今日の尾鷲地方は晴れ。
9月に入ってから一日も欠かさずブログの更新をしていたのですが、ついに昨日、途切れてしまいました。
残念。
『更新すること』がそもそもの目的では無いので、毎日更新することに特にこだわりは無いのですが、今まで、一ヶ月間、一日も欠かさず更新した事が無いので、ちょっとトライしてみたのですが、ダメで…した。
毎日、新聞の余録欄を書くてすごいことだなあ、と思いましたよ、マジで。
今月の[ダ・ヴィンチ]は[村上春樹]さんの特集ですね。
私、[村上春樹]さんの小説も好きですが、何より今月の[ダ・ヴィンチ]は、色々な人が寄稿していて(みなさん、[村上春樹]について語っています)、その『色々な人』というのが、私の好きな人達ばかりだったので、購入に至りました。
例えば[スガシカオ]さん。
[スガシカオ]さんの詩そのものが、なんとなく[村上春樹]の文体のリズムと似ていますし、本人もファンを公言しています。
[スガシカオ]の寄稿の中で、すごく共感できる部分がありました。
それは、
『ヤクザ映画を観た後に肩で風を切って歩いちゃうみたいなことってありますけど、村上さんの小説を読んだ後にも同じようなところがあって、読んだ後、2、3日は自分の行動が村上文体になって頭の中をよぎるんですよね』
という部分。
この文章と身体のシンクロ現象、特に村上作品を読んだ後に感じる人、多いのではないかと思います。
私はそうです。
私の知人で『村上作品を読むと癒される』という人がいます。
[ダ・ヴィンチ]内でも、[岩宮恵子]氏が『今、日本人が求める「物語の治癒力」』、[西條剛央]氏が『物語の構造化と癒しの効果』というテーマで寄稿しています。
私の知人の言う通り、村上作品には癒しの効果があるのでしょうね。
私が村上作品に求めるのは、癒しの効果ではなく、[スガシカオ]さんが述べたような、文章や物語やリズムが、自分の身体に食い込んでくるような『シンクロしようとする感覚』です。
[村上春樹]の小説の主人公は大抵ストイックです。
規則正しく、折り目正しく、つつましやかです。
その勤勉な感じ、ストイックな感じが自分に影響をもたらしてくれそうな気がして、自分も頑張れそうな気がしてくるのです。
ダラダラしている自分に喝を入れてくれるようで、シャンとするのです。
あ、、、、これも一種の癒し効果なのかもしれませんね。
書いてて気付きました。
あと[内田樹]氏の寄稿。
相変わらず、『礼節と、規則正しい生活』こそが生き延びる手段であることを語っています。
今日は図書館で[小沢征爾さんと、音楽について話をする](@小沢征爾×村上春樹)を借りてきました。
300ページ以上ある本ですが、じっくり味わいたいと思います。
さて、前々から欲しい欲しいと思っていた映画[しあわせのパン]風のエプロン、できました。
映画で[大泉洋]さんが着ていた、アシンメントリーなエプロンをモチーフに作ってもらいました。(母に)
女性だったら[原田知世]さんが着ていたエプロンを作るんでしょうけどね、私、男ですし。
生地はリネンで、一応茶色と薄いグレーの生地を買ったのですが、まずとりあえず茶色の生地で作ってもらいました。
大満足です。
同じ感じで薄いグレーも作ってもらいます。
とても楽しみです。
リネンはクタクタになってもいい感じの味が出るので、これから季節も季節ですし、ガンガン着て、いっぱい仕事しようと思います。
そういうことも含めて、楽しみです。
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