今日の尾鷲地方は雨。
先週の木曜日から土曜日までの3日間、お休みをいただいていました。
木曜から一泊二日で東京に行って来ました。
東京駅に着いて、まずは徒歩で[日本橋]の[麒麟の像]を見に行きました。
テレビ[ブラタモリ]でも紹介されていましたし、映画(原作は小説)[麒麟の翼]の舞台でもある[日本橋]の麒麟の像を見に行ってみたかったのです。
麒麟とは想像上の動物で、一番有名なのは[キリンビール]の麒麟でしょうか。
想像上の動物に正解も不正解もありませんが、本来麒麟には翼は無いらしいのですが、[日本橋]の麒麟には翼が生えていて、まるで西洋のドラゴンのような姿です。
[日本橋]は、日本の道路網の『起点』となる場所で同所に[日本道路元標]というものがあります。
麒麟の像に翼が生えているのは、『起点となるこの場所から世界に自由に羽ばたいていけるように』との願いを込めてのことだそうです。
[日本橋]は江戸時代に架けられた橋だそうですが、現在までに災害や火災で何度も消失しているそうで、現在の石造りの[日本橋]は1911年に架けられて、現在まで使用されています。
石造りの[日本橋]は関東大震災にも耐えたほどの強度を誇っているそうです。
1911年の改修が最後の改修ということは、去年の時点でちょうど100年だったそうです。
麒麟の像も1911年製だと思うので、この麒麟の像も100年以上ここに鎮座していることになります。
麒麟の像は背中合わせに2つで一対になっていて、それが橋の右と左にあります。
(ですので合計4つの麒麟の像があります)
背中合わせの像の1つは口が開いていて、猛一つは閉じています。
まるで、阿形・吽形のようでした。
像の上には首都高が走っていて、空がほとんど見えません…。
下にはもちろん川が流れていて、その川を舟で橋の下を通過する時のアングルで、橋の中央に獅子のオブジェもあるそうです。([ブラタモリ]でやってました)
映画[麒麟の翼]の中では、この麒麟の像の下で[中井貴一]さんが絶命します(笑)
最初の目的は[日本橋]にある[三井ホール]だったので、その途中にある[日本橋]に寄ってみました。映画の影響もあって、写真に収めておきたかったのです。
さて、日本橋の[三井ホール]に何の用事があったのかというと、[アートアクアリウム]という展示会を見に行きたかったのです。
[アートアクアリウム]は金魚を使ったインスタレーションのようなもので、以前は六本木ヒルズで行われていました。
ちょうど休みと予定が合ったので、どうしても見たいと思い、行ってきました。
斬新な水槽とそのディスプレイ。音楽と光の演出。プロエジェクター動画をうまく使った演出で、とても癒される空間でした。
この展示は太っ腹で、写真撮影がOKなのです。
ですので、私と同じように金魚好き、写真好きの人がいっぱいいて、金魚の優美な姿を写真に収めていました。
この展示会の後はその足で、[東京現代美術館]に行ってきました。
それはまた日記を改めます。
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