今日は全国的に寒気が覆い、ずいぶん寒くなるようです。
温暖な紀伊半島の南に位置する尾鷲でも、朝から珍しく雪がちらついています。
スケールの大きな窓からは雪が降っているのがよく見えます。
雪はふわりふわりと舞い降りてきている感じです。
雪は雨と違って、「音」が無いのが良いです。
特に尾鷲の雨はスコールのように降るのが有名で、その音たるや凄まじいものがあります。
尾鷲で雪が降るのは珍しいので、ちょっとテンションが上がります。
先日、本棚の整理をしました。
本棚は自分の部屋と、お店のと、あと、離れにもあります。
久しぶりに離れに行って過去の[広告批評](という雑誌)の自分が持っているバックナンバーを全部自分の部屋に持ってきました。
他にもデザイン系の資料や、大学の時に読んでいたテキストなんかも持って来て並べたりして、なかなか壮観で、インテリっぽい本棚になりました(笑)
おかげでもともと文庫本を置いていたスペースがそれらに占拠されてしまい、行き場を無くしてしまったったため、文庫本用の本棚を新調しようかと思っています。
「本棚は脳の分布図」のようなもので、その人の知性や個性が現れます。
(アイデンティティのようなものですよね)
誰にでも経験があるとは思いますが、例え、図書館で借りられるとしても電子図書で読めるとしても、「手元に置いておきたい本」というものがあるはずです。
何度も読み返すことができるから、という利便性とは別に、そこにはコレクター的な心理と自己満足、自己顕示欲が働くこととなります。
私もCDや本を整理する時、制作者やジャンル別に分類しますが、その度に「ああ、こういうものが今の自分を作ってきたんだな」と思うとそれらが自分の一部のように思えて、妙に愛おしくなったりするものです。
おそらく、モノ書きのみなさんも、誰かの本棚にかけがえのない1冊としてコレクトされることが、この上ない喜びだと思っているはずです。
こんな寒い日は、コーヒーでも飲みながら読書、というのもいいですね。
風邪などめされぬよう、お気をつけください。
さて、今日はクッキーを2種類紹介します。
と、言ってもいつも作っているクッキーなので、珍しくないとは思いますが。
まずは[ショートビスケット]。
マーガリン、砂糖、薄力粉とベキングパウダーだけで作るとても単純なお菓子です。
とても単純ですが、飽きがこず、ついついいくつも食べてしまいそうな軽やかなクッキーです。
次に紹介は[紅茶のクッキー]。
クッキー生地に粉にした[アールグレイ]を練り込んでいます。
[スケール]の定番クッキーの一つです。
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