主催:CRESCENT
協力:株式会社ニコン/株式会社ニコンイメージングジャパン
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
株式会社 西本
ティーズパワー合同会社
株式会社ディーグリーン
題字:舟木秀典
主催者メッセージ
太古の昔より、日本人の根底に培われた森羅万象、八百万に神の存在を見つけ、その存在を感じる
風習は、日本人の自然に対する原始的なアミニズムの表れではないかと思う。
神という存在が人や自然に対する絶対神ではなく、畏怖すべき自然が神と一体となり、その存在を
身近に感じようとするところに「日本人らしさ」であり、アイデンティティーを感じずにはいられない。
現代人の感覚では、祭りや初詣など、移り行く四季の中で繰り返される宗教的な行事であっても、普段
そうと意識することなく、日々をすごすことが自然な感覚になっている。
しかし熊野では、生活の端々に日本人が古来からこころに持つ原始的自然信仰のようなものが、いま
だに根強く文化として残っている。
日本人の古代からのアミニズムの中心のひとつとして、太古の昔より人をひきつける熊野という土地の
もつ魅力を、東京、大阪、三重在住の三人の写真がそれぞれの視点から表現しようとする熊野をテーマに
した写真展。熊野で生まれ育った写真家とそれ以外の二人の写真家が、熊野をどう見てるのか地元の人に
も見てほしい。
そして、熊野に来たことがないような人にも見てほしい。
作家紹介
菱田諭士(ひしださとし)
1979年 大阪生まれ、東京在住
2002年10月 二科展入賞
2009年 製作会社勤務を経て独立
現在フリーランスとして活動 CRESCENT 主催
APA公益社団法人日本広告写真家協会 正会員
みやちとーる
1975年 三重県紀伊長島町(現紀北町)生まれ
1998年 大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業
2004年 ステキ工房 設立
三重県のHP 三重の文化人での紹介
http://sutekifactory.com/
内間悠太(うちまゆうた)
1978年 大阪生まれ
2004年よりフリーランスのカメラマンとして活動を始める
現在は、カメラメーカーの講師として活動しながらデジタル暗室を中心に作品を制作
2010年 Mio写真推奨賞審査員特別賞受賞
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