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開業:2002年2月 形態:カフェ 営業時間 8:00〜19:00 定休日 水・木曜日 住所 三重県尾鷲市宮の上5-11 電話 0597−22−5258 掲載写真の無断使用はお断りします。 以前の記事
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昨日は、[県立熊野古道センター]で行われた[日比野克彦]氏のトークショー(トークショー?というより講演会?)に行ってきました。
「何故尾鷲に日比野氏が?」と思われる方もいるかと思います。 実は、尾鷲産のヒノキ(通称尾鷲ヒノキ)の間伐材で作った舞台装置を、日比野氏がデザインし、この度その舞台装置が尾鷲にやって来たことを機に、こちらでワークショップとトークショーを行ってくれたのです。 (↑日比野氏デザインの尾鷲ヒノキの舞台装置。熊野古道センターの屋外にて。) 主催は[モノツクリ実行委員会]で、[モノツクリ〜]の活動は確か今年で4年目。 その[モノツクリ〜]の活動の一環でもあるのです。 [モノツクリ実行委員会]が尾鷲ヒノキの間伐材([間伐]とは、山の木と木の間に光をいれる為に、木を間引くことで、[間伐材]とは[間伐]によって切り出された細めの木のことです)を使って何かできないかと、日比野氏に持ちかけたところ、間伐材と簡単な止め具(クランプ)をつかえば構造物をつくることに着目し、この舞台装置をデザインしてくれたそうです。 この舞台装置は最初、金沢にある[金沢21世紀美術館]内に作られ、使用されていたのですが、この度、姿を変えて尾鷲に“帰って”きたわけです。 この舞台装置は、全てヒノキで作られており、そして、下手や上手の袖口から観客席までも回廊で繋がっていて、『舞台と観客席が一体になった舞台装置』です。 誰でも舞台にも上がれます。 そしてグルっとまわって観客席に回ることができます。 日比野氏はこれを『回遊型』とおっしゃっていました。 数分前、舞台にいたであろう自分を今度は客として見る。 もし舞台の上に観賞物があったとしたら、その観賞物を鑑賞している人を観賞する…という仕組みになっています。 『人と作品』も一つの作品、というわけです。 氏はお隣の[紀北町]の小学校でもワークショップを行ったそうです。 その内容は大きなダンボールを挟んで人が向かい合い、糸と針を使って一つの刺繍の絵尾を作り上げる、というものです。 それもまた『あちら側』と『こちら側』という関係性を表したものです。 (そしてうまくコミュニケーションがとれないと上手にできません) (↑小学校で行われたワークショップの様子) 私が初めて[日比野克彦]氏を知ったのはいつのことだったでしょう? 今、NHKで放送中の「トップランナー」の前身になる番組、「ソリトン」という番組の最終回のゲストが日比野氏だった事を今でも覚えています(もう10年前の番組ですが)。 長いこと、若いアーティストや新しいイベントを追いかけて紹介してきた「ソリトン」。 その「ソリトン」の最終回のゲストが日比野氏で、最後に番組を締めくくる言葉として氏は「鼻と足」と言ったことを今でも鮮明に覚えています。 「鼻と足」。 これだけでははっきり言って「?」ですよね。 氏は「これまでは「目と手」の時代だった。これからは「鼻と足」だ」と言っていました。 これでもまだ「??」ですよね。 人間は五感を持っています。 その中でも我々は、まず、「目」と「手」に頼ります。 もし自分が赤ちゃんなら次に「口」に頼るでしょう。 ある「モノ」があったとして、それを見て、手に取ったあと、赤ちゃんは必ずと言っていいほど口に入れようとしますよね。 どんな感触なのかを口で確かめたくなったり、どんな味がするのか確かめたくなるのが赤ちゃん、、、言い換えれば「原始の欲望」だと思います。 氏は「我々は次は「鼻と足」を駆使すべきだ」とおっしゃっていました。 その本当の意味を今日改めて知ったような気がします。 「足を駆使する」とは「現地に行く」、「現場の空気を感じる」ということだと思います。 「鼻を駆使する」もまた、「現場の空気を感じる」五感の一つです。 現場に行く。 自分もその参加者の一人になる。 空気を感じる。 そのことが今日のトークショーの端々に現れていたように思います。 トークショーの後、一緒に行った仲間達が日比野氏に[owasebon]を手渡したり、[大同楽座]での取り組みをアピールしたり、お話したりしていました。 最後に、(雨の降る中でしたが)舞台の上に上がりしました。 (この舞台は夏まで野外に設置されています。講演や演劇やライブや催しものなどに使ってもいいそうですよ)
by scale-158
| 2008-11-28 10:11
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