今日の尾鷲地方は晴れ。
気持ちのいい天気です。
まずは写真から。
写真の料理は[マルゲリータ風ホットサンド]です。
まあこのブログにはよく登場するホットサンドですが…(^^;)
休みの日とかには、自分用に作って遅めの朝食にしたりします。
ホットサンドを乗せているカッティングボードは、先日の日記に書いた熊野の[木花堂]さんで買ったものです。
[木花堂]の帰り、初めて景勝地『盾ヶ先』に行きました。絶景でした。
写真のドングリはその道中で拾ったものです。
数日経ったのでだいぶ茶色くなってしまいましたが、拾ったときは小さいライムか、と思うくらいのグリーンでした。
さて、先日、[県立熊野古道センター]にて、紀北町在住の漫画家[元町夏央]さんと、紀北町紀伊長島の[おかずの店 ゆみ]の[武岡由希子]さんの対談式トークショーに行ってきました。
元町さんは、紀北町を舞台にした漫画[南紀の台所]を[グランドジャンププレミアム]にて連載中です。
都会から田舎へ引っ越し、その環境の変化にとまどいながらも、豊かな自然と、新鮮で豊富な食材に囲まれ、持ち前の料理の腕を活かして周囲の人と交流を深めていく物語です。
元町さんが紀北町へ引っ越した経緯は、自身のドキュメンタリー作品[東京を脱出してみたよ!]に詳しく、合わせて読むといっそう面白く感じます。
[南紀の台所]では、紀伊半島に引っ越してきた若い夫婦が主人公が、新鮮な食材を使って料理する姿が描かれていますが登場する料理は、郷土料理とはまた違った、都会からきた夫婦の若いセンスに満ちたアイデアとアレンジが見られて、料理を提供したり日々の自分たちの料理を作ってる私としても大変面白く、参考になる作品です。
トークショーでは、日々私達が当たり前に食べている食材のまさに『有り難さ』について考えさせられる、そして改めてこの地で生まれ育ったことが誇りに思える内容でした。
最近では『外から見てみないとわからない』『魅力再発見』などのコピーの雑誌や地域活性化本を見ますが、まさに『食』を題材にそういうことをお話しくださって、興味深く拝聴いたしました。
実は、元町夫妻、時々スケールに来てくださいます(^^)
その縁で個人的にも色々とお話させていただくのですが、日々地元の人と話しているのとは違い、ちょっと気持ちがリフレッシュされる気持ちがするので、お話するのがとても楽しいです。
トークショーの質疑応答の時間では、色々なリクエストも上がり、この地域での盛り上がりと期待の高さが伺えましたが、まず何より元町さん夫婦にこの地での良縁と、この地での暮らしが楽しいものであることを望むばかりです。
今日のブログのタイトルは[bonobos]の曲名から。
元町さんが来店されている時に、この曲が流れていて、「あ、懐かしい、この曲…」と言ってくださったので、今日のブログのタイトルにしました。
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