を卒業され、4月より同大学の大学院に進学するそうです。


[樋口新]さんの個展では主に動物をモチーフとした作品が多くありました。
中でも今は金魚に魅力を感じているそうで新聞に載っていた金魚の作品がひときわ大きく展示されていました。[樋口新]さんはお父さんの進めで金魚を飼い始めたそうなのですが、それ以来金魚の魅力にとりつかれ、金魚をモチーフにした作品を描いているそうです。


金魚のうろこや羽衣のような尾びれがなんともキレイでした。
金魚のもつ独特な妖艶さは、日本画とよくマッチしていました。


金魚のこと、絵のこと、京都のこと(←私も学生時代京都に住んでいたので、)色々とお話させていただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。

また地元での展示を期待しています。
その時はまた絶対に見に行こうと思います。



さて、その展示を見てからは、久しぶりに“金魚熱”が上がってしまい、帰ってきてからは自分で作っているフリペ[g[gram]]でも金魚特集をやってみようと思い、とりかかりました。

ですが、季節的に金魚といえば、イメージは夏。
8月に発行予定にして、先にプロト版を作りました。

すでに正式には5号まで完成しています。
金魚特集は7号にします。
ですので、それまでに6号を完成させたいと思います。

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フリペ作りは楽しいです。
今日もフリペ作りに協力をあおぐために或る所に行ってきました。
その話はまた明日にでも…










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by scale-158 | 2011-04-06 23:44 | art | Comments(0)
詩と想い
今日の尾鷲地方、春らしい温かい気候です。

[スケール]のすぐ近くにある桜の木は、つぼみが咲き始めています。

今、遠く遠く離れた場所で、苦しんでいる人がいます。
中には今にも死にかけている人もいるでしょう。

それでも桜は咲き始めています。



[谷川俊太郎]さんの詩で[これが私の優しさです]という詩があるので紹介します。




これが私の優しさです / 谷川俊太郎


窓の外の若葉について考えていいですか
そのむこうの青空について考えても?
永遠と虚無について考えていいですか
あなたが死にかけているときに

あなたが死にかけているときに
あなたについて考えないでいいですか
あなたから遠く遠くはなれて
生きている恋人のことを考えても?

それがあなたを考えることにつながる
とそう信じてもいいですか
それほど強くなっていいですか
あなたのおかげで



以上、[谷川俊太郎]さんの詩でした。


身も蓋も無い、というか、少し残酷、というか、そんな感じもありますが、この詩を少し言い訳として使わせてもらっている自分がいるのも確かです。

『あなたが死にかけている時に あなたについて考えなくていいですか』

でも

あなたから遠く離れた生きている人を思うことが、あなたを思うことに繋がる、と。

私もまた、そう信じたいと思うのです。




もうひとつ、[スガシカオ]さんの[青空]という曲の歌詞を引用します。


青空/スガシカオ

あれから君のことは
そう しばらく思い出さなかった
あわただしい日々のおかげで

ヒリヒリしたカタマリは
ムネの奥にずっといたけど
最近はマシになったみたい

今日の空 宇宙までつきぬけそう

世界中の涙なんか 僕じゃぬぐいきれやしないから
君がぼくに教えてくれた 小さなコトを大事にしていくつもり

ねえ それはどんなにうまく
抱きしめていたとしても
突然途切れてしまうから

そう 君はもしかしたら
そんなことわかっていて
あの時 笑ってくれたの?

ねえ 明日はどんな日になるだろう

悲しみや思い出よりずっと ずっと鮮明な記憶
君がぼくの心に残していった とても確かな言葉

今日の空 宇宙までつきぬけそう

世界中の涙なんか 僕じゃぬぐいきれやしないから
君がぼくに教えてくれた 小さなコトを大事にしていくつもり

悲しみや思い出よりずっと ずっと鮮明な記憶
君がぼくの心に残していった とても確かな言葉



以上、[スガシカオ]さんの[青空]の歌詞でした。

『それはどんなにうまく抱きしめていたとしても突然途切れてしまうから』
『世界中の涙なんか ぼくじゃ拭いきれやしないから』

という部分は、まさに今の私(私たち)が置かれている状況そのものです。


かと言って、無用に自分の無力さを痛感したり、自分を卑下する必要もありません。

ただ、優先順位だけは間違えたくない、と、そう思います。

それを間違えたらきっと、ボタンを掛け違えたシャツのように、ずっと何かを掛け違えたままをずっ生きていかなければならないような気がしてしまいます。


さて、今日ご紹介は[マロンのタルト]です。

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アーモンドクリームに栗の渋皮煮を入れて焼き上げたものです。

もう4月ですし、もうそろそろマロン系のお菓子は終わりですね。

そろそろフレッシュのフルーツを使ったタルトがメインになっていく季節です…











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by scale-158 | 2011-04-02 14:32 | sweets | Comments(0)