[Scale]は2002年にオープンしたカフェです。
[Scale]に隣接するスペースは当初ギャラリーとして運営していあのですが、充分な機能を果たせず、2007年に改装をして、テイクアウトの焼き菓子屋さんとして運営しはじめました。
同じ敷地内なのですが、カフェスペースを[Scale]、焼き菓子屋さんを[kadenz](カデンツ)と便宜上名付けていました。
↓テイクアウトの焼き菓子屋さん[kadenz]
だいたい、常時10種類以上の焼き菓子(主にクッキー)を販売しています。
保健衛生上、厨房も設置しなければテイクアウトの営業はできない、とのことだったので、半分以上を厨房に、残ったスペースを販売スペースにしました。
しかし、狭さを感じさせないよう、販売スペースと厨房の間には透明のアクリルで仕切り、中が見え、広さを感じさせるように工夫しました。
そして今年、2009年、焼き菓子の販売スペースの残りのスペースを使って、雑貨屋さんを始めることにしました。
前々から構想はあって、実際に動き始めたのが9月くらい。カフェやお菓子作りをこなしながらも、コツコツと準備を始めたのですが、しかし、ここ数年、尾鷲にもオシャレな雑貨屋さんがちらほら見られるようにもなり、しかも私自身、市内の雑貨屋さんと仲良くさせていただいているので、ちょっと悩みどころでもありました。
『バッティングしない雑貨屋さん』『個性の出せる内容』。
その2つを念頭に置きつつ、既存店とうまくやっていきたい。
そう思いながら、なんとかかんとか、先月にオープンすることができました。
自分でセレクトしたものはどちらかというとステーショナリー(文房具)や紙モノが中心です。
自分が好きなもの、他の店にはあんまりないもの、、、と考えた結果です。
当初、委託の販売には尻込みしていたのですが、縁があって、[大同楽座]にアトリエを構えていたガラス作家の[ゆきんこガラス]さんの商品を扱うことにしました。
ゆきんこさんのつくるガラス作品は、それこそ他店にはないものだし、うちの雰囲気にも合っているから、と思い置いてもらうことにしました。
ガラス特有のとろけるようなフォルム、かと思えば、氷を思わせるような繊細なシェイプ。
アクセサリーも、存在感があるのに主張しすぎず、さりげない感じで、大好きです。
乳白色の独特の世界観。
まさに一点モノの魅力があります。
↓これは父の作品。鉄の作品です。これぞ当店オリジナルです。
もっと『カフェと隣接している』という点においてその特製を発揮できたらいいなあ、とは思っているのですが…。
まだ紹介しきれていないもの多いので、また後日紹介させていただきます…。
駆け出しですがどうぞよろしくお願いします。