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三重県の南部、尾鷲市にあるカフェ、scale-158での日常をお伝えします
by scale-158
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PROFILE
cafe Scale

開業:2002年2月
形態:カフェ

営業時間 8:00〜19:00
定休日 水・木曜日
住所 三重県尾鷲市宮の上5-11
電話  0597−22−5258

掲載写真の無断使用はお断りします。
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パティシエの力
6月の24日付けの中日新聞の『この人』というコーナーにパティシエの[辻口博啓]さんが出ていました。

なんでも、熊野三山とタイアップしたお菓子を開発したとのことで、その売り上げの4%が被災地の復興にあてられるという内容の記事でした。

全文転載します。



熊野三山と菓子を共同制作したパティシエ  辻口博啓(つじぐちひろのぶ)さん

「パティシエ(菓子職人)が社会に貢献できることを証明したかった」
日本でも最も有名で忙しいパティシエが、熊野三山詣で菓子「熊野の翼」を創作し、売り上げの一部を東日本大震災の被災地に寄付する。
今年が熊野本宮大社(和歌山県田辺市)の遷座二十周年にあたり、本来はそれを記念した菓子だった。大震災を受けて「もともと熊野は再生とよみがえりの地。日本再生の思いを込めた」と被災地支援にも。
「三山でやらなければ意味がない」と、自ら熊野速玉、熊野那智両大社に出向いて賛同を得て、初めて三山で一つの事業に取り組むことになったという。三山近辺の土産物店や一部の百貨店で売られていて、売り上げの4%が被災地支援に使われる。
黒ゴマ味の黒いラスクで、三山の象徴八咫烏(やたがらす)の羽をイメージしている。隠し味には和歌山県産ウメを使った。ラスクが入った箱の包装紙には、三山の護符に使われる「烏文字」を使った。
石川県七尾市の和菓子店に生まれ、一九九七年にパティシエのワールドカップと呼ばれる「クープ・ド・モンド」で優勝。日本スイーツ協会代表理事を努める。四十五歳。 (辻紗貴子)


との事です。


同じ、、、「同じ」と言うにはあまりレベルが違いますが、、、お菓子を作る者として、その「先に見据えるもの」の大きさに感服いたします。

確かに、辻口さんと言えば日本で一番と言っていいほどに有名で多忙なパティシエです。
しかし、その才能や名声を、自分の商売だけにとどまらせるのではなく、若い職人を育てあげ、菓子業界を牽引し、さらに復興支援や地元の活性化のために活かしているという氏の行動力を、私は大変に尊敬しています。


で、そのお菓子、[熊野の翼]なんですが、ネットで検索するとパッケージやチラシなどがあったのでそちらも転載したいと思います。


パティシエの力_c0092610_2319380.jpg

(↑タカシマヤの通販サイトから転載)


パティシエの力_c0092610_2320027.jpg


パティシエの力_c0092610_2321627.jpg

(↑紀州梅専門店五代庵のホームページより転載)



八咫烏をイメージした黒いラスク、というもの面白いし、隠し味に紀州梅というのもいいですし、なにより、パッケージデザインが良いですよね。

商品開発からコンセプト、さらにはどうやって売るか、どう見せるか、という点まで深く関わり、きめ細かく心を配っている様子がうかがえます。

こうなるともう、菓子職人の腕や知識だけではなく、デザイナーのセンス、経営者としての頭脳も持ち合わせていないといけませんね。


ところで以前、伊勢の[モナリザ]というカフェに行って、お土産に[サトナカ]というお菓子を買ってきました。
その[サトナカ]もパッケージデザインがとても素晴らしくて、つい人にあげたくなるようなデザインでした。


伊勢にある[モナリザ]の[サトナカ]↓

パティシエの力_c0092610_23353555.jpg




私も恥ずかしながらお菓子などを作って販売しておりますが、いま一つ、パッケージデザインにおいて及ばない点があることを自覚しています。

『誰かにあげたくなるようなパッケージデザイン』

ただのデザインではなく、ちゃんとお店のコンセプトやお菓子のスタンスと関連づいたパッケージデザインの開発と、それを(オリジナルのラベルや包装)ちゃんと製造してくれるラインを確保しないとなあ、と痛感しています。

知り合いが最近、デザイン会社を立ち上げたらしいので、ちょっと『商品開発』の段階から一緒に考えて、商品とデザインを同時に考えてみるのも、、、、いいかもしれません。

そろそろそういう時期にきたのかもしれないですね。


※今日は私の写真は無し。転載した画像のみで失礼します。この[熊野の翼]が売れて、被災地支援や地元活性化の一助に繋がることを切に願っています。







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