三重県の南部、尾鷲市にあるカフェ、scale-158での日常をお伝えします
by scale-158
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未分類
PROFILE
cafe Scale

開業:2002年2月
形態:カフェ

営業時間 8:00〜19:00
定休日 水・木曜日
住所 三重県尾鷲市宮の上5-11
電話  0597−22−5258

掲載写真の無断使用はお断りします。
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箱に貼るシールが出来上がりました。
今日の尾鷲地方は晴れと雨を繰り返す天気でした…

以前からこのブログでもちょこちょこと書かせていただいていた、お店のシールが出来上がりました。


既存の箱にペタっと貼るようにしました。こんな感じです。

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中にショップカードも入れたりして…
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やっとお菓子屋さんらしくなってきました(笑)

箱は小さいサイズと大きいサイズの2種類から選べます。
小さいサイズは8〜10個程度、大きいサイズは12〜15個程度入ります。

箱に詰めてお買い上げは、箱代が別途300円かかることをご了承ください。

詰め作業にも多少時間がかかる場合がございますので、あらかじめご予約してか事前に連絡していただけると助かります。


さて、このロゴのデザインでお世話になった高校生の(この春から大学生の)北村さんにも感謝です。
これからの学生生活が充実したものであることをお祈りしています。

お互い、ワークショップ、、、というか『デザインの疑似体験』を通して、成果物(ロゴデザイン)を制作したことはとても良い体験になったのではないかと思います。


この1年あまり、[いっぴんミュゼ]を通して多くの作品、そして多くの高校生と交流を持つことが出来ました。
この機会を作っていただいた顧問の先生にも大変感謝しております。



ところで『学ぶ』って一体なんでしょうね?

私もいっぱしに四大に進学して、色々と勉学に励みましたが、そこで学んだことが100%今の仕事に還元しているか、と言われると、全くそうではありません。

例えば、美容師の学校を出て、美容師になるは『学校で学んだことが仕事で役に立っている』と言えます。同様に『医学部を出て医者になる』とか『法学部を出て政治家になる』とか『調理師学校を出て調理師になる』とか『建築の学校を出て建築士になる』とか…。

私の場合『文化人類学』の学科に行って、現在『カフェを経営』しています(笑)

全く関係無い分野で職を得ています。


ちょっと話が逸れますが、私は大学時代の卒業論文のテーマを『広告』にしました。
きっかけは[佐藤雅彦]という広告のクリエイターさんの本を読んでからです。

その[佐藤雅彦]氏のワークショップのテーマはいつも『考え方を考える』というものでした。
私はなぜかその言葉感化されてしまい、『そうか!考え方を考えるのか』と単純に感銘を受けていました。


大学を出て習得したことの一つに『学び方を学ぶこと』が挙げられると思います。

『学び方を学ぶ』というのは[内田樹]氏の言葉ですが、先の『考え方を考える』ということと通ずるものがあると思います。



私の知識には専門性はありませんが、いくらかの汎用性はあるように思います。
(自分で言うのもなんですが)

以前、ラジオのパーソナリティさんからいくつかのインタビューを受けました。

主に[いっぴんミュゼ]に対してのインタビューでした。

[いっぴんミュゼ]は、この活動を実現するために行動してくれた美術部の顧問の先生と、毎週欠かさず作品を持ってくる生徒のおかげで成り立っているだけで、私は『ただ口を開けて待っている』だけ、全然、何もしていません。

でもパーソナリティさんは『それでも受け入れる側の理解や、容量や、受け入れる体制が整っていないと出来ないことですよね?』と言ってくれました。

確かにそうかもしれません。
この場合のパーソナリティさんの『容量や体制』というのはただ単に『場所』という意味ではなく、受け入れる側のマインドの話だと思います。

私自身アートに関心がありますし、カフェという環境を活かして町のためになるようなことをしてみたいという想いはありましたし、『そういうこと』を受け入れることが可能な『容量と理解』を持ち合わせていたのだとも思います。

パーソナリティさんは他にも、お菓子ことや雑貨のこと、私が好き勝手に作っているフリーペーパーや撮っている写真のことについても質問してくれましたが、残念ながら、ご期待にそえる返答は出来なかったように思います。

つまりパーソナリティさんは『よその地域で学んだ専門的な知識を、地元に還元して活動している若者』という脚本を作りたかったのかもれませんが、残念ながら私は、カフェの経営も、料理や製菓も、雑貨のセレクトも、フリペの作り方も、なんもかんも、専門的に学んだことは一つとしてありません。


それでもやっています。


何も『学校で学んだことは社会では何ひとつ役に立たない』なんて言うつもりはありません。

学校で学んだことは(それが何であれ)もちろん役に立ちます。

でも学校に『行っただけ』では、何も役に立ちません。


私の尊敬する師は、『何を言っているのかわからないけど、その人の言っていることを理解出来る人間になりたい、と思える人間に出会えたなら、その人を師と仰げ』とおっしゃっています。

全くその通りだと思います。

その人の話しているのを聞くとワクワクする。
その人の話していると頭の中がパチパチする。
その人の話しているいるのを聞くと、何かをせずにはいられない。
その人の話している事をもっとよく理解出来る人間になりたいと思う。

そういう人に出会えたら、きっとその人は、『先生』だと思います。


私にも少なからずそういう経験があります。

私の場合社会人になってからのほうがそういう出会いは多かったです。
そういう出会いを社会人になってから経験したせいか『学校には通っていないけれど、色々と自分で手探りで勉強した』という経緯があり、それが今に結びついている面があります。


これから大学に通う人は、将来何者になるのか、自分でもわからないと思います。

在学中は、『胸がワクワクする方向、自分の頭がパチパチする方向』を探して、そっちに向かって突き進んで行けば良いのではないかと思います。


話がだいぶ錯綜しまたが、この春から大学生、この春から社会人という方、頑張ってください、と言いたいのです。

専門的な知識の無い私でも、カフェを経営して、生きていっているのですから(笑)






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by scale-158 | 2013-03-28 22:03 | other works | Comments(2)
今週の[いっぴんミュゼ]vol.67
毎週一回、尾鷲高校美術部員による作品展示[いっぴんミュゼ]。
新しい作品の紹介です。

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作品名:金魚
作者:小森友貴
展示期間:2013年3月22日〜

制作期間:1ヶ月
画材:油絵の具

金魚の透明感やゆったりとした雰囲気を出そうと思いながら描きました。


とのことです。

作者の小森さんは以前も金魚の作品を展示したことがあります。
私も金魚および金魚の絵が大好きなので、この作品には興奮しています。

私が「土佐金かな?」と聞くと「更紗蝶尾です」と返ってきました。

いいですねえ、こういう会話が出来るって。

金魚で言うところの「更紗」(さらさ)とは思いっきり端折って言うと「赤と白の2色」(白ベースに赤が乗っている)ということです。「蝶尾」(ちょうび)とは、尾びれがふわっと開いた時にちょうど蝶のような形をしているのでその名があてられています。「蝶尾」系には出目が多いのも特徴です。

私が初めて金魚に見入られたのは「青文魚」という種類の金魚の尾びれを見た時に、まるで透明の衣に墨を流し込んだような無数の筋を見て、「青文魚」がまるで『動く水墨画』のような渋さを漂わせていたことにあります。

今回の作品はとても思い入れのあるものになったので、寄りで各部位を撮影しました。

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金魚には「尾びれ」以外に、「尻びれ」「背びれ」「腹びれ」「胸びれ」があります。
この絵では「このように」表現されていますが、「まさにこんな感じ」で透明な骨格と膜に、色の筋が入っています。

「絵の表現上または筆の特性上こうなった」のではなく、まさに「筆で描く被写体」として、これ以上筆(筆跡)と相性が良いものはないくらい、「こうなる」のです。(興奮しすぎ)

竹を筆で表現すると上手くいくように、金魚のひれもまた筆と相性が良い被写体なのです。

そしてもう一つ特筆すべきは鱗の表現。
金魚の鱗は「透明を有している」と表現するのがしっくりくる色合い(乳白色と白銀を合わせたような、大理石が中から光を放っているような)なのですが、それも上手に表現されています。

「目」も上手ですし、全体の「水の中で漂うフンワリ感」も上手です。


金魚ファンとしてはもう、とても嬉しくなっちゃうような表現で溢れていて、作者のあふれんばかりの「金魚愛」を感じます。

帰り際、作者の小森さんに(失礼ながら)、[深堀隆介]さんの作品集を(無理矢理)お貸ししました。

他のアーティストを引き合いに出すのは失礼かとも思いましたが、小森さんは喜んで食い入るように見ていました。

ところで、私の部屋は壁も天井m真っ白なのですが、いつか、金魚の絵を全ての壁面にかけて、パノラマで金魚を観賞出来る『金魚部屋』を作ってみたら、それはもう素晴らしいインスタレーション!

そんな夢が広がってしまいます。







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by scale-158 | 2013-03-26 14:57 | ippin muse | Comments(0)
『美味しい』の要因
今日の尾鷲地方は晴れ。

少しずつ温かくなってきている今日この頃。
『今週のホットサンド』も定番になってきた最近ですが、もう少し温かくなってきたら『今月のひんやりスイーツ』を復活させようかとも思っています。

[スケール]を始めた最初の頃にやっていた『今月のひんやりスイーツ』、例えば[フロマージブラン]とか[スイカのソルベ]などのメニューを月替わりで提供していました。

月替りと言わず、週替わりくらいでやってみようかなあ、なんて思っています。

写真は試しに作ってみた[きなこと黒蜜のパフェ]。
あんことイチゴを添えてみました。

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こんな感じのパフェや冷たいスイーツをこれから試しに作ってみようかと思います。

関係ないですが、料理研究家の[坂田阿希子]さんの本で[スープ教本]というなんとも惹かれるタイトルの本がありますが(持ってませんけど)、ああいう本を見ると『今週のスープ』とかそういうのもやってみたくなりますよね〜。


さて。


先日、尾鷲中央公民館にてパティシエの[島田進]氏の講演を聞きに行ってきました。

[島田進]氏は紀北町の出身で、日本を代表するトップパティシエの1人で、フランスでの修業時代の話や、島田氏が初めて日本に紹介したお菓子や、島田氏がオリジナルで作ったお菓子の話などを講演してくれて、興味深く拝聴させていただきました。

例えば、今ではよく普及しているクレームブリュレ(私もよく作ります)や生チョコ(これも同じく渡しもよく作ります)を最初に日本で普及させたのは島田氏です。

が、良くも悪くも『料理に著作権は無い』ので、最初に紹介した功績や名誉はあっても、すぐに他のお店やパティシエ、大手製菓メーカーに模倣されてしまうという点があります。

島田氏も「今や他の製菓メーカーのものが有名ですが…」と冗談まじりに言っておられましたが、私のように特定の師匠を持たない者、製菓の学校や修行に行ったことの無い者にとって、『料理に著作権は無い』という点においては多いに助けられています。

島田氏の講演を聞いていて、私が以前にお菓子講座の講師を務めていた時に受講生に言ったことと共通したことをおっしゃられて、「良かった、間違ってなくて」と思うシーンがありました。

それは、「日本でヒットするお菓子は日本人好みの食感であること」という点でした。

島田氏は特に『味ではなく食感』と強調されていたように、私には思えました。

実は私も、お菓子講座などでは「食感を記憶してください」と言います。

先も書いたように、料理には著作権はありません。
だから、今まで自分が食べてきた美味しい食べ物を参考にして、その食べ物を再現するよう努力すればいいのです。

その際『味を記憶する』ことに気を取られがちですが、重要なのは『食感を記憶すること』です。


話を少し脱線させます。


色を表す表記として[CMYK]があります。
主に印刷に使われる表記で、簡単に言うと黄色、青色、赤色、黒色のパーセンテージのことで、それぞれを混ぜ合わせることによって全ての色を再現することができます。

言い換えると、(印刷物などの)色を分解すると、黄色、青色、赤色、黒色にわけることができるということです。

印刷物は[CMYK](減法混合)、パソコンやテレビのモニターは[RGB](加法混合)という形で色を表せます。

詳しく書き出すと、キリが無いし、そもそも私はそのことの専門ではないし、今日書く日記とは趣旨が外れますので、割愛します…

実は香りもにいくつかの香りの元(香りの成分)の組み合わせで全ての香りを再現できると聞いたことがあります。

いくつの成分に分化するのか、私は詳しくは知りませんが、甘い香りや、香ばしい香り、酸っぱい香りなど、代表的なに香りの成分だけを抽出した香りの成分の元、みたいなのがあるんでしょうね。

『視覚』『嗅覚』が受ける刺激をパーセンテージで表すことが可能であれば、当然『味覚』もパーセンテージで表すことが可能なはずです。

『味』は5つの『味の成分』に分化することができます。

甘み・酸味・苦味・塩味(辛味)と、あとは旨味です。

色が目で受ける刺激、香りが鼻で受ける刺激、音が耳で受ける刺激であるならば、味は舌で受ける刺激です。

『舌の上のみの刺激』であれば、先に書いた5つの成分のパーセンテージによって再現が可能です。


しかし。

しかし『果たしてそうでしょうか』。

否。

『味=舌の上のみの刺激』ではありません。


先に書いた5つの味は『基本味』と言われ、それはパーセンテージで表すことが出来、主に舌の上の刺激の話です。

しかし『味覚』というと、『基本味』以外の要素が複雑に絡み合っています。


例えば料理の味には、香りや視覚的な要素や記憶が味を大きく左右することが知られており、これは『知覚心理学的』には『風味』と呼ばれます。

食べ物の香り一つとっても、口に運ぶ際に鼻にかかる香りと、口に含んで咀嚼した際に口に広がる香りがありますし、人間の『食欲』をそそるのは、見た目よりも香りだと言われています。
(そしてその『食欲のそそる香り』というのは人間の記憶によるものです)


試しに[Wikipedia]で『食感』という語を調べると、以下のような文章が書かれています。


●口に入れる前 - 外観など、主に視覚による。
●口に入れた瞬間 - 温度、舌触り、堅さ・脆さ、粘性、吸水性。味覚や嗅覚にも関係してくる。
●咀嚼初期 - 歯ごたえ、付着性、回復性。咀嚼音など聴覚にも関係してくる。
●咀嚼後期 - 食物の破壊度、水分・油分の変化。
●食塊の形成 - 口腔内への広がり方、食塊の形成しやすさ。
●嚥下 - 喉ごし、飲み込みやすさ。
●嚥下した後 - 口腔内や喉への残存感。


食べ物を咀嚼することによって、食べ物の形状や柔らかさが変化しますし、唇と口腔内と喉とでは皮膚感覚がちがいます。

特に[Wikipedia]での最後の2つ『喉ごし』『飲み込みやすさ』『残存感』というのも非常に重要です。

特に日本人は『喉ごし』というものを重要視する傾向にあって、うどん、そば、ビールなどは味そのものというよりもそれを重要視します。(ビールの場合『キレ』という言葉でそれを表現したりします)

食感や味を形容する言葉も日本語は多い気がします。
(他言語と比較したわけではないのでわかりませんが)

お菓子に関係する食感でいうと、

パリパリ、モッチリ、しっとり、ふわふわ、ザクサクという擬音語がありますし、『重い・軽い』と言う場合もありますし、『深み』とか言ったりもします。
ジューシーという形容の仕方もあります。

日本人独特の感性で、他の言語で言い表せないものの中に(調査したことはありませんが)、『コク』というものもあります。

島田氏が言うに日本人好みというのは『ふわふわ』『もちもち』『しっとり』が多いそうです。


話を初めの方に戻すと…『味そのもの』は何となくにでも記憶できますし、何となくにでも再現できます。なにせ『基本味』のパーセンテージの話ですから。

重要なのは食感を覚えることです。

もっと言うと、自分が過去に美味しいと感じた食べ物は……例えばとあるお店で食べたあの料理、というふうに特定した場合……何が美味しいと思った要因なのか。

味なのか、食感なのか、喉ごしなのか、香りなのか、盛りつけなのか、他の料理(例えば飲み物)との組み合わせ方なのか、器の選び方なのか、お店の雰囲気なのか、音楽や光の演出なのか、一緒に食べた相手なのか……

そういうことも総合的に含めた『美味しい』だと思うのです。

話を広げればどこまでも広がっていくので、限定的な話にすると、私は『食感』というものが、料理の美味しさを大きく左右する要因だと思っています。

味のCMYKは数字で表せますが、食感となるとなかなかそうはいきません。



※画像、またあとでアップします。
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by scale-158 | 2013-03-25 20:00 | cold sweets | Comments(0)
今週の[いっぴんミュゼ]vol.66
毎週一回、尾鷲高校美術部員による作品展示[いっぴんミュゼ]。

紹介が遅くなってしまい、すみません。


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作品名:海月
作者:川口絵理
展示期間:2013年3月15日〜

制作期間:2ヶ月半
画材:ペンキ・油彩

『人物の衣服や髪の毛の動きで水中の海月のような存在を表現しました。抽象的な表現の中に写実的な人物が存在するという不思議なイメージを感じていただければ幸いです。』


とのことです。

前回は[水母]というタイトルでの出品でしたが、今回はその作品に手を加えて、新たに[海月]というタイトルでの出品です。

前回の作品では、無数のクラゲが漂う抽象的な絵で、大変好評を博しましたが、今回はさらに具象的な要素も加わり、見る人の目を惹き付けています。

足下には水面のような表現があり、今まさに、海月が漂う水中へダイブしそうな動きでもあり、水面の上で創作ダンスをして自分も海月になりきっているようにも見えます。

そして何より、髪の毛の表現が本当に素敵です。
写真では伝えきれませんが、時間帯によって、髪の毛がリアルで、黄金に輝いて見える一瞬があるのです。

作品を一日中、間近で見られる特権を噛み締めています。








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by scale-158 | 2013-03-22 15:14 | ippin muse | Comments(0)
唐変木のためのガイダンス
今日の尾鷲地方は雨。


さて、以前も書いたパッケージデザインとスタンプの話題。

オレンジ色の紙袋を仕入れて、それに押してみました。

ちょっとブランドものっぽくなって高級感も出ました。

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デザインしたシールはまで出来ていませんが、スタンプを小さいサイズのものをもう1個作りました。


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大きいサイズは13センチほどの大きさ、小さいサイズは9センチほどの大きさ。
数センチの違いですが、ずいぶん印象が違って見えます。

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だいぶお気に入りです。


以前の日記ではちょっとロゴのデザインがわかりにくかったと思いますので、再度アップしたいと思います。

スタンプの元画像になったのはコチラです↓
c0092610_13575128.png


箱に貼るシールに採用したのはコチラのデザイン↓
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元のオリジナルになる絵は以前も書いた北村さんが製作してくれました。

あとはイラストを読み込んでデータ化し、それに字を配置したり、色を付けたりして、サンプルを複数作成しました。


サンプル例

『いかにも』って感じのパターン
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箱全体をデザインするイメージで…その1
c0092610_145482.png


箱全体をデザインするイメージで…その2
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これも『いかにも』って感じのパターン。
北村さんと「バームクーヘンのお店みたい」って笑いました。
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外の淵を円ではなく、三日月風にしてみました。北村さんはこのデザインをいたく気に入ってくれました。
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スタンプのほうでは再現していないのですが、箱に貼るシールに採用したデザインは実は「はかり」をイメージしています。

「はかり」とは「計り」「量り」です。

コレです、コレ。
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そう、これ『キッチンスケール』っていうんです。
(『scale』って書いてあるのが見えますかね)


お菓子作りには欠かせない、材料の重さを量る『スケール』。
スケールというお店の名前と、お菓子を作るのに必要なスケール(量り)を掛け合わせて、お菓子用に使うデザインに取り込んだのです。

このアイデア自体は実は北村さんのアイデアで、このアイデアが北村さん自身から出てきた時点で私はもう『この取り組みの半分以上はすでに成功のうちに通過している』と確信しました。

偉そうな言い方をすると、見事に『正解』を導きだして『合格』した、と思いました。

そこから色々と話し合って、上半分スケールの外。下半分がスケールの中、というふうに決まりました。

外のイメージは『パレード』とか『ファンファーレ』みたいな感じで、楽しそうな『動』のイメージで。
中はゆったりとした『静』のイメージで。

色々と私自身の発言やイメージが二転三転するので、北村さんもその度にラフを描いてきて大変だったとは思いますが、話し合いを繰り返すうちにうまく着地点が見つかってよかったです。




私は絵は描けませんが、パソコンのソフトを使ってデータ化し、パターンやサンプルを作ることは出来ます。
逆に北村さんは絵は描けますが、パターンやサンプルを作る環境がありません。
(まあ、そのうち整うようになるでしょう…)




と、いうことで、北村さんが作ってくれたオリジナルのイラストを元に、パターン化、サンプルを製作するこんな感じですよ、っていう作例を作ってみて、プリントアウトもしてみたり、プリントアウトしたものを実際に円に切り抜いてみて箱にあててみたりしました。

色めを見たり、大きさを確認するためにもモニター上だけではどうしも感覚がつかめなかったし、実際にプリントアウトすると、モニター上とはインパクトの強弱に差があったりして、やっぱり実際に手に取ってみるのとでは違います。

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(↑携帯電話のカメラで以前に撮影したものです。画質が悪くてすみません)


そういう過程を見せて、「ゆくゆくはプロでデザイナーになるのなら、こういうパターンやサンプルの製作をもってクライアントにプレゼンしていくことが求められていきますよ」、という実例を見せておきたかったのです。


さて、既に日記は長いものになってしまいましたが、もう少しだけ。



尾鷲では、インターンの学生を受け入れを実施している会社が数社あります。
実は私も以前、インターンの学生の受け入れに興味があり、説明会を受けに行ったことがあります。

その時の日記はコチラ

もう結構前の話です…。

その説明会は確か、三重県からの委託事業で、委託されたNPOが説明会を行っていました。

インターンを申し込みたい学生と、インターンを受け入れてくれる地方の会社、双方を募集し、その間を取り持って橋渡しをする役割を担っているNPO(NPOだったと思うのですが)が実施した説明会でした。

インターンの学生は、インターンの経験を通して何を学ぶのか。
またはそのインターンの学生を受け入れた会社にとってはどんなメリットがあるのか。

そういうことを説明してくれました。

非常に興味深い説明会であったと同時に、ハードルの高さも窺い知れました。

考えてみれば当然のことです。

学生は学生であって、普通の労働力とは違います。
あくまで社会学習の一環であって、一定の成果を上げることをあまり期待しすぎてはいけません。

その学生を預かる会社側がしっかりした体制と整えていないと、もしくは事前の知識をしっかりしておかないと、インターンの学生にとっても受け入れた会社にとっても不幸な末路になってしまいます。

興味深い説明会ではあったものの、結局受け入れる側の企業としての登録までには至りませんでした。
(学生の住む場所まで提供、となると、その時点で受け入れる会社としての条件が整っていないので、そもそも参加資格もないのですが…)


ですが、以前の説明会に参加した日記にも書いたように、違った形でインターンの学生に関わったり、受け入れをしている会社に関わったりできないだろうか、とも思っていました。

なぜ自分がそこまでインターンの学生を受け入れてまで何かをやってみようと思ったのかというと、私が働いている環境が今まで(そしておそらくこれからも)、他人を入れて一緒に働いたことがないからだと思います。

家族経営で、私以外はデザインやパソコンや新規の事業に対しての知識が薄かったり、意欲が低かったりするのが、悩みのタネでした。
(年齢的なことがあるので仕方のないことですが)

他人と何かをする、何かのプロジェクトを進める、という経験が(良くも悪くも)無く、1人でやってきた部分が多いので、常に不安を抱えていました。

自分1人で何かを進めると、どうしても『妥協』が出てくるのです。
モチベーションの維持も大変ですし、相談する相手もいません。

他人と関わりながら、何かを作る、ということを……今までは仕事以外の場所でやってきましたが、そこで得たコミュニケーションの取り方や、ものごとの進め方や知識や資料を、仕事の場で活かしてみたいと思うようになっていたのです。

自分1人では出来ないことを。



説明会に参加した時は、ワークショップも実施され、いくつかの班に別れてもしインターンを受け入れた場合、その学生とどんなことに取り組んで行くのか?ということを考えて発表するという場が設けられました。

実は私はその頃から『学生と一緒にパッケージデザインを作りたいです』と発表していました。

その時からず〜っと、作りたいと思っていたのです。

そうこうしているうちにインターンの事も頭から薄れ、パッケージデザイン製作の意欲もだんだん薄れてきたところに(←こういうところが1人でやることの危うさなのです。意欲やモチベーションが日に日に低下していくのです)、尾鷲高校の美術部と関わることになって、ふとパッケージデザインのことを思い出し、お願いすることにしたのです。

それこそ、丸投げでパッケージデザインを依頼するのではなく、ワークショップ(っていうほどのことはやってませんが)や解説、資料を見たりして一緒に考えたり、方向性を見出したり、お店をやっている私自身が気付いていない、外からの目線を取り入れたりして、デザインが決まっていきました。

双方にとってだいぶ良い経験になったのではないかと自負しております。


では、なぜそもそもパッケージデザインなのか。
これまでの『出来合い』のパッケージではダメだったのか…。


伊勢にある[モナリザ]というお店の[サトナカ]というお菓子を見た時に、とても洗練されたデザインを見て、触発されたのが最初です。

デザインもシンプルで、名称もいいしアイデンティティがあるし、地元の食材(米・酒・塩)を使用しているし、地元で作っている和紙を包装に使っていて、『デザイン』と『お菓子』と『ご当地』のエッセスが上手く結実しているのがとても上手だなあ、と思ったのです。

誰かに贈る時に使われることも多いお菓子のパッケージが、一目見てどこのものかわからないのでは、特に贈る方にとっては、『贈る嬉しさ』が半減してしまいます。

まず『スケールの焼き菓子を贈りたい』と思えるもの(焼き菓子)を作る。
そしてそれを入れる入れ物自体が『スケールの焼き菓子ですよ〜』ってのが解るようにする。
贈られた側も『やった〜、スケールの焼き菓子だ〜』っていう風になる(という希望)
袋を見ただけで、周囲の人が『あ、スケールの焼き菓子だ〜』って思ってくれればいい(広告効果)

贈る側が『スケールの焼き菓子を贈る』という行為そのこと自体を楽しんでくれるとこちらとしても嬉しいし、そうあるべきだと思います。
またをのことを見越して、私が作るものは贈りたくなるようなものであるべきだとも思います。
そして贈られた人が『これはどこのお菓子だろう?スケールっていうのか』っていうふうに思ってくれたら、また次に繋がると思います。

贈り物が次に繋がっていくようなを仕掛け…

むしろ取り組むのが遅すぎたくらいですが、なんとか形になって嬉しい限りです。


長文、失礼しました。


箱のシールが出来たらまたブログ上で公開したいと思います。



※タイトルは[キリンジ]の曲のタイトル。日記の内容とは一切関係ありません。




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by scale-158 | 2013-03-18 15:53 | other works | Comments(2)
今週の[いっぴんミュゼ]vol.65
毎週一回、尾鷲高校美術部員による作品展示[いっぴんミュゼ]。

新しい作品の紹介です。
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作品名:のぞいてみたら…
作者:上村真鈴
展示期間:2013年3月8日〜

製作期間:2週間
画材:ポスターカラー


尾鷲の海を橋の上から覗いたとき、いつもと違うキレイなグラデーションになっていることに気づき、その美しさを伝えたくて描きました。

とのことです。

ぱっと見、川に近い雰囲気のする絵です。
水深の差が作り出す美しいグラデーションが、上手に表現されていますね。


海といえば広大で深淵で『紺碧』な感じがありますが、この海の絵はとても身近で優しい雰囲気がありますね。

ところで、九鬼の街に行って海を覗いてみると、コバルトブルーの小さな魚が泳いでいるのが見えます。
あれはきっと熱帯魚。紀州地域は熱帯の魚も生息出来るので、キレイな魚を見ることが出来ます。

海に近い尾鷲の町の橋から覗く海は、海水と淡水とが入り交じる『汽水域』であることが多いです。
汽水域にはフグやクラゲが浮いてたりして、なんだかユラユラとした、不思議な雰囲気が漂っています。

この上村さんの描いた絵も、だいぶ汽水に近い場所でのスケッチでしょうか。
そんな気がしました。

さて、上村さん、先の日記にも書いた北村さん同様、この[いっぴんミュゼ]の最初のコーディネーターさんとして活躍してくれました。(そして上村さんも美大への進学が決まったそうです)

最初のコーディネーターさんは、なんだか思い入れが強くなってしまいますね。

最初のコーディネーター、といことで苦労やプレッシャーもあったでしょうが、これからも[いっぴんミュゼ]が続いていく事で、彼女らの苦労も報われることと思います。

上村さん、お疲れ様でした。
これからのご活躍・ご健勝のほどを遠くよりお祈りしております。









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by scale-158 | 2013-03-12 11:28 | ippin muse | Comments(0)
オリジナルロゴのスタンプが出来上がりました。
今日の尾鷲地方は晴れ。
ポカポカとした温かい気候です。

さて、前回の日記の続きです。

尾鷲高校の美術部の北村さんと一緒に、パッケージデザインを考えました。

最初は贈答用の箱のデザインを考えていたのですが、箱の発注数や値段やロットのことを考え、『箱に貼るシール』を製作することにしました。そのシールを既存の箱に貼る、ということです。

箱に貼るシールを作ることを最終的な目標として北村さんとの話し合いを幾度も繰り返しました。

そして最終的にデザイン案が出来上がり、それをデータ化し、シールの発注を出しました。
それはまだ作業的なことや時間的なこともあり、まだ手元には届いていません。

が、シールと同時に発注していたスタンプが先に出来上がりました。

今日はそのスタンプのお披露目です。

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贈答用に入れる箱は10〜15個単位でお買い上げのお客様用で、1個からのお買い上げのお客様にはスタンプを押した紙袋に入れようと思います。

コレだと『カフェスケールで買ったお菓子だよ!』ということが一目で解って、贈るほうも、贈られるほうもどこのものか解りやすいですし、ともすれば宣伝効果もあります(笑)

これから、別パターンのものも作っていく予定です。



北村さんは『商業デザインコース』というコースへの進学が決まっています。
それを聞いたときに、「じゃあ、その前に商業デザインに関係すること、なんか一緒にやってみる?」とお誘いしたところ、その話に乗ってくれました。

いきなりハードルを高くするのも危ないので(私にとっても北村さんにとっても)、まずは、目指すものは何なのか、そのためにはどういうことを知っておかなければならないのか、そもそも『デザイン』とは何か?、また『商業デザイン』とは何か?

そういうことを一つ一つ、お互いが確認しながら、『学びつつ実践してみる』という形で、パッケージデザインの製作に入りました。


私自身がプロのデザイナーではないので、まずは、地元でプロのデザイナーとしてお仕事をしている人に同席してもらい、『道筋』を考えました。

まずは私自身がなぜそもそもオリジナルのパッケージデザインが必要となったのか、私が持っているパッケージデザインのイメージとは何か、そういうことを北村さんとプロのデザイナーさんに聞いてもらうところから始まりました。

北村さんはそれこそ全然右も左もわかりませんし、私とも年齢差がありますし、遠慮しているところもあるので、私の言う事に対して、プロのデザイナーさんにツッコミを入れてもらうか、フォローしていただく感じで(つまり間を取り持ってもらう、という形で同席してもらいました)、私の話を北村さんがメモし、ラフを描いていく、という作業から始めました。


日記が長くなりそうな気配がしてきました…すみません。


私が定めた最終的な目標は、単にパッケージデザインをする、ということではありません。
この作業(話し合いを繰り返し、イメージを具現化していく作業)自体が北村さんの勉強になるような取り組みであるべきだと思いました。

そうなると、単純に『話を聞いてラフを作って、そのラフにダメ出しをして修正を繰り返す』ということではなく、『CMYKとRGBについて』の話とかフォントの話とか、ブランドイメージの話とか、プロが使っているパソコンのソフトの話とか、尾鷲の図書館で借りられるデザイン関係の本を閲覧したり(ひいては図書館の利用の方法、という所まで話は飛躍しますが)、街に溢れるフリーペーパーやお店のロゴのを参照したり、という、デザイン全般を含めた総合的な話をするべきだと思いました。

そういう話を盛り込んでいくことで、このパッケージデザインを作る、という作業自体が、その完成を見た時に、『出来たからはい終わり』、という事やそういう関係ではなく、その経験がもっと長いスパンをもって実になっていく、もしくは違って形で新しく繋がっていくのではないか、と思ったのです。

尾鷲出身の人間が、尾鷲を出て、大学でデザインを学ぶ。

私の言う『長いスパン』というのはその後の話です。

将来的にどうなるのかはわかりませんが、地元でデザインに関わるお仕事をするかもしれませんし、違った形で、デザインを通して学んだことを地元に還元してくれるかもしれません。

むしろ学んだデザインの知識は地方での利用にこそまだ未来があるのではないかと、私は思うのです。

そのための布石、というわけではありませんが、尾鷲にあるお店のデザインを手がけた事がある、という経験が、将来的に北村さんと尾鷲をデザインで結ぶきっかけになる可能性もありますし、またそうであることを願っています。

これ以上書くとくどいので(十分くどいですが)、またシールが出来上がった時に、この続きを日記を改めて書こうと思います。

とりあえず、北村さん、ありがとうございました。









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by scale-158 | 2013-03-08 14:30 | other works | Comments(2)
今週の[いっぴんミュゼ]vol.64
毎週一回、尾鷲高校美術部員による作品展示[いっぴんミュゼ]。
今週の作品の紹介です。

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作品名:猫にみちびかれて
作者:北村理恵
展示期間:2013年3月1日〜

製作期間2週間
画材:ポスターカラー


この風景の元になった場所は、尾鷲の八幡神社。
長い長い階段が続く神社です。

私も中学校時代、部活(器械体操部)のトレーニングで何往復もしたことがあります。
今思うと私の中での八幡神社は『長くツラい階段がある所』という思い出でですが、こういう風に、絵で表現されると、また違った印象も持ちますね。

柔らかい光に包まれているような感じがして、神社独特の癒しの空気が醸し出されています。

『猫にみちびかれて』というタイトルの通り、石灯籠のところに猫がいます。
この猫に導かれてここまでやってきた、ということのようです。

なんだかジブリの映画にもなった[耳をすませば]みたいですね。

尾鷲にはヴァイオリンを作る少年はいませんが…(笑)


さて、この作品の作者である北村さんも、前に紹介した高芝さん同様、この3月で高校を卒業し、来年の4月から某大学の商業デザインコースに進学することが決まっています。

北村さんの[いっぴんミュゼ]での作品展示はこれで最後となりました。
北村さんはこの[いっぴんミュゼ]が始まって一番最初のコーディーネーターさんとして頑張ってくれた生徒さんです。

しかし、コーディネーターを交代し、美術部を引退してからも北村さんには[スケール]に関わり続けていただきました。

実は商業デザインコースに進む、ということで、それに先駆けて[スケール]と一緒にとある課題に取り組みました。(と言っても実際に頑張ってくれたのは北村さんですが)

それは『オリジナルのパッケージデザインを作る』ということです。

これは、金銭の関わることなので、『美術部としての北村さんの作品』というより『個人としての北村さんの仕事』として関わっていただきました。

明日にでもその成果の第一弾をお見せすることができると思います。


続報を待て!











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by scale-158 | 2013-03-06 19:19 | ippin muse | Comments(0)
その人の内面がアウトプットされる、ということ。
今日の尾鷲地方は晴れ。
朝はとても寒い気温でした。
お昼は温かい感じです。

先に写真の紹介。休みの日にパスタを作りました。

写真は[豚肉とエリンギ、黒ごまソースのパスタ]です。
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豚肉とエリンギをオリーブオイルとニンニクで炒め、バターと醤油で味付けをして、仕上げに黒ごま(すりごま)を入れて出来上がりです。

[フェットチーネ]でも作ってみました。
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休みの日にパスタを作る時に必要なもの、、、、材料とかそういう話ではなく、、、、それはビール。
作ったパスタをビールと一緒に食します。

と、言っても食事を済ませた後も車に乗るのでもっぱらノンアルコールビールですけど。

至福のひと時です…




さて、このブログでも何回も触れていたNHKのテレビ番組[スコラ 音楽の学校]の話。
もうこれで終わりにしたいと思いますが…。

[坂本龍一]氏をホストに、音楽の解説とワークショップを行う番組内容で、今まで何シリーズが放送されています。

私が熱心に見ていたのは『映画音楽』がテーマの回。
(映画監督の[岩井俊二]氏がゲストだったので)

全4回におよぶ放送で、毎回、番組の終わりには[坂本龍一]氏による映画音楽の演奏で終わっていました。

4回目(最終回)では、自信も出演し、音楽を担当した[戦場のメリークリスマス]を取り上げていました。
そして最後には[戦場のメリークリスマス]の演奏でエンディングでした。

[戦場のメリークリスマス]のメインテーマはあまりに有名なフレーズで、映画音楽にはぴったりです。

特徴的なリズムとフレーズで、一見して(一聞して)シンプルそうに思える楽曲です。

私の姉は音楽講師をしていますが、社会人になって姉のもとにピアノを習いにくる人の中には「[戦場のメリークリスマス]を弾けるようになりたい」と言う人がたっくさんいます。
(本当にたくさん)

それほど、『簡単そう』に思えるのかもしれません…

でもあの曲、そんな生半可な曲ではない、、、、と[坂本龍一]氏の演奏を見て(聞いて)、そう思いました。

[坂本龍一]氏の弾く[戦場のメリークリスマス]は、他の人が弾くそれとは全然違っていました。
ひたすら圧倒的でした。
奏でる音が、同じ楽譜でも、弾く人によってあんなにも違うものかと思うくらいの演奏でした。

おそらく何千回、何万回も弾いているであろう自信の代表曲。
もう『正確に弾く』とか、『上手に弾く』とか、そういうレベルはとうに通り越していて、だからその曲にはひたすら感情を込めた演奏であったように思えました。

小手先とか技術とかそういうことではない、なんというか『血肉化された』『魂を込めた』という形容がぴったりな気がしました。


その後、違うテレビ番組に偶然[矢野顕子]さんが出ていました。
(何が『偶然』なのか、意味わかりますよね)

その番組では最後にゲストの語録みたいなのを紹介しているのですが、[矢野顕子]さんは

『音は人なり』

という言葉を残していました。

音はその人の人となりを表している、ということでした。


奇しくも[坂本龍一]氏の演奏を聞いて思ったそのままのことを言葉にしていました。
(さすが[坂本龍一]と[矢野顕子]。ツーカーだなあ)


同じことをしていても、同じように作っていても、アウトプットされるものが、人によって全然違うことがあります。

料理だってそうですよね。

同じレシピ、同じ材料を使っていても、それを作る人によって出来上がる料理の味が全然違う。

ちょっとした味付けとか、調理器具の扱い方から、盛りつけまで。

少しづつ違ったものが積み重なって、出来上がるものが大きく違っている。


料理で『塩を適量』とか書いてあっても、料理をしたことがない人にとって『適当』というのがどういった量なのかさっぱりわからないですよね。

逆に、料理をし慣れた人にとって、材料と作り方が解れば、『全部適当』っていう感じでもちゃんと作れます。

私もお菓子作りをしていて、ほとんどの材料の分量は正確に計って作りますが、最後の最後、薄力粉とアーモンドパウダーだけはある程度『手の感覚』に任せています。
(って書くとなんだかかっこいいことのように思えるかもしれませんが…)

例えばクッキーなら出来上がりの生地『全体の重さ』や『全体の固さ(あるいは柔らかさ)』を秤(はかり)では無く、手の感覚にゆだねます。

頭の中では出来上がりの理想の形が出来上がっているので、それに近づけるため、、、そのことを手で覚えるようにしています。

パスタ作りもそうです。

特に『オイル系』のパスタは、フライパンの中で、どれくらい水分を飛ばすか(あるいは残すか)というのは、なかなか料理本には書いてないもので、自分の経験の中で『なんとなくこれくらい』という着地点を見つけなければなりません。
(麺の含水量によってパスタの食感というのは大きく左右するものなので、実はこれって非常に大事だと、私は思っているのですが…)

それが個性とか感性というものだと思います…。


道具にしても同じことが言えると思います。

私は個人的に[柳宗理]の調理器具は「ちょっとしたことなんだけど、どうも使いにくい」と思っているのですが(愛用している人、すみません)、[柳宗理]のデザインしたいわゆる[プロダクトデザイン]は万人が使いやすい[ユニバーサルデザイン]を採用しているのだと思いますが、その[ユニバーサル](普遍的)な部分が私にとって、、、『最後の最後にちょっとだけ、馴染まない』感じがするのです。

逆にどこのメーカーかももはやわかりませんが、母が何十年も愛用している鉄のフライパンはびっくりするほど使いやすいです。

母が何十年も使っているうちに『母に馴染んでいる』道具になっているような気がするんですよね。
人が道具を支配して使いこなす、っていうより、道具の側から使う人に寄り添ってくるような『馴染み』があって、とても良いのです。

もちろん私の母が使っている道具には母の癖がついていますから、それこそ『ユニバーサル(普遍的)に使いやすい』というものではありませんが、私にはしっくりきます。母と私の癖が似ているからかもしれません。。

え〜っと、話が逸れてしまっている気がしますが、

画家でもデザイナーでもミュージシャンでも料理人でも写真家でも小説家でも、『言葉にはしにくいけど、その人にしかできないこと』ってあるんだなあ、と思うのです。

同じことでも、その人にしかできない。
その人が長い時間を培って磨かれた、貫禄というか緊密な空気(あるいはリラックスした空気)というか、そういうのを『お家芸』と言うのかもしれませんが…。

[坂本龍一]氏の[戦場のメリークリスマス]、円熟を迎えた貫禄のある圧巻の演奏でした。

かっこよくてしびれました。









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by scale-158 | 2013-03-04 15:08 | pasta | Comments(0)
『NAGI』52号に掲載されました
三重のローカル誌[NAGI](凪)の52号(2013年 春号)が発売されています。

今号の[NAGI]の特集は『外宮さんの町』。
とても面白い特集です。

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さて、この[NAGI]52号に、私の雑貨屋さんが掲載されています。
写真入りでとても恥ずかしいのですが、私も載っております…

もしよろしかったら、書店にてお買い求めください…







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by scale-158 | 2013-03-01 16:11 | other works | Comments(0)