今日の尾鷲地方は雨。てゆーか大雨。
『爆弾低気圧』なるものが通過しており、全国的に大荒れの天気です。
先日、尾鷲から車で2時間以上かかるとあるカフェにてランチを食べました。
メニュー表を見てみると[ニョッキ]があったので注文しました。
(私[ニョッキ]が大好きなのです)
が、味が美味しくなくてガッカリしてしまいました。
かなり期待していただけにガッカリ感が半端なかったのですが、何より残念だったのは値段設定でした。
高過ぎ。
この値段でなら、私はもっと上等の[ニョッキ]を提供することが出来る!
と、妙にムキになってしまい、尾鷲に帰ってきてからは、美味しい[ニョッキ]のことばかり考えていました。
それから数日経ち、少しは冷静になって、ちょっと考えを改めて『調理実習で[ニョッキ]を作れないだろうか』と考えました。
[ニョッキ]は通常茹でたジャガイモと小麦粉で作るのですが、以前、とあるレシピで[リコッタチーズ]を使った[ニョッキ]の作り方が載っていて、それで作った[ニョッキ]がとても上手くいったので、[リコッタチーズ]を使った[ニョッキ]を作ることにしました。
で、市内のスーパーを全部回ってみたのですが、[リコッタチーズ]なんてものは尾鷲に売ってないことが判明。
私自身は製菓材料の業者に頼めば注文出来るのですが、私の調理実習のモットーは『スーパーで手に入る素材で作れるもの』『専門的過ぎず、家庭でも楽しく作れるもの』ですので、[リコッタチーズ]の代用品になるものはないかと思って[落合務]シェフの本を読んでいると、何とそこに[リコッタチーズ]の作り方が載っているではないか!
しかも『超』が付くほど簡単!
材料は牛乳と塩をレモンだけ。
牛乳と塩をレモンを手鍋に入れて、弱火にかければ、レモンが牛乳の脂肪分を凝固させ(つまり牛乳の水分と脂肪分を分離してくれるのです)、その凝固した脂肪分だけをすくって水を切れば出来るというごく簡単なものでした。
『リコッタチーズで作るニョッキ』の、[リコッタチーズ]そのものも手作りで作ってみる。
そんな調理実習があったら楽しいと思いませんか?
私は思います!
今度(いつになるかわかりませんが)、[リコッタチーズ]を手作りで!そしてその[リコッタチーズ]を使って[ニョッキ]を作る!という料理教室をやってみたいと思います!
あとはソースをどうするか、ですよね。
[リコッタチーズのニョッキ、クリームソース仕立て]。バジルのスパイスを上に軽く振って。
同じく[リコッタチーズのニョッキ]。[ジェノベーセソース]に厚切りベーコンを添えて。
ベーコンはいつも使ってるものではなくて、スーパーに売ってる『高級缶詰』みたいなシリーズで厚切りのベーコンがあって、それはそのまま食べられるものですが、それをさらに焼いて添えてみました。
休みの日にビールと一緒に食しました(しかも昼間っから!)至福の時間でした。
同じく[リコッタチーズのニョッキ]。さっきのと同じく[ジェノベーゼソース]であえて、今度はいつも使ってるベーコンを薄くカリカリに焼いて、上にフレッシュのトマトを添えてみました。
濃い味に、トマトのさっぱりした味がとても良かったです。
同じく[リコッタチーズのニョッキ]。今度はトマトソースと生クリームでソースを作ってみました。
手作りの[リコッタチーズ]でも問題無く作れました!
[ニョッキ]、ツルッと、モチッとした食感でとても美味しいです。
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