今日の尾鷲地方は雨模様。
平日の雨の日のカフェともなると、なんとものんびりした営業となります。
つまり、なかなかお客さんの足は伸びないものの、一度カフェに入ってくれると、本を読んだり、窓越しに空の様子をうかがったり、コーヒーをおかわりしてくれたりとゆっくりとくつろがれていく方が多いです。
こちらもあまり気を使いすぎず、一緒に談笑したり、コーヒーを飲んだり次の日の仕込みをしたりと、のんびりとしています。
こんな日ばかりでも困るのですが、こんな日もないとなかなかゆっくりできないのがカフェのスタッフ。
雨もたまにはよいものです。
さて、今日はパスタのご紹介。
パスタの料理本を買うと、パスタがいくつかのカテゴリーに分かれて紹介されています。
“オイル系”、“トマトソース系”、“クリーム系”、“和風”、“手打ち”などなど。
今日ご紹介は“オイル系”の代表格、[ボンゴレ・ビアンコ]です。
“ボンゴレ”とは“アサリ”のことで、“ビアンコ”とは“白”、という意味です。
フライパンにオリーブオイルをひいてニンニクを炒め唐辛子を入れたものにパスタをからませると[アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ]の出来上がりです。
簡単に説明するとこのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノに白ワインで蒸し焼きにしたアサリを加えるとボンゴレ・ビアンコになります。
これにトマトソースが加わったものが[ボンゴレ・ロッソ]になります(“ロッソ”とは“赤”を意味します)。
ちなみにアーリオとは“にんにく”(aglio)、オーリオとは“オリーブオイル”(olio)、ペペロンチーノとは“唐辛子”(peperoncino)のことです。
材料がそのまま名前になっているので、名前を見るだけで材料や作り方が想像できるところがイタリアンのよいところです。